2017年10月19日木曜日

福井県立病院ボランティアコンサート5周年

ほぼ3か月おきのペースでおこなっている福井県立病院エントランスホールでのソロピアノ演奏によるボランティアコンサートが、先日10月17日の回でちょうど5周年だったことがわかった。
コンサートを終えて家に帰ってきてから、そろそろ5年くらい経つんじゃないかな、いつから始めたんだっけ、と記録を調べてみたら、2012年10月が初回だったのだ。
数えたら、10月17日で21回めだった。

毎回、午後1時半から約60分、ソロピアノ演奏をやっていて、曲目は日本の童謡や唱歌、スタンダードナンバー、よく知られたメロディなど、季節の曲が多い。
自分のオリジナル曲も演奏することもある。

もともとは自分の母が肺がんで手術・入院していた病院で、そのとき、私の高校の同級生が医師として勤務していることを知り、彼とちょっとお茶でも、というのがはじまりだった。
カフェで雑談しながら、エントランスロビーを見下ろし、
「あそこにグランドピアノがあるよね。あれって時々は使われるの?」
と訊いてみた。
すると、そこでは時々、ボランティアコンサートが開かれ、歌や器楽演奏などがおこなわれるということだった。
母がお世話になっていることもあって、私も演奏したい、というのが最初だった。

かなり大きな病院で、病床数は1,000床近くと聞いたことがある。
エントランスホールも広く、吹き抜けになっていて、かなり大きな空間だ。
そこにグランドピアノが置いてあり、椅子を数十個ならべてコンサートをやるようになっている。
病院の受付がある場所なので、オーディエンスは診察に来た人、入院患者、その付き添い、見舞いに来た人、通りがかりの人、そして受付業務をしている事務の方々。
毎回、どんな人が聴いてくれるかわからないし、そのつど顔ぶれも違えば、人数もちがう。

たまに地元のメディアが事前に情報を流してくれることもあって、そういうときはわざわざ聴きに来てくれる人もいるが、たいていは演奏前後に取材され、事後に記事が出ることが多い。

うれしいことに、ここ一、二年、かならず聴きに来てくれる方が何人か出てきた。
わざわざ病院に私のコンサートの日程を問い合わせて来てくれるのだ。
本当にありがたく、うれしいことだ。

そして、通りすがりに聴いてくれた人とも、終わってからことばを交わすことがあって、それも楽しい。
先日は終わってから、5、6歳くらいの女の子がやってきて、
「ピアノ弾いてくれてありがとう」
とおじぎをしてくれた。
これはうれしかったな。
ピアノは習っていないけれど、自分で弾いて練習していて、好きなのだという。

このコンサートがあるおかげで、私のピアノ演奏も変化しているように思う。
私は即興ピアノが専門なのだが、ただ好きなように自由に弾くだけではなく、聴いてくれる人といっしょの風景のなかを散歩するような、ある種のつながりを感じながら演奏するのにも楽しみを感じるようになってきている。

この日のセットリストはつぎのとおり。

 赤とんぼ
 旅愁
 故郷の空
 紅葉
 いつも何度でも
 もののけ姫
 フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
 ムーン・リバー
 蛍の光
 ふるさと

この記録映像のうち、何曲かをYouTubeにupしてあります。

 蛍の光
 赤とんぼ

明日・10月20日(金)夜には、国立〈さくらホール〉で、ダンスの矢澤実穂、朗読の野々宮卯妙と共演することになっている。
自分のピアノがどのように変化しているのか、明日はどのような音が出てくるのか、楽しみでわくわくしてしかたがない。

ダンスと朗読と音楽の公演「FLARE m3」@国立さくらホール(10.20)
「踊るように読み、語るように弾き、奏でるように舞う」

YouTube:ピアノ演奏「赤とんぼ」@福井県立病院

2017年10月17日。
数か月おきにおこなっている福井県立病院のエントランスホールでの「秋のコンサート」の模様から、iPhoneで撮影した記録映像ですが、抜粋してお送りします。
冒頭で演奏した「赤とんぼ」です。
作詞は三木露風、作曲は山田耕筰です。

映像はこちら

2017年10月18日水曜日

YouTube:ピアノ演奏「蛍の光」@福井県立病院

2017年10月17日。
数か月おきにおこなっている福井県立病院のエントランスホールでの、水城ゆうのピアノ演奏によるボランティアコンサーを初めておこなったのは、2012年10月でした。
ちょうど5年めを迎えたことになります。

今回の「秋のコンサート」の模様から、iPhoneで撮影した記録映像ですが、抜粋してお送りします。
最後から2曲前に演奏した「蛍の光」です。
原曲はスコットランド民謡で、作詞は稲垣千頴です。

映像はこちら

2017年10月15日日曜日

私は忙しいのか?

このところ、会う人、会う人ごとに、
「水城さん、最近、忙しいですね」
といわれる。
ご心配ありがたいが、私自身はそれほど忙しいという感じはない。
たしかにイベントがつづいていて、なにもないのんびりすごせる日はほとんどないが、気ぜわしい感じはしていない。

イベントについて知ってもらったり、できれば参加してもらいたいので、告知はせっせとするし、また気づいたことがあればメルマガやブログの記事として書きのこしたりしている。
その作業はだいたい午前中に集中しておこなっている。

午前中にイベントがあることもあるが、だいたいは午後か夜だ。
オンラインのイベントもあるが、これは自宅にいながらにしておこなえる。

午後から夜にかけては、イベントがなければ仕事をするかといえば、ほとんどしない。
午後は頭の働きがにぶってくるので、映画を鑑賞したり、絵を描いたり、編み物をしたり、酒を飲んでのんびりすごす。
そしてなるべく早めに寝てしまう。

睡眠は十分に取る。
朝は早いが、夜も早いので、睡眠が足りないということはまずない。
昼間に少しでもねむけを感じたときは、さっと5分か10分のみじかい昼寝をする。
これは非常に効果的で、10分の昼寝は1時間の夜寝に匹敵するくらいの(自社比)効果を感じる。
車の運転をすることが多いが、ちょっとでも眠くなったらすぐにパーキングに入れて、ショートナップを取る。

そしてもうひとつ、重要なことがある。
私がおこなっているイベントはどれもすべて、自分自身のなんらかのニーズにつながっているもので、おこなっている最中も自分のニーズにつながりつづけている。
参加してくれる人にも、学びやつながりを大切にしている人たちという信頼があるので、私も安心して、そして集中してものごとを進めていくことができる。
そのためにも、イベントは定員を少人数に設定してあることが多く、また実際にたくさんの人が押しかけるようなことはない。
お互いの顔が十分に見える距離や人数で、いまこの瞬間のいきいきさを大切にしながら進めていくことを心がけていく。
だから、あまり疲れないし、毎日「忙しい」と感じることもない。

こういったことに役に立っているのは、私の場合、共感的コミュニケーション(NVC)による自己共感、韓氏意拳や瞑想による質の高いマインドフルネス、身の回りの雑事をすっきりさせる「マインドフル手帳術」、心身の健康調整に効果的な音読療法、といったことだ。
これらをみなさんにも分かち合いたいと思っている。

2017年10月14日土曜日

イベントいろいろつづく週間みなさん来てね

ありがたいことに、名古屋天白の〈アロマファン〉で初開催する共感カフェが、定員に達して、いったん受け付けをストップさせていただいた。
明日の朝、車で国立を出て名古屋に向かい、午後に共感カフェを行なう。
夜に北陸の実家に戻る。

月曜は実家で音読カフェ、火曜日は福井県立病院でピアノコンサート。
木曜日の午後に実家を出て、これも初開催となる岐阜の各務原での共感カフェを行なってから、深夜に東京国立に戻ってくる、というツアー。

今日14日(土)は一日、「IITをぶっとばせ!」の追加イベントを国立春野亭でおこなう。
共感的コミュニケーションやマインドフルネス、表現や自己共感について知りたい人、練習したい人は、午前9時から午後9時までのあいだならどの時間でも自由においでいただきい。
参加費はドネーション(寄付)制となっている。

このフリーデーのなかに決まっている枠がふたつあって、それはつぎのとおり。

 水城(表現/朗読)ゼミ 10:30~12:30
 共感サロン 14:00~17:00

こちらにも自由に出てもらってかまわない。

来週木曜日に国立にもどってきた翌日、20日(金)は、夜に国立〈さくらホール〉にて公演「FLARE m3」をおこなう。
駅から徒歩1分という大変気楽な場所でやるので、ご都合つく方はおいでいただきたい。
ダンスと朗読とピアノの即興演奏による、共感的表現のコンサートだ。
お席に余裕はたっぷりあるので、どんどんいらしていただきたい。

22日(日)は草時間のかわしまよう子さんが主催する「THE草料理合宿@茅ヶ崎リベンデル」というイベントに、共感的コミュニケーションのゲスト 講師として招かれていて、これも楽しみなのだ。

2017年10月11日水曜日

毎週土曜朝にオンラインで開催します、マインドフル共感練習会

私・水城の著書(Kindle)で『マインドフル練習帳』というものがあります。
それぞれ1月から3月、4月から6月、7月から9月、10月から12月と、毎日の練習問題とちょっとした気づきのエッセイが全4巻にまとめられています。
これはブログで毎日、1年間欠かさず連載したものを、編集してまとめたものです。
読んでいただけている方には好評なのです。

(それにしても、毎日よくこんなにいろいろな練習問題を思いついて書きのこしたもんだな、と自分でも感心しています)

この『練習帳』を使って、毎週1回、ごくみじかい時間・30分限定でマインドフル共感練習会をやってみることにしました。
毎週土曜日の早朝・7時半から30分間限定、オンラインでおこないます。

ところで、土曜といえばだれもがのんびりと寝ていたいものですね。
しかし、うっかり寝すぎて、起きたらもう夕方、せっかくの休みに有効に時間を使えなかった、ガビーン! というような経験はありませんか。
それならいっそのこと、土曜日もそこそこの時間にがんばって起きて、マインドフルに一日をすごす、そのきっかけとしてこの練習会に参加してみる、というのはいかがでしょう?
(もし眠くなったら、あとでちょっとだけ昼寝すればいいですよね。私はいつもそうしています)

練習会は共感的コミュニケーションをベースに開きます。
「こうしなければならない/こうすべきだ」「こうしてはならない」といったことは一切ありません。
自分のニーズにしたがって、自発的に楽しみながら参加してください。
必要なら水城が参加の皆さんに共感しながら進行します。

◎日時 2017年10月14(土)/21(土)
    いずれも午前7時半から30分

◎参加方法 オンライン(zoomというシステムを使います)
    参加申し込みをされた方に詳細をお知らせします。

◎参加費 1回1,000円

※参加申し込みはこちら
※Kindle本『マインドフル練習帳』はこちら

2017年10月9日月曜日

国立フリー合宿「IITをぶっとばせ!」明日は最終日

10月7日(土)から国立春野亭でフリー合宿をおこなっている。
水城(表現/朗読)ゼミ、共感サロン、マインドフル練習会、テキストライティングWSなど、いくつかの勉強会を連続しておこなった。
詳しくは書けないけれど、予想外で劇的な展開があって、大きな学びと気づきの時間がつづいた。
スリリングな場をホールドできたことに、個人的にはお祝い。

逆に、予想外のことが起こって、場をホールドできなかったことに残念さを感じる時間もあった。
せっかく遠方から楽しみに参加してくれた方に対し、未熟さゆえに場をホールドできなかったことを心から申し訳なく思う。

その方からは、あとで、帰宅報告とおわびのメールが届き、ちょっとほっとしたけれど、なにかケアしたい気持ちが依然として強くある。

さまざまなことがつぎつぎと起こったり、起こらなかったりした、しかしいまここの自分自身にずっとつながることを意識できていた数日だったように感じる。
そして明日はその最終日。

明日は平日だが、都合のつく方は国立春野亭までぶらりとお越しいただくもよし、オンラインで好きな時間に参加されるもよし、また夜は仕事帰りに立ち寄るもよし、いずれも気軽にご参加いただきたい。

最終日・10日のイベント予定はつぎのとおり。

 午前 水城(表現/朗読)ゼミ
 午後 水城共感サロン
 夜 音楽瞑想とマインドフル練習会

詳細と参加申し込みはこちらをご覧ください。

2017年10月7日土曜日

国立春野亭フリー合宿4日間その初日

今日から国立春野亭でフリー合宿をおこなう。
「フリー合宿」とは私の造語だが、意味するところは、いつ来て、いつ帰ってもよし、ずっといてもよし、泊まるもよし、ということだ。
イベントを何枠か、いちおう予定していて、それに参加するもよし、ながめているもよし、参加せずに横で寝ていてもよし、という意味のフリー。
参加費もドネーション(寄付)制のフリー。

今日・10月7日(土)はその初日だが、午前9時くらいからいつでもおいでいただいてかまわない。
遠方の方のために、オンラインのミーティングルームを用意して、9時から開いておく予定。

今日・7日のイベント予定はつぎのとおり。

 午前 水城(表現/朗読)ゼミ(10:30~12:30)
 午後 親密な関係の共感勉強会(14:00~17:00)
 夜 水城共感サロン(19:00~21:00)
 その後、フリータイム(共感飲み会?)

いちおう枠と時間は決めてあるが、あくまでゆるい枠で、枠を超えて、あるいは枠の合間になにかやるかもしれないし、やらないかもしれない。

明日・8日は小袖講師でNVCの仲間であり、マインドフルネスの実践者である吉房泰子さんが、助っ人ファシリテーターに来てくれることになっている。
8日以降の予定など詳細については、こちらをご覧ください(参加申し込みも)。

2017年10月5日木曜日

IITをぶっとばせ!(←冗談ですよ)

いよいよ明日・10月6日から熱海でNVCの国際集中トレーニング合宿「IIT」がスタートする。
9泊10日というボリュームの合宿で、私は清里でおこなわれた2013年のIITに参加したが、今回の熱海には参加しない。
とはいえ、私の居所である国立春野亭は事務局機能が集中していて、数日前からオーガナイザーチームや海外からのトレーナーが出入りしたり、宿泊していて、かなりあわただしくなっている。

私は参加しないが、人や荷物の移動、事前の宿泊サポートなどをおこなっていて、それなりに貢献している。

そんななか、これからはじまるという熱量と期待のなかにいるスタッフや参加者には聞こえにくいかもしれない声が、私のところには聞こえてくる。
それはやはり、
「参加したいのにできない」
という人たちの声だ。
経済的、距離的、時間的、その他物理的・心理的障壁のせいで参加したいのにできない、という人がたくさんいる。
実際に参加できるのは100人くらいだが、参加したいのにできない人はたぶん1,000人以上いる。
いや、実数はわからないが、参加できる人よりできない人のほうが多いことはまちがいない。
そんな人たちの声を、私は聞きたいと思いはじめている。

(そして参加できない人こそNVCを必要としている人たちなのではないか、という個人的な思いもある)

そこで、IITとはべつに、なにか私にできることをやってみようと計画している。
10月7日(土)、8日(日)、9日(月/体育の日)の3日間の連休に10日(火)の平日も加えて、国立の春野亭でいつでもどこからでも、あるいはオンラインでも参加できる、ゆるい共感合宿を開催しようか、というものだ。

・参加者は全日程に参加する必要はない。都合のいい日、時間のみ参加してよい。宿泊するも自由、しないも自由。
・参加費はドネーション(寄付制)。宿泊費も基準額はあるが基本的に寄付制。
・全日程のうち、いくつか時間を区切って、私が提供できるワーク、勉強会、あるいはだれかが提供したいプログラムを、あらかじめ組んでおく。参加者は興味のおもむくまま、好きなプログラムに参加するもよし、参加しないもよし。
・遠隔地からもオンラインで参加できる。

ざっくりこんな感じ。
私が提供できるのは、共感的コミュニケーションの勉強会、朗読やテキストライティング、即興演奏など、表現のワーク、マインドフルネスや瞑想の練習会(音楽瞑想を含む)、といったところだろうか。

興味がある方はこちらをご覧ください。
参加申し込みやお問い合わせもこちらから。

映画:超高速!参勤交代

ほとんど日本映画を観ない。
理由はたぶんいくつかあって、それらが複雑にからまって潜在意識のなかで暗い翳を作っているんだけど、まだ言語化できない。
映像そのものも、日本映画特有のぼんやりした暗さのようなものがあって、それは私の潜在意識の翳がなせるわざかもしれないが、なんとなく避けて通るような気分がいまでもある。
実際、とても評判がいいのでがんばって観てみたけれど、結局がっかりしたという経験があって、それも私のなかで暗さを作っている。

この「超高速!参勤交代」も、だれかが「すっげーおもしろかった」といっていて、気になっていたけれど、なんとなく片目でにらみながら避けていた。
また「シン・ゴジラ」みたいなことにならなければいいなと思いながら。

ひょんなことで観はじめたんだけど、出だしでもうちょっといやになった。
画面が暗い。
すかっと抜けていない。
日本の田舎の風景って、もっとくっきりと「抜けた」感じがあるでしょう、それがなんで画面に反映されていないんだろう。
まさかフィルムじゃないんだから、いくらでもカラー調整はできるはずなのに。

田舎侍が集団でぶらぶら歩いていく光景が、冒頭のほうに出てくる。
それを見てまたいやになった。
江戸時代の侍がこんな歩き方をしていたはずがない。
こんなふうに手足がぶらぶらと胴体から離れていたら、重い腰のものを運んで歩けやしない。

いくらでもケチをつけたくなるのをがまんして、しばらく観ていると、慣れたのか、あるいは演出が変わったのか、だんだん違和感がなくなってきた。
百姓ら庶民の立ち居振る舞いは、昔の日本人らしくて、私が子どものころに見なれていた年寄りや大人の歩き方、身ごなし、仕事ぶりらしく見える。
とくに身分の高い者にへりくだった態度で接する姿は、現代人の身ごなしとはかけ離れている。

こんなことが気になるのは、私が武術をやっていて、いつも「せめて100年前の身体が見えるように稽古する」ことを心がけているからだろう。
つまり、現代人の身がばらばらで足元が見えていない身体観では、実際に「使えない」からだ。

結局のところ、そういう観察をしながらの映画鑑賞も、楽しくないわけではなかった。
ストーリーは奇抜で無理なところも多いが、自分たちの信念のために必死にがんばっている男どもの話は悪くなかったし、飯盛女役の深田恭子も美しかったし。

映画の最後に、いわきのみんなが愛し、献上するたくあん大根の味について、「土を守り、土をはぐくんできた」その結果なんだというせりふがあるけれど、そこはインパクトがあった。
いま放射能で汚染されて帰還が許されていない、本来豊穣であったはずの大地のことを見据えたオマージュであることは、まちがいない。
ただ一点、そのメッセージを伝えるためだけに作った映画なのではないか、と思えたほどだった。

2017年10月3日火曜日

iPadの液晶保護フィルムなるものを使ってみた

私のiPadは現在、Pro10.5インチというタイプのものを使っている。
iPadは初代からはじまって、mini、そしてPro13インチというデカパッドも使ってみたが、いまはこれに落ちついている。
メインマシンは MacBook Pro 15インチで、なにをするにもそっちを使っているが、iPadも重宝している。
なにしろヘビーユーザーだ。

iPadはネットや電子書籍、とくに固定レイアウトの雑誌などを読むのにちょうどいい。
あと、音楽アプリもインストールしていて、作曲や演奏、楽譜表示などにも使う。
料理のときにクックパッドを開いて、目の前のカウンターに置いておくのも便利だ。
動画再生もちょうどいいサイズで、MacBookでなにか作業しながら動画を流しておく、なんてこともよくやる。

もうひとつ、私の趣味である「お絵かき」にちょうどいい。
お絵かきについてはあらためて詳しく書いてみたいが、今日はお絵かきが劇的に快適になった品物を紹介したい。

私はタブレットにしろスマホにしろ、ケースに入れたり、なにかカバーをつけたりするのが嫌いで、これまでほとんど「ナマ」で使ってきたのだが、だれかがブログで書いているのを読んでちょっと使ってみる気になった。
貼るとペンでの書き心地が、まるで紙に書いているのとそっくりな感触になる保護シールがある、というのだ。

ClearView(クリアビュー)というブランドから出ている「液晶保護フィルム ペーパーライクなペン滑り!」というものだ。

さっそく取り寄せて、貼ってみた。
なるほど、ちょっとザラっとした手触りで、表面が紙っぽくなる。
しかし、反応が遅くなるとかそういう感じはまったくない。
手触りは変わるけれど、指でなぞる分にはこれまでと変わりなく使える。

アップルペンシルでお絵かきしてみた。
ほんとだ、まるで紙に書いているような感触だ。
ざらつきがもたらす抵抗感が、リアルに紙にペンで書いているような錯覚をもたらす。
スケッチブックほど荒い感じはなく、コピー用紙ほどつるっとした感じでもない。
大学ノートくらいに書いている感じだろうか。

なにも貼っていなかったときには、ペン先と液晶面があたる感触がつるつるとしていたり、かちかちと硬くあたって不快なときがあったのだが、これなら快適だ。
それに、液晶面を保護するのにも役立つだろうし。

ペンを使ってiPadなどタブレットでノートをとったり、お絵かきする人には、おすすめのアイテムだ。

2017年10月2日月曜日

長編小説『大きな川と雪のものがたり』連載再開しました

長らく連載執筆を中断していた水城ゆうの長編小説『大きな川と雪のものがたり』ですが、連載を再開したいと思います。
「どんな話だったかもう覚えてないよ」
「初めて読むので途中からだとついてけない」
という方のために、どなたも自由に「これまでのお話」を読めるように、連載再開前の全話収録したものを電子書籍としてダウンロードできるようにしました。

データ形式はePubです。
ダウンロード後はePubが読めるアプリを使ってください。
代表的なアプリでは「iBooks」「Kindle」「楽天kobo」「Google Play Books」「Kinoppy」「honto」などがあります。

『大きな川と雪のものがたり(前)』のダウンロードはこちらから。

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  大きな川と雪のものがたり 第42回

 ぼくが大人になってから船の操縦免許を取ったのは、その体験があったからかもしれない。
「その体験」というのは、小学三年のときにカミくんの船にとうとう乗せてもらったことだ。船というより、家といったほうがいいかもしれないけれど、それはたしかに川に浮かんでいて、ちゃんと動きもする船だったからだ。

   *

 私が持っているのは、小型船舶の免許で、その免許のなかでは最高の一級という種類だ。それには「特殊」という免許資格区分もふくまれている。そして「特定」という資格も付与されている。
 特定というのは、自動車免許でいえば「二種」にあたるもので、ようするにお客さんを乗せられる、というものだ。
 この免許を持っているのは、私にはちょっとした自慢だ。もっとも、これを使う機会はめったにないけれど。

   *

 自動車免許はそれより早く、学生になってすぐに取った。夏休みを利用して、故郷《くに》の街はずれにある教習所で取ったのだ。
 そうそう、教習所は、ぼくらが豚小屋をこえてトンネルのほうまで探検した、ツネちゃんが怪我をしたあたりのちょうど川の反対側の、大きな車道《くるまみち》の脇にあった。

   *

 それは三年の夏休みのことだった。
 夏休みは終わりかけていて、ぼくはまだ残っている宿題と、まだ遊びたりない気分で、ちょっとせかされるように毎日を送っていた。もちろん宿題より遊びのほうが優先で、宿題はたくさん残っていたけれど、遊ぶことがたくさんあって、宿題なんかやってられないという感じだった。
 本もたくさん読みたかったし、虫をつかまえに行きたかったし、水槽や虫かごの観察はいそがしかったし、みんなと鬼ごっこやかくれんぼや山遊びをしたかったし、そうそう、最高に楽しかったのは川遊びだった。

   *

 学校にプールが作られるという計画があって、子どもが川で泳ぐのは基本的に禁止されていた。でも、学校のプールはまだ完成していなかったし、川で泳ぐ子はほかにもたくさんいたので、大人たちも黙認していたのだ。というより、子どもが遊んでも危なくないように、川の浅瀬に石をならべ、安全に泳いだりめだかをつかまえたり遊べるようにしてくれていた。そしてだれかがかならずそのあたりで見張っていた。
 実際、そのころは、川や用水路に流されて溺れる子どもがいて、何年かに一度はどこかの子どもが亡くなったりした。大人たちが長い竹竿を持ってため池をさらっている姿が、古い記憶の底のほうにぼんやりと残っている。

2017年10月1日日曜日

毎月恒例・共感ウィーク10月のお知らせ

共感的コミュニケーション(NVC)関連のイベントがつづきます。
まとめて学んだり、練習したり、あるいは触れてみることのできるチャンスがつづくので、ご都合つく方はどこかでお会いできるとうれしいです。

私のベースである国立・春野亭もしくはオンラインで開催する「共感サロン」を、10月は3回開催します。
共感的コミュニケーション(NVC)を体系的に学ぶ、というよりは、みなさんの生活や仕事のなかで起こる実際的な対立や気がかりについて具体的に取りあげ、共感的に聴くことで、実践的に身につけてもらおうという場です。
ただ共感的に聴いてもらいたいことがある方にもおすすめです。
実際に「共感される」という体験をたくさんすることが、自分でも共感できるようになるポイントになります。
10月は2(月)11時/6(金)19時半/27(金)19時半、いずれも約2時間です。

10月3日(火)夜は、川崎市・武蔵小杉在住の高橋喜宣さんが自宅で主催してくれている共感的コミュニケーションの勉強会「こすぎの大学共感サロン」です。
個人宅での開催ですが、どなたも参加歓迎です。

10月4日(水)夜は、三軒茶屋の〈カフェ・オハナ〉で共感的コミュニケーションの勉強会をおこないます。
朗読と音楽のミニライブ付きです。

10月12日(木)の午後は、東松原在住で自宅をイベントに開いている星寿美さん宅での共感カフェです。
個人宅での開催ですが、どなたも参加歓迎です。

10月13日(金)の昼は、毎月恒例の国立古本カフェ〈門〉でのもけごはん付き共感カフェです。
おいしいお昼ごはんと〈門〉のご主人・和田さんによる絶品のお茶をいただきながら、共感的コミュニケーションについて学んだり、お互いの話を深く聴きあう練習をします。

つぎに、名古屋と岐阜での共感カフェのご案内です。
どちらも初開催となります。
まずは名古屋・天白区の古民家スペース〈アロマファン〉での共感カフェを10月15日(日)の午後に開催します。
水野生惠さんが世話人です。

つづいて10月19日(木)夜には岐阜・各務原の〈カフェ花寧香(はなねこ)〉で、猫ヘンタイ・猫好きの白狼澪さんが主催して共感カフェを開催します。
とてもかわいくて居心地のいいカフェで、オリジナルハーブティをいただきながら共感的コミュニケーション(NVC)について学びあいます。

以上、たくさん紹介しましたが、どこかでお会いできるとうれしいです。

最後に、共感の勉強会ではありませんが、共感的コミュニケーションと深いかかわりのあるイベントをイチオシさせてください。
NVCを通してつながっている私たち3人による、ダンスと朗読と音楽の公演「FLARE m3」を、10月20日(金)夜、国立のさくらホールでおこないます。
キャッチコピーが「踊るように読み、語るように弾き、奏でるように舞う」
ダンスの矢澤実穂、朗読の野々宮卯妙(mari)、ピアノの水城ゆうの3者による公演です。
ぜひともお越しください!

加速度的に成長していく表現者を見る喜び

昨日は現代朗読ゼミあらため水城(表現)ゼミだった。
参加者はひとり。
数か月前から参加してくれているゆきこさん。

ゼミでは参加者がひとりだろうが、複数だろうが、基本的におなじことをやる。
もっとも、ひとりでやれることと、複数人でやれることは、形式は違うのだが、内容はおなじだ。
いずれも、「表現するための身体」としての自分自身を観察し、なにが起こっているのか、どんなことが生まれようとしているのか、繊細に感受し、それを妨げない練習をする。

ちょっと抽象的な話だが、なにかを表現しようとする人のなかで起こっていることの話をしたい。
具体例として、ここでは「朗読」という表現行為を例にとってみる。

だれかがなにかを朗読しようとするとき、その人のなかでは、たえず、
「こう読まねばならない」
「間違えてはいけない」
「はきはきと、はっきりした声で読まねばならない」
「イントネーションを間違えないように」
「意味の区切りを明確に」
「滑舌は明瞭に」
などといった、たぶんだれかから指導されたり、みずから思いこんだり、後天的に身につけてきたなにかこれが正しいというような「外部的基準」に、自分の表現をあてはめようとしてしまう。
無意識に。

この無意識の働きから逃れることはけっこう大変なのだが、これらがその人本来ののびやかさや、絶えずいきいきと変化しつづけている生命現象をあらわし伝えることを、著しく阻害している。
この働きに気づき、それらをやめていけるかどうか、という試みにはいっていくところが、まず私がおこなっている表現の稽古のスタート地点となる。
いや、スタート地点より手前の作業かもしれない。

スタート地点というのは、それらに気づき、ある程度「外部的基準」を手放せるようになったところだろう。

外部的基準を手放すためには、別の基準を自分で見つけるのが手っ取り早い。
私が提案する「別の基準」とは、「内的基準」のことで、つまり自分自身に目を向けることだ。
実際にワークをやってみるとわかるが、自分自身はたえず変化し、動き、流れつづけている。
また内的・外的にかかわらずさまざまな刺激(情報入力)にたいして反応しようとしている。
それらに目を向け、自分が動こうとしたがっていることを妨げず、方向性を保持してあげること。

表現ゼミではそんなことを一貫してやっていて、残念ながら最初はちょっとわかりづらい。
にもかかわらず、ゼミ生たちはゆきこさんにかぎらず粘り強くついてきてくれていて、やっているうちにすこしずつ見えてくるものがあるようだ。
とはいえ、それはかすかな兆候であって、手応えのような強いものは得にくい。
むしろ、手応えを感じたときは、それは間違いである可能性が高い。
自分が自然に、のびのびと、いきいきとやれているとき、実は手応えというものはほとんどないのだ。
自然にやれていることだから。

昨日はゼミ生のゆきこさんをテスト収録してみた。
彼女はハンセン病をテーマにして中国人作家・林志明が書いた短編集『天使在人間』(訳・鄧晶音)を、いずれオーディオブックにして配信したいという目標を持っている。
人に聞いていただくだけのクオリティのものを目指しているわけだが、そのクオリティは「上手」とか「正しい」ではなく、いかに「正直にゆきこさんらしいものであるかどうか」という基準だ。

身体(生命活動)に注目すること、自分の身体が受け取っている外的刺激とその反応を拒否し邪魔しないこと、その方向性をゆきこさんはまだ頼りないながらもきちんとつかまえていて、ここ数か月のあいだにみるみる表現のクオリティとオリジナリティが進化していく姿に、私自身がびっくりしているし、昨日は本当にうれしかった。

昨日は「わずかな思いやりに、心を打たれて涙する」という短編を読み、私もピアノの即興演奏で参加してみた。
ごく短い抜粋だが、記録映像を紹介したい。
ここからどこまで「ゆきこさん自身のナマの生命活動」としての表現クオリティを高めていけるのか、これからが楽しみだ。

映像はこちら

2017年9月30日土曜日

年末までの水城の移動予定

朝晩の冷えこみが秋の深まりを感じさせる今日このごろですが、みなさんは体調など崩されてませんか?
私はいたって元気です。
元気な理由はいくつかあって、まずは毎日の音読療法、呼吸法やマインドフルネス、プチ瞑想。
そして武術(韓氏意拳)の稽古、共感的コミュニケーションによる自己共感。
こういったことの複合的な効果で、心身の健康とバランスをほどよく保っていられるような気がします。

私は今年ちょうど還暦を迎えた年齢ですが、調子よく日々をすごしていられるのも、上記のようなことを心がけているおかげだと思いますし、若い方にもとても役立つ方法がたくさんあると思っています。
そういうことをシェアしたい、知ってもらいたいと、日々活動をしているわけですが、在住の東京だけでなく、今年になって移動しながら各地でも勉強会を開催しています。

私事ですが、老齢の母が高齢者介護施設のお世話になっていて、毎月、車で東京と実家のある福井を往復しています。
400キロを超える長距離移動ですが、車の運転はまったく苦にならないのです。
アレクサンダーテクニークや韓氏意拳のおかげで、長時間の運転でもあまり疲れません。

往復の道中で立ち寄れる地域にいる方が世話人になって、音読療法や共感的コミュニケーション、朗読やテキスト表現のワークを開催させていただいてます。
興味のある方は気軽にお声をかけていただければ、具体的な相談に乗ります。

10月の帰省は、行きも帰りも、共感カフェを名古屋と岐阜でそれぞれ開催することになりました。
お近くの方はどうぞご参加ください。
11月も帰り道の23日(木)に名古屋天白の〈アロマファン〉でテキストライティングのワークショップをおこなうことが決まっています。

11月は18日に豊田産業文化センターで語り人・小林さやかの公演のサポート出演があって、前日夜に豊田入りする予定ですが、その日の日中はまだ予定をいれてません。
東京=豊田のルート間で私をつかまえてなにかやってみたい人がいらしたら、気軽にお声がけください。

また12月はまだ移動予定が決まっていませんが、おそらく10日(日)に往路、13日(水)に復路というような予定になりそうです。

こちらもどうぞ気軽にご相談ください。

2017年9月28日木曜日

身体文章塾メンバーの知念さんが沖縄からやってきた

長らくジャズトランペッターの近藤等則さんのイベントを主催したり、サポートしている、沖縄在住の作家・知念満二氏が、「富士山と愛し合う」という近藤さんのイベントに参加するために本州にやってきたついでに、国立まで足をのばして、身体文章塾にリアル参加してくれた。
知念さんが来るというので、仲間が何人か集まって、リア充の身体文章塾(笑)と宴会になった。

知念さんの作品『七十一年目の帰郷』は大変話題になっていて、Kindleでも配信されているので、こちらから読むことができる

私は他人の作品を何千、何万と読んできた、いわば読み手のプロを自認している者で、人の作品を客観的に読むことにかけてはちょっとした自身がある。
しかし、『七十一年目の帰郷』については、不覚にも涙してしまったおぼえがある。
油断していたら出会い頭にえらい作品にぶつかってしまった感じだった。
本当に油断していた。

文章表現の技術とか、描写力とか、構成とか、いわゆる小説作法でいえばけっして完璧ではない。
というよりむしろ、瑕疵は多い。
しかし、そういうものを超える魅力があって、すべてを圧倒してこちらにインパクトを与えてくる。

ちょうどいま、山田風太郎の『甲賀忍法帖』という長編小説のオーディオブックを作っていたところだったのだが、この小説もストーリーも文章も破綻だらけで、いま読み返してみるとよくこんなものが出版されたものだとあきれる部分が多々ある。
が、いまなおこれが読まれつづけているにはわけがある。
破綻や瑕疵を超えて、圧倒的に山田風太郎という人の「文体力」が光をはなっていて、読む者はぐいぐいと引きつけられるのだ。

そういったテキストの魅力はどこから来るのだろうか。
それはテキストの持つ「存在感」であり、オリジナリティであろう。
では、テキストのオリジナリティはどこから来るのか。
ごく乱暴にいえば、そのことばのつらなり、チョイス、ストーリーが、書く人の「身体」から生まれているかどうかだろうと思う。

では、どうやればテキストに自分自身の「身体」やら「存在感」やら「生命活動」を「乗せる」ことができるのだろう。

そういうことを身体文章塾では探りつづけているし、また単発イベントの「テキストライティング」ワークショップでもさまざまなエチュードを用いて試みている。
まさに「頭」にばかり注意がのぼってしまった表現活動を、もう一度身体に取りもどし、足元まで注意を降下させて全体性を回復していく作業といっていい。

こういったことに興味がある方は、定期開催の身体文章塾もしくは単発のテキストライティング・
ワークショップに、一度参加してみてほしい。

自分とつながるテキストライティングWS(9.30)
いまの時代こそ表現の根本である「ことば」が重要であり、私たちは自分自身を語ることばを獲得する必要があります。それを模索するワークショップを9月30日(土)に国立およびオンラインで6時間にわたって、じっくりとおこないます。

2017年9月24日日曜日

YouTube:共感勉強会「OFNRのプロセスの目的」

2017年9月6日。
毎月1回、下北沢のカフェ〈かまいキッチン〉で開催している共感的コミュニケーションの勉強会で話したことから、抜粋でお送りします。

NVC(=Nonviolent Communication/非暴力コミュニケーション)では「OFNR」として知られる練習のプロセスがあります。
「Observation/Feeling/Need/Request」という4つのプロセスですが、これを練習する目的について、短く話しています。

映像はこちら

2017年9月23日土曜日

YouTube:共感勉強会「だれかが「自分につながる」ことを手伝う」

2017年9月6日。
毎月1回、下北沢のカフェ〈かまいキッチン〉で開催している共感的コミュニケーションの勉強会で話したことから、抜粋でお送りします。

人の話を共感的に聞く、というのは、その相手が「自分自身につながる」ことのお手伝いをする、といっていいでしょう。
こちらが聞き、受け取り、さらに相手のニーズを問いかけていく過程で、相手は自分自身をチェックし、自分が大切にしていることに気づき、そして行動の活力が生まれる、そのお手伝いをすることが、共感するということです。

映像はこちら

2017年9月22日金曜日

名古屋と岐阜で共感カフェを初開催

ご存知のとおり、私は毎月、東京・国立と北陸の実家を定期的に車で移動しています。
その途中に立ちよって、なにかワークをと呼びかけていたんですが、名古屋・天白区で古民家スペース〈アロマファン〉を開いてさまざまなワークやご自分のセッションをおこなっている水野生惠さんが声をかけてくれて、すでにボイスセラピー講座を開催させていただきました。

そのおなじアロマファンで、今度は共感カフェをやることになりました。
10月15日(日)午後です。

また、岐阜県各務原で〈カフェ花寧香〉をひらいている猫ヘンタイ・猫好きの白狼澪さんのところでも、共感カフェを開催することになりました。
こちらは10月19日(木)夜です。
いずれも初開催となります。

それぞれのご案内はつぎのとおりです。

アロマファン共感カフェ@名古屋・天白区(10.15)
古民家スペース〈アロマファン〉をひらいている水野生惠さんが世話人で、共感的コミュニケーション(NVC)の学びと、お互いを聞きあう練習をします。

花寧香(はなねこ)共感カフェ@岐阜・各務原(10.19)
猫ヘンタイ・猫好きの白狼澪さんが開いているかわいくて居心地のいいカフェで、オリジナルハーブティをいただきながら共感的コミュニケーション(NVC)について学びあいます。午後7時から約2時間。

来週ですが、〈カフェ花寧香〉の白狼澪さんの自宅でおもしろそうなワークショップをやるそうなので、ご紹介します。

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◎澪の家リノベーション再生計画 1回目

山納銀之輔さんによる【 麻漆喰の壁塗りワークショップ 】

『昔の子ども部屋を、大人の趣味空間にチェンジする』

介護してた亡父が他界して、築40年の家を継ぎました。
ようやく、ゆったり過ごせるときを味わうこともできるようになり、愛猫たちと、私の人生を歩んでゆく再出発地点です。

家の外観は綺麗になりましたが、ボロボロの壁や天井の塗り替えに、ご自分や、ご自分のまわりの住まいの壁も、健康的に生まれ変わらせたいと思ってる皆さんの手をお貸しください。

私が子どもの頃には、この家は、近所の人たちが集まって、カラオケ宴会をしたり、畑で野菜や花の苗を育てたりする賑やかな家でした。
いろいろあって、長く時間が止まってますが、叔母のピアノがあり、1人で住むには広い家。

昔のように、人が集い、行き来する、元気な笑い声の絶えない、おうちカフェに再生する計画です。

〈 作業工程 〉
スタイロフォーム貼り+漆喰塗りワークショップ

〈 日時 〉
9月27(水)・28(木)・29(金)
10時-16時
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というわけで、詳細がフェイスブックのイベントとして出ています。
興味がある方はこちらをどうぞ。

または澪さんに直接連絡してみてください。

 メール hakuroumi@gmail.com
 FAX 058-383-5733

10月19日の共感カフェもよろしくね!

2017年9月20日水曜日

かぎ針編みでツートンの小物ポーチ

麻紐でツートンのスマホポーチと眼鏡ポーチを作って、引っ掛けていっしょにぶらさげられるようにしてみた。
それが気にいって、見るたびににまにましてしまう。

ツートンカラーは麻紐の濃い色と薄い色を組みあわせただけ。
編み方も細編みと長編みの2通りだけ。
肩紐の部分はただの鎖編み。

ついでに Zoom Q2n というおもちゃみたいなデジタルムービーの入れ物も作ってみた。
こちら、ケースもなく、むき出しでカバンに入れていたので、ちょっと心配だった。
ポーチごとカバンに入れてもいいし、肩紐付きなのでぶらさげてもよし。

全部ツートン。 

2017年9月19日火曜日

富士見台でいきいき音読ケアワーク

富士見台の高齢者介護施設まで、新人音読トレーナーのまなみさんとふたりで、音読療法の「いきいき音読ケアワーク」に行ってきました。
今日はほぼ常連さんばかりで、いつもに増してなごやかな雰囲気でいきいきとワークが進み、みなさんばかりかこちらまで軽い運動をしたあとのような、活発な身体が残りました。

来月は27日の予定です。
音読療法に興味がある方の現場見学を歓迎します。
その場合は、事前にボイスセラピー講座を受講していただくことをお願いします。

そのあたりで音読カフェも開催するかもしれません。 

韓氏意拳・野上明宏教練の中級講習会に行ってきた

今年から中級の有資格者となり、中級講習会の受講資格を得ていたのだが、なかなかタイミングが合わず、これまで参加できていなかった。

韓氏意拳は他の武道のような段や級といった小刻みな資格区分はなく、初級と中級というおおまかな区分があるだけだ。
初級から中級に進むにあたっても、厳密な試験のようなものはなく、だいたい入会から3年以上経過した会員を対象に韓氏意拳学会が資格認定をすることになっている。

講習会に参加しても、初級の者も中級の者も、あるいは体験参加の方も、やることはすべておなじで、差別されることはない。
もっとも、私の体験では、指導者は個々の内容によって微妙に要求を変えているようなところがあって、これは実に精妙な指導方法だと私は感じている。
ある程度できるようになっても、さらにその少し上を常に要求されていて、いつも深い体認を求められる。
結局自分の問題なのだが。

初級の稽古体系は非常によくできていて、これだけやっていても十分に「使える」ようになるといわれている。
そして初級だけでもきっちりと、十分に深いレベルで稽古をつづけていくのは、かなり大変だ。
とてもシンプルな体系で、自分本来の運動の可能性を深く探り、練っていくことになる。
生活のなかで染みついてしまっている習慣や、方法や、考えを手放し、本来の自然生命現象から発生する身体運動を見ていく。

中級に参加してみてわかったのは、運動がシンプルそのものから、いくつか組み合わさった複雑さを含んだものになっていて、その分、より精密な全体性への注目が必要とされる。
先日の野上先生の講習会は、台風が近づいているということもあってか、少人数での開催となり、私にとってはラッキーだった。
とても丁寧に、わかりやすく、中級体系の冒頭から指導していただいた。

中級も初級とおなじく、形体訓練があり、站椿があり、試力がある。
ただし、それぞれすこしずつ、初級より複雑な内容になっている。

複雑なものを、体認できないまま無理に形をなぞっても、なんの意味もない。
稽古にすらならない。
そういうときは、いっそ、初級にもどって体認を深めたほうがいい。
一方で、中級体系というバリエーションを自主稽古のなかに取りいれられるのは、稽古の幅が大きくなったような気がしてありがたい。

私にはまだまったく中級の稽古をきちんとできるまで至っていないので、これから機会をとらえて中級講習会にも積極的に参加したいと思っている。
とはいえ、基本は初級の稽古であり、そこからはずれることはできない。
初級ですらまだまだ至らないところが多々ありすぎる。

2017年9月18日月曜日

麻ひものスマホポーチを編む

急に涼しくなって(今日は暑かったけど)、ふたたび編物シーズンがやってきた。
まずは手慣らしに、麻紐のスマホポーチ作りから。
自分用をまず一個作って、あとはどんどん人にあげる用を作る。
ツートンにしてみた。
けっこうかわいいじゃん。

昼は簡単にキャベツとツナのスパゲティ。
そして午後は共感セッションをギフト交換で。
タイ古式マッサージをしてもらって、気持ちよか。
全身のバランスが整った感じ。
ありがたや。

あした農場の採蜜イベント

町田のあした農場まで日本みつばちの採蜜イベントに行ってきました。
あした農場の巣箱の最上段を一段、いただきました。
日本みつばちに興味を持っている方がおおぜい参加していて、にぎやかでした。
台風が通過して、晴れてよかった。

みつばち部の巣箱は、内検したらまだ一段くらい余裕があって、このまま継箱も採蜜もせずに余裕をもって冬越しさせたほうがいいかも。
ともあれ、ひっきりなしに花粉や蜜を運ぶ働き蜂が出入りしていて、とっても元気です。
虫が元気で暮らせる環境を大切にしたい。

2017年9月11日月曜日

見樹院での「平和のトーク&ピアノ、朗読、声のコラボレーション」が終了

NVCジャパン主催の国際集中トレーニング合宿「IIT Japan 2017」のサポートのために企画された表題のイベントが、無事に終了した。

IIT Japan 2017 は熱海の会場で100人以上が集まって、9泊10日というかなりまとまった期間に、かなりまとまったNVCの学びとトレーニングを受ける合宿で、費用もそれなりにかかる。
参加したいのに、経済的理由で参加できない、という人をなくすためにさまざまな仕掛けがされているのだが、「セルフファンディング」という企画もそのひとつだ。
費用が必要な人たちがあらかじめ申告して、自分たちで自分たちの参加費用をいろいろな方法で作っていこう、という計画で、もちろんそのなかには寄付を受けるということも含まれている。

今回の見樹院のイベントは、収益をそっくりそのままこのセルフファンディングのお財布に寄付することになっていて、定員を超える大勢の方に参加してもらえてありがたかった。
みなさんの参加費は、日本や日本発世界に非暴力と平和のタネをまくイベントに参加する人たちのために使われる、ということだ。

このイベントが見樹院で開催されることに決まったのには、ひとつのストーリーがある。
小石川にある浄土宗のお寺・見樹院には、私は昨年来、何度も通っていた。
というのは、滑川直子さんが主催の「ガイアシンフォニー 地球交響曲」の連続上映会がこちらで催されていて、たまたまタイミングがうまくあって、私はその第一番から第七番まで欠かすことなくずっと見樹院で観てこれていた。

さて、第八番はどうだろう、と思っていたら、たまたまIITのためのコラボ企画の日程が、ばっちり重なってしまっていることが判明した。
コラボ企画は出演者である鈴木重子、野々宮卯妙、私の三人のスケジュールの都合で、会場より先に日程だけ決まってしまっていたのだ。

それを聞いた直子さんが、
「私も行きたいのに行けない。ならいっそ、同じ日に見樹院でやってはどうか」
ということを思いついて、提案してくれたのだ。
うまい具合に、映画上映の昼の部と夜の部の間に、たっぷり4時間くらいの空き時間がある。
ここにすっぽりはめこめば、やってやれないことはない、映画と両方観てもらえる人もいるかもしれない、ということで、9月8日金曜日の午後4時半スタート、というやや中途半端な時間におこなうことが決まったのだった。

見樹院にはピアノがない。
そこで、前日にピアノやスタンド、スピーカー、ケーブル類などの機材をあらかじめ搬入することになった。
ついでに音響のテスト、段取りリハーサルなどもおこなった。

当日、私は昼の部のガイアシンフォニー第八番を観る気まんまんでいたのだが、さすがにイベントの準備があって、それは断念した。
かくして、見樹院でのガイアシンフォニー連続鑑賞が、ここで欠番となった。

午後2時にイベントをサポートしてくれるみなさんが集合。
すでに本堂では上映会がはじまっていた。

3時すぎに上映会終了。
すぐに機材を運んだり、販売物をならべたり、準備。
音響や照明の準備と確認。
そして、かるく段取りリハーサル。

4時会場、4時半スタートと、とどこおりなく進捗。
ほぼ定刻に、私はピアノにすわった。
まず、私が即興で一曲。
そのあと、重子さんと野々宮が出てきて、すこし話したあと、音楽瞑想からスタート。

内容は瞑想あり、朗読あり、身体表現あり、声あり、曲ありの、バラエティに富んだもので、とくに鈴木重子さんのファンの方にとって普段あまり接したことのない重子さんを見ることができたのではないだろうか。
私の作品も「青い空、白い雲」「たとえお前が僕の敵だとしても」「祈る人」などを取りあげてもらって、みんなでやれたのは楽しかった。
とくに最後の「祈る人」では、私はなぜか特別なフロー状態に進入していて、これまでめったに体験することのなかったような濃密な「いまここ」の集中を味わうことができた。
あまりに深い集中だったので、終わった瞬間、立ちあがること話すこともできないような感じだった。

とにかく、特別で貴重な時間をすごすことができたことを、共演者とお手伝いいただいたスタッフのみなさんと、そしてご参加いただいた皆さんに深く感謝したい。
自分がすこしでも、この世がよい方向に動くお手伝いができたかと思うと、幸福を感じる。

2017年9月10日日曜日

YouTube:共感勉強会「日常のなかでいつでも共感でつながる」

2017年9月5日。
毎月、恒例の「こすぎ大学おしゃべり部」での共感的コミュニケーションの勉強会を、部員の高橋さんの武蔵小杉の個人宅で開催しています。
部員でなくても、共感的コミュニケーションに興味がある方ならどなたも参加歓迎です。

毎回少人数で、じっくりと深い学びの場になっていますが、今回は初参加の方がいらっしゃいました。
本や基礎的なワークショップに出たことがあるということだったので、実践的に日常生活のなかで共感しあう練習ができることや、実際に共感してつながるということはどういうことなのか、という話をしました。
その部分を記録映像から抜粋してご紹介します。

映像はこちら

2017年9月9日土曜日

「水色文庫」からたくさん読まれてうれしい

なぜかわかんないけど、このところ立てつづけに、私の「水色文庫」から朗読しました、あるいは朗読したい、というお知らせが来ます。
水色文庫の作品は著作使用権を開放しているので、わざわざ知らせなくても自由に読んでいただいていいんですが(実際にそうやっている人がたくさんいるようです)、お知らせいただくのもうれしいものです。

YouTubeに映像付きで配信した、というのや、スマホのアプリで最近「RadioTalk」というものがリリースされたようなんだけど、そちらで読んでいる、というお知らせがあったりして、朗読したい人の発表の場もいろいろあるんだなあと感じるしだいです。

いずれにしても、朗読はオリジナリティですよ!
自分自身につながって、自分にしかできない表現をやってみたいという人は、一度水城ゼミに参加してみてください。

9月開催:水城ゼミ(9.21)
朗読や群読などの身体表現を用いていまこの瞬間の自分自身をのびやかに表現するための研究の場・水城ゼミ、9月の開催は21(木)/23(土)/28(木)、いずれも10時半から約2時間。

2017年9月8日金曜日

YouTube:共感勉強会「感情とニーズのリストの使い方」

2017年9月4日にNPO法人プレーパークせたがやで働くプレーワーカーや事務局、理事の方たちと、共感的コミュニケーション(NVC)の勉強会を世田谷ボランティアセンターでおこないました。

共感的コミュニケーションの勉強会でよく配布して使う「感情とニーズ」のリスト、またはカードのようなものがあります。
そこには「感情のことば」「ニーズ」の単語が書かれていますが、それをどう扱えばいいのか、どうしても「ことば」にとらわれてしまいがちな傾向をどうすればいいのか、について話している部分を、記録映像から抜粋してご紹介します。

映像はこちら

2017年9月7日木曜日

YouTube:共感勉強会「お互いのニーズがぶつかったとき」

2017年9月4日にNPO法人プレーパークせたがやで働くプレーワーカーや事務局、理事の方たちと、共感的コミュニケーション(NVC)の勉強会を世田谷ボランティアセンターでおこないました。

そのなかで話した「お互いのニーズがぶつかったときはどうするのか」について、記録映像から抜粋してご紹介します。

映像はこちら

2017年9月6日水曜日

YouTube:共感勉強会「暴力/非暴力とはどういうことか」

2017年9月4日にNPO法人プレーパークせたがやで働くプレーワーカーや事務局、理事の方たちと、共感的コミュニケーション(NVC)の勉強会を世田谷ボランティアセンターでおこないました。
若い方々が多く、とても楽しく、いきいきとやらせていただきました。
今後のみなさんの活動にすこしでもお役に立てることを願っています。

その最初のほうで話した「暴力的であることと暴力的でないことの違い、その定義」について、記録映像から抜粋してご紹介します。

映像はこちら

2017年9月5日火曜日

実家音読カフェと病院コンサート

前回の北陸実家帰省では、恒例の音読カフェと福井県立病院でのボランティアコンサートをおこなってきた。

音読カフェは昨年11月からスタートしたもので、毎回4、5人の常連さんと、たまに新規参加の方も来ていただいている。
音読療法と共感的コミュニケーションをベースにした心身の健康法と語らいの場だ。
毎回、まずお互いの近況報告をしてから、音読療法の呼吸法、発声、音読エチュードでちょっとした体操くらいの音読運動をやっている。
そう、音読というのは運動なのだ。
そして、部分ではなく、全体を意識するための運動として、とても利用価値がある。
なにより、知的好奇心も刺激されるのが、ご年配の方々にも支持されている。

今回は夏目漱石の『吾輩は猫である』の冒頭部分を音読エチュードに用いた。
普通に読む、交代で読む、ずらして読む、お経のように息継ぎやイントネーションなしにフラットに読む、動きながら読む、さまざまなエチュードが音読療法にはあるが、いずれもやればやるだけ心身への気づきが増し、どんどん「活態」になっていくという特徴がある。
音読って簡単なのにすごいんだぜー。

ひと段落ついたら、お茶とお茶菓子をいただきながら、みなさんとお話。
うれしかったこととか、気がかりなことを、お互いに共感的に話したり聞いたりする。
この時間がまたみなさん、楽しそうなんだなあ。
月に一回の楽しみのようになっているらしい。
週に一回でもいいよね、きっと。
私がいなくてもやってくれるといいんだけど。
だれか音読トレーナーがひとりいればいいのだ。

参加費はひとり千円いただいているが、それはこちらの経費・収益となる。
それでもってささやかながら継続性を確保できればいい。
音読カフェが全国に広がっていくことを、私は望んでいる。

一方、こちらは完全なボランティア活動だが、恒例となった福井県立病院でのピアノコンサートもおこなってきた。
こちらは2013年から足掛け5年の継続的イベントとなった。
季節の日本の童謡や唱歌、世界の民謡やスタンダードナンバー、そして私のオリジナルナンバーなども交え、あらかじめ準備されてはいない即興アレンジで進行するソロピアノコンサートで、演奏家である私にとっても大切な機会となっている。
数か月に一度というチャンスではあるが、振り返ってみればこのコンサートがあることがピアニストとしての私にとってはひとつのアクセントになっている。
5年前の演奏と比べると、現在の演奏はずいぶん違う感じがするだろう。

このところ、毎回かならず日程を確認してわざわざ聴きに来てくれる方が何人かいらして、今回もそのみなさんにお目にかかれてうれしかった。
毎回、お会いするたびにありがたく、終わるたびに別れがたいような名残惜しさに包まれる。

次回は病院側の都合で、3か月後ではなく、2か月後の10月におこなうことが決まった。
10月17日(火)午後1時半から、福井県立病院にて。
お近くの方はご都合つけてぜひいらしてください。

呼吸や声を使って自分自身や身近の人を癒し活力を養うボイスセラピーの概要を学び、身につけるための講座です。この講座の受講修了が音読トレーナーの資格取得講座の受講要件となります。9月16日(土)10時からJR国立駅徒歩5分の会場にて開催。

『浸透記憶』新装版、Kindleからリリース

アマゾンKindleから『浸透記憶』の新装版があらたにリリースされました。
そのための作業を、今年のはじめのほうからずっと、コツコツと、時間を見つけてはつづけてきていたんですが、さすがにもう一気にやっつけてしまおうという気分になって、一昨日丸一日かけて最終作業に集中してみました。

最終校正として、アタマからずっと読みながらちょこちょこと手直しし、そして電子ブックのデータ形式「ePubデータ」に仕上げたのです。
その作業で、非常に重苦しい気分になってしまいました。

そうです、大変重苦しい小説なのです。
サスペンスSFです。
やばいことが次から次へと起こります。
気の弱い人は読まないでください。
まじです、これは警告です。
あと、読みはじめたら止まらなくなってしまうので、読みはじめる時間帯などはご注意ください。

アマゾンKindleから配信中、新装版『浸透記憶』500円。

2017年9月4日月曜日

舞踊家・金野泰史ソロ公演〈しせい〉を観てきた

2017年9月2日、土曜日夜。
小田急線の千歳船橋〈APOCシアター〉まで金野泰史くんの舞踊公演というか、舞台、を観に行ってきた。
以下、論評ではなく、あくまで私の個人的な印象記であることを、まずおことわりしておく。

金野くんと最初に知り合ったのは、彼が私の共感的コミュニケーションの勉強会に来てくれたときだった。
2年半くらい前になるだろうか。
私がまだ世田谷の羽根木の家に住んでいたとき、そこに来てくれたのだ。

その後、何度か勉強会にも来てくれたが、私がおこなっている朗読との即興パフォーマンスにも興味を持ってくれて、去年の3月、東日本大震災からちょうど5年ということで彼が開催したイベントに、パフォーマーとして私と野々宮卯妙を呼んでもらった。
そのとき初めて、私は彼の踊りを見た。
すばらしいインパクトがあったと記憶している。
ダンサーとしての肉体造形もすばらしく、彼はおそらくそのことを意識して、生活の糧として肉体労働を選びとっている。

また彼は私が稽古に取りくんでいた韓氏意拳にも興味をしめして、講習会に体験に来たあと、すぐに入会し、いまでも韓氏意拳の稽古仲間である。

そんな関係だが、ソロ公演を観るのは今回が最初だ。
演劇公演に何度か客演として出ていて、案内ももらっていたが、タイミングが合わなかったのと、劇作のコマとしての彼に積極的に興味が持てなかったということもある。

APOCは小さなハコで、客席は満席になっていた。
客は若い女性が多く、男性もいたけれどだいたいは中年より若い層で、スタッフの上原くん他をのぞいて知り合いは見事にひとりもいなかった(と思う)。
そんなのかんけーねーとステージに注目した。

ステージは意味ありげに客席とのあいだに紗幕が吊るされ、その奥にはテレビで金野くんのこれまでの公演映像の抜粋が流されている。
開演時間になると、上原くんともうひとりの男性が紗幕の両脇に陣取り、ことさら紗幕のほうを向いて視線を固定したまますわった。

スモークがたかれる音と匂い。
それから音響が変化し、金野くんが登場。
上手のほうにかしこまって、
「本日は……」
みたいなあらたまった挨拶。
声、出すのかよ、みたいな、ちょっとおかしくなったのをこらえていると、照明と音響が変化して、踊りが始まった。

現代音楽風のドローンのような音響のなかで、金野くんが声を発する。
またもや、声、出すのかよ、と思ったけれど、あとは最後まで発声はなかった。

そこから始まった踊り。
仕込みの音響、両サイドからの照明、天井からのプロジェクター投影、紗幕、これまでの集大成といわんばかりのいくつかのタイプのダンスが音響とともに切りかわっていく構成。
そういった記号的な仕掛けのなかで、しかし、まぎれもなく金野泰史というかよわい生命存在の痛々しさが、観客に提示されていく。

見るからに筋骨隆々で、うらやましいくらいたくましく、上背も立派な金野くんという肉体存在が、自分自身の生命のあやうさと迷いを無防備にさらけだす瞬間が何度かあって、私は心を打たれた。
なぜ心を打たれたかというと、私は彼ほど立派な肉体を持ってはいないけれど、本質的には似たような繊細で、か弱く、あやうい、すぐに生きまどう生命を自分のなかに抱え、またそこからどうしても逃れられない運命を生きているからだろう。

およそ1時間の公演中、私はずっと心を動かされつづけ、目を離すことができず、まわりの若いオーディエンスたちとのギャップのことも忘れ、居心地の悪い座席に耐えて座っていた。
よいものを見せてもらった。
金野くんからの、命の贈りものとして、私は受け取った。
ありがとう、金野泰史くん。

2017年9月2日土曜日

現代朗読ゼミあらため

毎月6回くらいのペースで現代朗読ゼミを開催していますが、この名称をあらためることにしました。
名称に「朗読」とついていると、朗読教室のようなものだと思って来てしまう人がいるのです。

たしかに朗読の研究をしている場でもあるんですが、いわゆる朗読教室のようなものを期待して来てくれた方にとっては「なんじゃこりゃ〜」という内容であることは確かです。
朗読の研究ではあるんですが、より正確にいえば、朗読という表現行為を通して「自分自身を表現すること」の研究の場であるということです。

朗読を筆頭としていますが、それだけでなく音楽も、ダンスも、また文学も、ゼミでおこなっている研究対象に含まれます。
朗読という表現行為を通してえられた気づきは、その他さまざまな表現にそのまま適用できるのです。
げんに私自身、朗読者ではありません。
私自身はピアノ演奏、テキスト表現、あるいは日常のコミュニケーションをふくむ言語や身体的表現に、この場での気づきがとても役立っています。

ゼミでおこなう「朗読行為をとおして自分自身を知る」「自分とつながる」「のびやかさを学ぶ」「無防備な共感の世界で表現する」といったトレーニングは、「朗読教室」とひとくくりにできないものにちがいありません。
なので、今後はたんに「水城ゼミ」としておきます。
ほかになにかいいネーミングがあればいいんだけど、いまのところ思いつかないので、もしどなたかいい名称を思いついたら教えてください。

そして今後、水城ゼミをふくむすべてのイベントを、基本的にオンラインでも参加できるようにしていきます。
どうぞ気楽なご参加、お待ちしてます。

※水城ゼミについてはこちらをご覧ください。

宅録オーディオブック

オーディオブックの収録を再開している。
コンテンツは山田風太郎の『甲賀忍法帖』、朗読は野々宮卯妙。

アイ文庫オーディオブックの収録製作をスタートさせたのは2001年ごろ。
スタジオを借りるだけの財力はなかったので、当然宅録。
豪徳寺のワンルームマンションでハードディスクレコーダーとダイナミックマイクを使って、家内工業的に収録した。
そのコンテンツはいまでも流通していて、音質こそそこそこだが、オーディオブックとしては十分楽しめるクオリティだと思う。

その後、収録環境と機材は飛躍的に向上したが、オーディオブックマーケットは一向に伸びなかった。
本の内容を伝える情報コンテンツというより、読み手の朗読表現作品として手間ひまかけて製作していたアイ文庫の姿勢は、なかなか(そしていまだに)受け入れられることは少ない。
が、私はこの姿勢を変えるつもりはない。

先日、ちょっと長いドライブをする機会があった。
いつもはラジオか音楽を聴くのだが、ふと、過去に作ったオーディオブックを聴いてみようと思った。
水城ゼミのメンバーは私とアイ文庫が作ったすべてのオーディオブックコンテンツにアクセスできるように、順次作業しているところだが、すでに作業ずみのなかに太宰治の『富嶽百景』があった。
それを聴いてみようと思った。
朗読は名古屋の怪優・榊原忠美。

「富士には月見草がよく似合う」
というフレーズで有名な太宰の小説、というか随筆というか、日記のようなものだが、私はなぜだかこれが太宰の書いたもののなかでももっとも気にいっている。
なので、これまでにも何度か読んでいるし、このコンテンツの収録にも立ちあっている。
編集作業もおこなったし、なによりこのコンテンツのためにオリジナルの音楽も作ったりした。

あらためて聴いてみると懐かしい感じがしたが、ふと気がついたら、不覚にも泣きそうになっていた。
なんだろう、これは、いままでに味わったことのない感じだ。
運転しているという状況で、ほかに邪魔されることなく集中して聴いていたせいだろうか。
そのテキストがすっと、まるで太宰がそこにいて話しているかのように、素直にはいってくる。

あらためて、太宰という、一種情けないところのある作家の体温を感じる。
彼もわかっていたであろう自分自身の情けなさ、だらしなさ、かといって繊細すぎて深い傷を負ってしまう生き方、それをかっこつけて取りつくろおうとするそのこと自体をも明らかに書いてしまう露悪趣味に近い正直さと、無防備さ。
それが、榊原忠美という役者の声=身体をとおして、こちらの身体へとダイレクトに伝わってくる。

数時間のドライブだったが、よい体験だった。
オーディオブックを作りつづけてきて、一時はその世界から離れようと思ったこともあったけれど、いやいやこれは自分の仕事としてつづけられる限りつづけたいことなのだと、あらためて確認できた体験だった。

朗読や群読などの身体表現を用いていまこの瞬間の自分自身をのびやかに表現するための研究の場・水城ゼミ、9月の開催は9月2(土)/7(木)/9(土)/21(木)/23(土)/28(木)、いずれも10時半から約2時間。

2017年9月1日金曜日

毎月恒例・共感ウィークのお知らせ

最近の傾向なんですが、なんとなく月の前半のほうに共感的コミュニケーション(NVC)関連のイベントが集まっていまして、これを共感ウィークと勝手に呼んでいます。
まとめて学んだり、練習したり、あるいは触れてみることのできるチャンスがつづくので、ご都合つく方はどこかでお会いできるとうれしいです。

まずは私のベースである国立・春野亭もしくはオンラインで開催する「共感サロン」が、9月も6回開催します。
共感的コミュニケーション(NVC)を体系的に学ぶ、というよりは、みなさんの生活や仕事のなかで起こる実際的な対立や気がかりについて具体的に取りあげ、共感的に聴くことで、実践的に身につけてもらおうという場です。
ただ共感的に聴いてもらいたいことがある方にもおすすめです。
実際に「共感される」という体験をたくさんすることが、自分でも共感できるようになるポイントになります。
9月は2(土)18時/5(火)11時/8(金)/19時半9(土)18時/23(土)18時/28(木)19時半、いずれも約2時間です。

9月5日(火)夜は、川崎市・武蔵小杉在住の高橋喜宣さんが自宅で主催してくれている共感的コミュニケーションの勉強会「こすぎの大学共感サロン」です。
個人宅での開催ですが、どなたも参加歓迎です。

9月6日(水)午後は、下北沢〈かまいキッチン〉での共感カフェです。
お子さん連れも歓迎です。

共感カフェがつづきますが、9月7日(木)の午後は、東松原在住で自宅をイベントに開いている星寿美さん宅での共感カフェです。
個人宅での開催ですが、どなたも参加歓迎です。

共感的コミュニケーションをベースにした執筆ワークショップもあります。
「自分とつながるテキストライティングWS」は9月3日(日)に、国立・春野亭およびオンラインで6時間にわたって、じっくりとおこないます。

最後に、これは大プッシュで、ぜひみなさんに来ていただきたいイベントですが、9月8日(金)午後に小石川の見樹院というお寺の本堂で「平和のトーク&ピアノ、朗読、声のコラボレーション企画」をおこないます。
歌手の鈴木重子と朗読家の野々宮卯妙、即興ピアニストの水城ゆうのトリオによるトーク&ピアノ、朗読、声のコラボレーション企画です。
平和を願い伝える内容で、子どもたちに楽しんでもらえるものにしたいと思っています。

みなさんのお越しを心からお待ちしています。

2017年8月31日木曜日

名古屋でボイスセラピー講座を開催した

今年の3月に名古屋で朗読のワークショップ「沈黙[朗読X音楽]瞑想」コンサートをおこなったときに参加してくれた水野生惠さんが、音読療法に興味を持ってくれて、私に講座開催を打診してきてくれた。
ちょうど母が介護施設に入所し、私は母が使っていた車をそのまま引きとって東京・国立と福井を車で行ったりきたりするようになったところだったので、生惠さんの自宅がある名古屋はちょうど通り道になっていて、都合がよかった。

生惠さんは名古屋市の天白区にある古い民家を、住み開きのように使って自分のヒーリング個人セッションやさまざまなワークショップをおこなっていて、そこに私も呼んでもらったわけだ。

ボイスセラピー講座はだいたい毎月、現在は国立の会場で開催している。
この講座を受講した方を対象に、音読トレーナー養成講座という、資格取得のための講座も開催しているが、こちらは不定期で、要望があれば参加者の日程を調整して随時開催することになっている。
トレーナー養成講座は丸二日間の合宿形式でおこなうことが多いが、ボイスセラピー講座は所用時間が休憩を含めてだいたい5時間くらい。

この日もスタート時間が午前10時、終了予定が午後3時という予定になっていた。
私は東京・国立を午前5時くらいに出発して、ゆっくり休憩を取りながら10時前に無事に到着した。
国立・名古屋間は、通常、4時間くらいの所有時間だ。
休憩をみこんで5時間あれば、アクシデントがなければ余裕で行ける。
東京から同乗して名古屋の講座に出たい人もいるかと思ったのだが、今回はだれもいなかったので、私ひとりで向かった。

先月、鈴鹿で共感カフェを主催してくれた恵理子さんも、鈴鹿から車で駆けつけて参加してくれた。

生惠さんが講座のために提供してくれた場所は、座敷をふた部屋ぶち抜いた畳の部屋で、壁には生惠さんのアロマテラピーの覚書のようなものがたくさん貼ってある。
古い家だが、清潔に保たれていて、しつらえも心がゆき届いている感じがあって、とても居心地がいい空間だ。
そんな場所で、10時からみっちりと音読療法について伝え、体験してもらい、疑問点に答えたりした。

途中、昼食休憩をはさみ、気がついたら予定の午後3時を回っていた。
そこから自由な質疑応答や交流の時間となり、終わったのは結局、午後5時すぎだった。
みなさん、熱心に付き合ってくれて、本当にありがたかった。

ボイスセラピーだけでなく、テキストライティングや共感カフェなどにも興味を持っていただけたので、また機会を作って生惠さんの家でなにかを開催することがありそうだ。
勝手ながら、私の活動の拠点のひとつとして親しみを感じはじめているので、今後もどうぞよろしく、なのだ。

次回のボイスセラピー講座は9月16日(土)、東京・国立での開催予定。
詳細と申し込みはこちらから。

2017年8月30日水曜日

映画「For the next 7 Generations」を小石川の見樹院で観た

「食といのちを考える会」の滑川直子さんが主催して小石川の浄土宗のお寺〈見樹院〉でおこなわれた「For the next 7 Generations」”世界を癒す13人のおばあちゃん”の上映会に行ってきた。
この映画の日本語版の制作にあたり、日本でも13人のおばあちゃんのイベントを開催した龍村ゆかりさんのトーク付きの上映会で、ゆかりさんは私とはNVCの仲間でもある。

行ってみたら、知り合いがたくさん来ていてびっくりしたんだけど、スタッフの男性をのぞいて、お客で私以外に男がひとりもいなかったので驚いた。
まあ、平日の日中ではあったけれど、それにしても、ねー。

この上映会がおこなわれるようになったきっかけは、じつは私が関わっている。
10月21日に茅ヶ崎で「THE草料理合宿@リベンデル」というイベントをご一緒するかわしまよう子さんが、しばらく前に国立春野亭に滞在していたとき、たまたま町田あした農場に日本みつばちの世話に行く機会があった。
よう子さんをお誘いしたら、興味しんしんで「行く」と即答。
車に乗って国立を出発、途中、谷保駅まで電車で来ていた滑川直子さんをピックアップ。

直子さんはみつばち部員でもあり、この日たまたま、あした農場のみつばち内検に参加することになっていた。
直子さんとよう子さんは初対面。
しかし、道中、車のなかで映画の話でなにやら盛り上がっているようすだった。
私は詳しく聞いていなかったのだが、そのときにどうやら、よう子さんが「13人のおばあちゃん」がおもしろいよという話を直子さんにして、その日本語版の制作者が龍村ゆかりさんであったことから、直子さんがその場で見樹院での上映会を決意した、ということだと思う(あとから聞いた話を総合して)。

見樹院では直子さんはゆかりさんの夫で映画監督の龍村仁さんが作っている映画「ガイアシンフォニー 地球交響曲」の連続上映会を開いていて、私はたまたまうまい具合にスケジュールが合って、その第一回から第七回まですべての上映会に参加できていた。
最終回となる第八回の上映会がこの9月8日に決まっていて、しかし、この回だけ私は参加できそうになかった。
というのは、9月8日に私と、歌手の鈴木重子さん、朗読家の野々宮卯妙の3人で、「平和のトークとセッション」のイベントをやることが決まっていたからだ。
しかし、会場はまだ決まっていなかった。

そんなとき、直子さんが、第八回の上映会の合間にコンサートをやっては? という提案をくれたのだ。
昼の部の上映会が13時から、夜の部の上映会が19時からとなっていて、そのあいだの15時すぎから19時前までの時間がすっぽりあいているのだ。
そして直子さんは、自分もイベントを見たい、聴きたいという願いがあって、「ここでぜひ」ということになった。
もちろん私たちもありがたい話で、会場の音響なども大丈夫そうなので、9月8日にガイアシンフォニーといっしょに平和のイベントをやらせてもらうことが決まった。

ゆかりさんの上映会も、平和のイベントも、じつはNVCジャパンが主催する国際集中トレーニング合宿(IIT)を支援する目的があった。
セルフファンディングという計画が動いていて、合宿に参加する費用をさまざまな形で捻出したり補助したりして、みんなの財布にいれていこうというNVC的な計画だ。
経済的にめぐまれていない人も、めぐまれている人も、みんなひとつの財布につながって、お互いに大事にしあえるつながりを、金銭面でも作りたいというねらいがある。

私たち3人のイベントも、収益を全額、IITセルフファンディングの財布に寄付することになっていた。
ゆかりさんの上映会の収益も。
いろいろな偶然がおもしろいチャンスを作り、クリエイティブでさらにつながりを生む場が実現したというわけだ。

そんなわけで、9月8日(金)午後には、「鈴木重子×野々宮卯妙×水城ゆう〜平和のトーク&ピアノ、朗読、声のコラボレーション」と「ガイアシンフォニー第八番」の上映会にぜひお越しください。
まだお席には若干余裕があります。
子連れ参加歓迎です。

平和のトーク&ピアノ、朗読、声のコラボレーション企画@小石川・見樹院(9.8)
歌手の鈴木重子と朗読家の野々宮卯妙、即興ピアニストの水城ゆうのトリオによるトーク&ピアノ、朗読、声のコラボレーション企画です。平和を願い伝える内容で、子どもたちに楽しんでもらえるものにしたいと思っています。小石川の浄土宗のお寺・見樹院の本堂でおこないます。

YouTube:ピアノ演奏「ふるさと」@福井県立病院

2017年8月23日に福井県立病院のエントランスホールでおこなったボランティアコンサートの模様から、一部抜粋してお送りします。
こちらでは数か月に一度のペースで、水城ゆうが日本の四季の童謡や唱歌、世界の民謡、あるいはオリジナル曲などを、即興アレンジで演奏しています。

約1時間のコンサートの最後に演奏した「ふるさと」(作詞・高野辰之/作曲・岡野貞一)の即興アレンジ演奏をお送りします。
映像はこちら

2017年8月29日火曜日

YouTube:ピアノ演奏「竹田の子守唄〜」@福井県立病院

2017年8月23日に福井県立病院のエントランスホールでおこなったボランティアコンサートの模様から、一部抜粋してお送りします。
こちらでは数か月に一度のペースで、水城ゆうが日本の四季の童謡や唱歌、世界の民謡、あるいはオリジナル曲などを、即興アレンジで演奏しています。

「竹田の子守唄」の即興アレンジ演奏をお送りします。エンディングで別の曲(童謡)がなぜか登場します。
映像はこちら

2017年8月28日月曜日

テキスト・ブック・出版関連の勉強会がつづきます

小説やエッセイやブログを書いたり、書いたものを電子ブックや紙本として自分で出版したり、書くことによって自分自身を知り、つながる練習をしたり、といった講座や勉強会がいくつかつづくので、紹介させていただきます。

まず、今週木曜日・8月31日の夜は、オンラインで「自力出版」について学ぶ全3回講座の初回です。
完全オンラインなので、自宅にいながらにして参加できます。
遠方の方も歓迎です。
アプリやサイトなどの実際の操作を、画面共有しながら具体的に示し進めていくので、わかりやすいですし、わからないことがあればいつでも質問してもらえます。
詳細と申し込みはこちら

だいたい毎月1回開催している「自分とつながるテキストライティング」ワークショップは、文字どおり、書くことを通して自分自身を知り、自分につながるための練習をやってみるワークショップです。
さまざまに工夫されたライティング・ワークをおこないます。
いつも、みなさんの文章表現が見るみる変化していくのは、私としても大きな喜びです。
9月3日(日)午前11時から開催します。
こちらはリアル参加でもオンライン参加でも、どちらでも都合のよいほうを選べます。
詳細と申し込みはこちら

毎月3回、定期的に開催している身体文章塾は、単発体験参加もできます。
このところ、参加者も少しずつ増えてきています。
みなさん、それぞれ書きたいものが違っていたり、あるいは書きたいけれどなにをどう書いていいかわからない、といったさまざまなニーズに共感的にこたえる場を心がけています。
長編出版をめざして書きつづけている人たちもいて、おたがいに励みとなるといいですね。
詳細と申し込みはこちら

YouTube:ピアノ演奏「浜辺の歌」@福井県立病院

2017年8月23日に福井県立病院のエントランスホールでおこなったボランティアコンサートの模様から、一部抜粋してお送りします。
こちらでは数か月に一度のペースで、水城ゆうが日本の四季の童謡や唱歌、世界の民謡、あるいはオリジナル曲などを、即興アレンジで演奏しています。

林古渓作詩、成田為三作曲による「浜辺の歌」の即興アレンジ演奏をお送りします。
映像はこちら

2017年8月27日日曜日

YouTube:ピアノ演奏「Into Your Mind」@福井県立病院

2017年8月23日に福井県立病院のエントランスホールでおこなったボランティアコンサートの模様から、一部抜粋してお送りします。
こちらでは数か月に一度のペースで、水城ゆうが日本の四季の童謡や唱歌、世界の民謡、あるいはオリジナル曲などを、即興アレンジで演奏しています。

4曲めに演奏したオリジナル曲「Into Your Mind」の即興アレンジ演奏をお送りします。
詞もある歌曲なんですが、演奏のみで。
映像はこちら

2017年8月26日土曜日

YouTube:ピアノ演奏「いつも何度でも」@福井県立病院

2017年8月23日に福井県立病院のエントランスホールでおこなったボランティアコンサートの模様から、一部抜粋してお送りします。
こちらでは数か月に一度のペースで、水城ゆうが日本の四季の童謡や唱歌、世界の民謡、あるいはオリジナル曲などを、即興アレンジで演奏しています。

2曲めに演奏したジブリ映画「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」の即興アレンジ演奏をお送りします。
映像はこちら

表現と共感ワークショップ終了

このワークショップでは、私個人のテーマとして「統合」というものがあった。
「統合」は今回にかぎらず、ここ何年か、ずっと意識していたことでもある。
京都の祇園でバンドマンとしてスタートしたピアノ演奏、ラジオ番組やオーディオブックの制作、朗読演出、小説執筆、音読療法、音楽瞑想、共感的コミュニーション、武術……一見バラバラで脈絡のないように見えるこれらのことが、たしかに自分のなかではひとつにつながっているという実感があるのだが、それを統一的に表現したり、人に伝えるのはなかなかむずかしかった。
それを今回、「表現と共感」というアプローチで統一的にあつかうことを試みてみた。

かんがえてみれば、自分がおこなってきたワークを完全に統合して、ひとつのワークショップとして開催するのは、これが初めてかもしれない。
ここには、一見バラバラに見えるものをひとつにつなげるものとして、自分につながりいまこの瞬間の自分自身に気づきつづけること、身体がまとまり運動状態にはいること、という方向性がある。

朗読するにせよ、文章を書くにせよ、音楽を演奏するにせよ、だれかとコミュニケートするにせよ、いまこの瞬間の自分自身につながり気づきつづけていること、自分のニーズにつながっていきいきとしていることが必要になってくる。
それができているとき、表現もコミュニケーションも存在そのものも、いきいきと動いている。
存在が「活態」となっている。
そこに目を向けたワークをおこなってみた。

立つこと、まとまること、呼吸と朗読という運動から身体を見て感じること。
活態で人といっしょに動いたり表現してみること、人の表現を受けとること。
活態で自分が受け取っているものを観察し、キャッチし、さらに表現してみること(ことばや文章で)。
活態のなかで自分自身に共感し、ニーズにつながり、そしてまた人にも共感し、ニーズにつながるお手伝いを試みること。
そういったワークをさまざまに試みてみた一日となった。

予想していたことではあるけれど、時間はいくらあっても足りない感じだった。
それはそうだろう、ひとつひとつのワークが何年もかけてつちかってきたものの集大成であり、初めて経験する受講者にとってはそれはほんの入口にすぎないものだから。

またやれるといいな。
国立でなくても、何人か受講者が集まれば出張ワークをやるので、気軽にご相談ください。

2017年8月25日金曜日

子ども共感教室を初開催した

世田谷在住時代の友人の小浜 華子さんが世話人となって、代田区民センターの和室で「子ども共感教室」を開催した。
初の試みだった。
四組の親子が参加してくれたのだが、子どもは全員、小学校低学年。一年生と二年生。

子どものための護身術としてのコミュニケーションスキルを練習してみる、という目的があって、アイディアはいろいろあったのだが、なにしろ2時間という限られた時間だったので、いくつかに限定してやらせてもらった。

まずは感情を振りかえってみるワーク。
親も子もいっしょに、最近とっても楽しかったことと、最近ちょっと辛かったことを思いだしてもらい、それを絵でも文章でもいいので表現してもらう。
子どもたちはホワイトボードに絵を描いたり、ノートに描いたりと、のびのび。

表現してもらったあとは、そのことについてちょっと説明してもらって、私は共感を試みる。
子どもは大人にくらべれば自分を表現するための語彙が少ないので、こちらからのちょっとした手助けがあると自分につながりやすくなる。
大人にたいしては、いつも共感カフェでおこなっているような自己共感のお手伝い。

後半は自分と、物語の登場人物の感情を推理する練習。
朗読家の野々宮卯妙がサポート参加してくれていたので、彼女に宮沢賢治の「車」という話を読んでもらう。
これは私も読んだことがない物語だったのだが、なかなか興味深い小説だった。
そして感情についても意外な展開があって、ワークにはぴったりだった。

お話を聞いたあとの自分の感情を、カードを使って拾ったり、物語のなかの登場人物の感情をみんなで推測してみたりした。
「車」の最後には主人公の気持ちが叙述されているのだが、それがなかなか意外なもので、みんなびっくり。
そして重要なのは、おなじ物語を読んでも、そして推測しても、みんなそれぞれ違う感情があるし、自分でも想像もつかない気持ちが人にはあるということ。

共感的コミュニケーションでは、人の感情に影響を受けることなく、自分は自分のニーズにつながっていきいきしていることを目指す。
相手の感情は、それがどんなに強い現れかたをしていたとしても、相手のニーズがその根っこにあるのであって、自分とは切りはなしておく必要がある。
その練習までは踏みこめなかったかもしれないが、もしこのワークを継続的にやるとしたらどちらに向かえばいいのか、明確にできてありがたかった。

参加してくれたみなさん、子どもたち、そして世話人の小浜さん、ありがとうございました。
近いうちにチャンスを見つけて、このつづきをぜひやりましょうね。