今日は朝から「朗読はライブだ!」ワークショップの初日でした。今期で9期めとなる今回の参加者は5名。
ちょうど5人ということで、先日「槐多朗読」で使ったテキスト、村山槐多の「五つの夢」を使うことにしました。とても変な話ですが、ライブ・パフォーマンスの素材としてはおもしろいんじゃないかと思います。そして、参加者たちもおもしろがってくれてよかったのです。
初回の今日は現代朗読の特徴や、毎日の生活のなかでこんなことをやっておいてほしいという、身体、言葉、読解などのためのトレーニング法や、ストレッチ、呼吸、発声など、現代朗読の基礎をなしていることについての解説をしっかりとやりました。
終わってから昼ご飯を食べに、参加のゼミ生といっしょに東松原の〈円喜家〉という中華料理屋へ。
ここに入るのは初めてでした。ランチメニューの豚と玉子とキクラゲの炒め物をいただきましたが、けっこうおいしかったです。また来よう。
夜は6時からテキスト表現ゼミ。
欠席者が多く、今夜は4人の参加。なので、ゆっくりじっくりとやれました。それぞれの作品の読み合わせのほかに、身体と意識、呼吸法と無意識のことをやりました。最近とみに安定的におもしろい作品を出してくるふなっちは、日常的にこの呼吸法をやっているそうです。
呼吸法をやりながら、私自身も気づくことがあって、今夜はなかなか有意義でした。表現の統一理論のことでまたさらに確信を深めることができました。