2011年12月16日金曜日

アレクサンダーで歩き方が変わったら膝が楽に

ケンサンダー(安納ケン先生によるアレクサンダー・テクニーク講座をこう呼んでいる)で先日、歩き方について教わりました。
 O脚を気にしている人がいて、それを改善するための解説だったんですが、大腿骨の上部は骨盤の外側のほうに接続していて、それが斜めにひねりながら膝のところまで中にはいって降りてくる、という仕組みです。なので、脚を「まっすぐ前に」出そうとすると、どうしても股関節から外側に開いていってしまいます。大腿骨が内側にひねりこんでいる意識を持つと、脚が外側に開かずにすみます。
 というようなことを、今日意識しながら、長い距離を歩いてみました。

 私は十数年前に膝蓋骨を複雑骨折していて、その後のリハビリにも失敗して、長距離の歩行や畳での正座、あぐらができません。もちろん走ることもできません。
 今日は大腿骨の仕組みを意識して歩いてみました。すると、かなり楽なのです。
 まず、歩き方がかなり変わりました。まっすぐスッスッと脚が前に出る感じで、膝への負担もかなり減っています。これならけっこう長距離を歩いても平気そうです。
 今日は外苑前まで髪を切りに行ったんですが、帰りは渋谷まで歩いてみました。膝が楽で、散歩が楽しくなりました。天気もよかったですしね。
 毎日つとめて歩くようにしていますが、これからはより楽しく散歩を楽しめそうです。
 ケンちゃん、ありがとう。