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2018年7月16日月曜日

山梨県北杜市での共感音読カフェ

共感的コミュニケーション(NVC)がきっかけで知り合った桂さんが、山梨県北杜市に所有している山荘をなにかの集まりに使ってほしいといって、私を案内人とする勉強会の提案をしてくれた。
先日、まずは少人数だが、その山荘での集まりに行ってきた。

参加者は4人、ご夫婦が2組。
私はなんとなく、共感的コミュニケーションの勉強会をやるのだろうなと予想してうかがったのだが、行ってみると朗読や音読に興味があるという方が3名、主催の桂さんはみなさんのニーズに合わせるというので、現代朗読のワークをやってみることになった。

とはいえ、共感的コミュニケーションの考え方やマインドフルネスについての解説をまじえながら進めていった。
なぜなら、現代朗読はこれらとは深い関係にあり、はずして進めることはできないからだ。

なにが書かれているかではなく、ましてや(あてずっぽうや個人的ジャッジである)作者の「想い」を伝えるのでもなく、たしかにそこにいまある「自分自身という生命現象」を観察し把握し、起ころうとしている現象を妨げたり遮ることなく、ただありのまま正直に読みつづけていくこと。
読み方の根拠は自分の外側からやってきたものではなく、自分の内側や身体にあるということ。
それがどのように現れてくるのか、ただ観察し、味わうこと。

朗読という行為でそれを練習するわけだが、朗読にかぎらず生きていくということはそういうことであろうと思うのだ。

そのための練習方法(エチュード)が現代朗読にはいくつか用意されている。
今回もみなさんといっしょにそれを試み、楽しみ、また疑問や気づきを表現したり、私も解説を試みたりした。

いい大人があらためて自分自身を観察し、気づき、あらたな発見をしていく。
奇妙な風景ではあるが、これがおおまじめに楽しいのだ。

最後には山荘にあったピアノを使って、私もそれぞれの方の朗読とごく短くではあるが共演を楽しませてもらった。
このような機会を作ってくれた桂さんには、深く感謝したい。
またなにかここでやれるといいなと思っている。

〈楽ちん堂CAFE〉のおいしいカレーやお茶をいただきながら、気軽な雰囲気のなかで共感的コミュニケーションを学んだり、お互いの話を深く聴きあう練習をする会です。
共感的コミュニケーションの基礎的な考え方から実践的な応用まで、初心者の方も一から学べます。

2018年7月13日金曜日

半夏生に焼き鯖

福井には半夏生に焼き鯖を食べるという習慣があるんだけど、その鯖をお茶漬けにするとうまい。
たぶん昔からある習慣で、山奥まで鯖を運ぶには、足の早い鯖は生ではやばいってんで、獲れたやつを浜ですぐに焼きあげてしまった。
それを山間部まで持っていったんだと思う。
焼いてしまうとしばらくもつからね。
この習慣って、奥越地方だけ?

最近は地物の鯖ではなく、ノルウェー産のものがほとんどだった。
このほうが脂が乗っておいしいのだが、なんか変な感じ。
しかし、今年はノルウェー産の鯖が高いだか、あまり入ってこないだかで、地物の小ぶりの鯖をもらった。

それを使って今日の昼ごはん。
三つ葉とネギと生姜をトッピングして、出汁で焼き鯖をお茶漬けに。
ほかに冷奴と、わかめときゅうりと玉ねぎの酢の物。
大阪の瑞貴ちゃんが遊びに来ているので、いっしょに食べた。

7月18日:朗読表現公開レッスン講座(音楽演奏付き)
長年、朗読演出と作品構成、ステージ共演にたずさわってきた水城雄がもっとも得意とする講座を、公開レッスン方式で開催します。個別に朗読演出をおこない、ピアノいっしょに練習したあと、最後にひとりずつピアノ共演で発表します。

来週「海の日」からはイベント週

表題どおり、イベントがつづく。

7月16日(月/海の日)18時からは共感音読カフェ@国立春野亭(オンライン参加可)を開催。
このところ、私の活動拠点である国立春野亭では月に2回に限定している。
とはいえ、オンラインでも気軽に参加できるのでご利用いただきたい。
ちなみに、この日の午前中は、ひさしぶりにオーディオブックリーダー養成のための個人レッスンを開催する予定。

7月16日:共感音読カフェ@国立春野亭(オンライン参加可)

7月17日(火)の正午からは共感カフェ@世田谷野毛〈楽ちん堂CAFE〉を、小浜華子さんが世話人となって主催してくれる。
ここのレモンカレーがおいしいのだ。
前回はレギュラーサイズをお願いしたのだが、常連さんは迷うことなく大盛りを頼んでいた。
今回は私も迷うことなく大盛りを頼む。

7月17日:共感カフェ@世田谷野毛〈楽ちん堂CAFE〉

7月18日(水)午後1時からは、初開催! 朗読表現公開レッスン講座を行なう。
私が長年たずさわり、もっとも得意とする、朗読演出と即興音楽共演を通して、朗読者のまだ見ぬポテンシャルを引きだしたり、知られざる魅力を発見したり、というレッスンを、参加者同士がお互いに公開しあう方式で行おうという講座。
私としてはイチオシ。

7月18日:朗読表現公開レッスン講座(音楽演奏付き)

7月20日(金)夜は、2回めの開催となる共感男塾を、世田谷・新代田の施設で大間哲さんといっしょに開催する。
前回楽しかったのだ。
楽しいだけでなく、刺激と発見に満ちた勉強会だった。
今回もきっとそうなるだろうと思っている。

7月20日:共感男塾@世田谷

7月21日(土)午前中は現代朗読ゼミ、午後は共感音読カフェ、ともに国立春野亭にて(共感カフェはオンライン参加も可)。
そして7月22日(日)正午からは、初の試みとなる共感男塾・番外編の「ノンバイオレント・クッキング講座」を国立春野亭にて、新人音読トレーナーのみっちーこと山縣理人くんといっしょに行なう。
ノンバイオレントというのは、ようするにビーガンクッキングのことだ。
今回はココナツカレーに挑戦する予定。

7月22日:共感男塾・番外編——ノンバイオレント・クッキング講座@国立

以上、いろいろなイベントが目白押しで、私もがんばるが、みなさんもふるってご参加いただきたい。
お会いできるのを楽しみにしている。

2018年7月12日木曜日

二か月ぶりの天白〈アロマファン〉はディープに

ほぼ毎月開催していた名古屋天白〈アロマファン〉でのイベントだが、先月は主催の水野生惠さんと私のスケジュールが合わなくて、開催が流れた。
なので、2か月ぶりのアロマファンとなった。
今回は午前中が現代朗読のワークショップ、午後が共感カフェというふたコマ。

別々に参加してもらってもかまわないが、通して参加してもらえるとちょっとした相乗効果を体験できるはず。
すでに何度かこの形で開催してきたが、今回は参加人数がやや少なかったので、自然とディープな内容にシフトした。

午前中の朗読の部は、生惠さんも含めて演劇や朗読をやっている人、映画作りをやっている人、初めての人などが参加して、ちょっとした「哲学カフェ」のような問いからスタート。
「表現とはなにか」
「朗読とはなにか」
について、本質的な考察を試みてみる。
その上で、現代朗読がめざしていること、上手/下手とか、こうやるべき/こうしてはならない、の世界ではなく、いかにオリジナルで多様な世界をめざせるのか、絶えず移り変わりつづける自分という現象といかに深く付き合えるのか、といったことを試みるための稽古を、みんなでやってみる。

とはいえ、やることはシンプルだ。
ただ読む。
意味をなるべくかんがえずに読む。
文章を読むことに注意を向けるのではなく、文章を読んでいる自分に注意を向ける、すなわち自分自身を読む。

現象としての自分自身の変化に目を向け、マインドフルに集中しつづけている人と、そうでない人とでは、表現の質はまるで違う。
このことは表現行為にかぎらない。
日常生活においてもおなじことがいえる。
コミュニケーションにおいてもおなじことだ。

なので、午後の共感の部へとつづく、が有効であったりする。

午後は「そもそもだれかに共感的なことばを向けることが日常のなかで通用しないし、相手を警戒させるよね」という前提から勉強がスタートした。
ではどうすればいいのか。
共感を向けていることを相手に気づかれないこと。
自分から決してはみ出すことなく共感すること。
共感的身体から発せられたことばであるのかどうか、ということ。

かなり実践的で応用的なものをふくむディープな内容になったのではないかと思う。

来月も朗読と共感の2コマ開催する予定。
8月5日(日)を予定しているので、興味のあるかたはどうぞお越しを。

8月5日:朗読と共感のコラボWS@名古屋天白アロマファン
朗読と共感的コミュニケーションを両方体験し、実践を深めることができるワークショップを、午前と午後にそれぞれ、名古屋市天白区の古民家スペース〈アロマファン〉で開催します。

2018年7月11日水曜日

北陸、北杜、国立、鈴鹿

明日は朝から北陸の実家を車で出発し、山梨県に向かう。
北杜市の桂さんちの山荘で共感カフェを開催することになっている。
こちらでは初開催。

高山から松本を抜けるルートを考えていたのに、豪雨災害でまだ一部、通行止めがつづいているようだ。
北陸道、名神、中央道経由でぐるっと迂回するしかないらしい。

それはともかく、北杜市の会場は東京から近いので、ドライブがおすすめ。
駐車場もあるので気軽においでください。

いったん東京国立にもどるが、すぐにまた土曜日は鈴鹿市に向かう。
14日(土)はぐみの木ほいくえんというところで、子どもたちといっしょの音読と共感のワークをやったり、大人のための共感勉強会をやったり。
これは鈴鹿の共感仲間・矢田恵理子さんのお世話による(お世話になりっぱなしだ、ありがとう!)。
参加ご希望の方は私か恵理子さんまで直接お知らせを。

翌15日(日)は、去年もやらせてもらったガイアエデュケーションの公開講座の、今年引きつづき講師をやらせていただく。
情報はこちらからどうぞ。
参加申し込みもこちらから。

2018年7月10日火曜日

講義終わりが名残惜しかった共感文章講座

オンライン参加のみで7月2日と5日の2日間にわたっておこなった共感文章講座、なかなか楽しくやらせていただいた。
オンラインならではの、上海やシドニー、その他大阪や岐阜や静岡からご参加いただいたのも楽しかった。

2日間のワーク内容は大きくふたつにわかれている。
結局はおなじことをちがう側面から練習するだけのことなのだが、扱う現象としては違うものに見える。

前半はコミュニケーションとしてのテキストの扱い方。
メールやSNSなどで大量に読んだりやりとりしたりするテキストは、現代ネット社会のコミュニケーションの一部となっている。
一部どころか、大半を占めている人もいるだろう。
そんな場面で共感的コミュニケーション(NVC)の考え方や手法をどのように用いることができるのか。
あるいはその手法は通用するのか。
通用するとしたらどんなふうにやればいいのか。
通用しない面があるとしたらどんなところなのか。

そういったことを検証したり、具体的な事例を取りあげたり、質問に応じたりしながら、初日は終わった。
そしてちょっとした短文を書く宿題を持ちかえってもらって、二日めにつづく。

後半は宿題をお互いに読み合いながら、人の書いた文章を共感的に受け取る練習、そして自分自身につながり(共感し)、そこを出発点として人に伝えるための、オリジナルな文章を書くための練習。
どんな文章にも——それが人が書いたものである以上——、たとえどれほど無味乾燥に見えたとしても、そこには感情とニーズがある。
文章を書くという行為を含めて、人がおこなうことにはすべて感情とニーズがある、というのがマーシャル・ローゼンバーグの心理学なのだ。
この心理学にはNVC(=Nonviolent Communication/非暴力コミュニケーション)という名前がついている。

自分がなにかを書こうとするときにも、そこにはニーズがあり、感情が生まれている。
そのことを把握し、自分を理解しつながりながら書くのと、ただなんとなく書くのとでは、大きな違いがある。

そしてテキスト表現、テキストコミュニケーションとしては、それをただストレートに伝えればいいというものでもない。
人がテキストで自分を伝えたいとき、相手にとって受け取りやすい形にする配慮が必要になる。
この点が一般的な文章講座との最大の違いかもしれない。

みなさん、とても集中して参加してくれて、最後には深いつながりを感じることができたのが私にはありがたかった。
これで終わりです、回線を閉じます、と告げたときのなんとも名残惜しく寂しい気持ちは、これまであまり感じたことのないものだった。
みなさんにはまたなんらかの形でお会いできるといいなあ。

8月2・3日:共感文章講座(オンライン)
メールやLINE、SNSでのテキストコミュニケーションにおいて、共感的コミュニケーション(NVC)の方法をもちいてお互いに尊重をもってつながりあう文章表現を練習するための、全2回の講座です。

2018年7月9日月曜日

動きと音の瞑想ワークショップ in 渋谷が終了

2018年7月6日、金曜日夜。
渋谷文化総合センター大和田の大練習室にて、私と矢澤実穂さん、野々宮卯妙の3人による「動きと音の瞑想ワークショップ」をおこなった。
多くの知り合いに声をかけたのだが、なぜか金曜の夜は都合が悪いという人が多く、参加者はとても少なかった(もう金曜夜にはやるまい)。

そんななか、足を運んでくれた方々には感謝したい。
そしてその少数メンバーでおこなったワークショップと、最後におこなったみんなで作る表現パフォーマンスは、とても充実したすばらしいもので、大変楽しませてもらった。
終了後はこれまでにないような心地よい疲労感をおぼえて、打ち上げに駆けこんだタイ料理店ではうまいビールをいただくことができた。

今回のワークショップはオーストラリア在住の矢澤実穂さんが一時帰国するのに合わせ、なにかやりましょうということで企画されたイベントだった。

去年の10月にこの3人で、国立のさくらホールにおいてダンスと朗読とピアノの公演をおこなった。
今回も公演を、とも考えたのだが、相談した結果ワークショップと参加型のパフォーマンスを組みあわせることになったのだ。

午後7時にスタート。
いきなり驚いた方もいたようだが、前説なしの3人によるパフォーマンスから始まる。
ピアノの即興演奏から出て、野々宮の朗読。
これがなんと、ウィキペディアの「自由」の項目を読むというパフォーマンス。
なかなかおもしろかったのだが、最後には実穂さんも自然に参加してオープニング終了。

ご挨拶、みなさんのチェックインがあって、私がソニック・メディテーションのワークにお誘いする。
聴感覚に集中してもらって、いまここの身体を観察するワーク。

小休憩のあと、実穂さんによる身体のワーク、動きのワーク。
音がほしいといわれ、私もピアノ演奏で参加、あくまで控えめに、ワークとみなさんの邪魔にならないように。
これはこれで楽しかった。

最後は3人のパフォーマンスに、みなさんも自由に加わったりからんだりしてもらって、全員で作る表現。
即興ピアノ、ダンス、朗読、声、自由な動きがからまったり、離れたり、自由に遊んだり、関わったり。
お互いに安心できる関係性のなかで、本当にのびのびと表現しあう楽しさが生まれた時間だった。
これをやりながら、私など、「これからはパフォーマンスをやるとき、お客さんにもどんどん参加してもらえばいいよな」と思ったくらいだ。

7月18日:朗読表現公開レッスン講座(音楽演奏付き)
長年、朗読演出と作品構成、ステージ共演にたずさわってきた水城雄がもっとも得意とする講座を、公開レッスン方式で開催します。個別に朗読演出をおこない、ピアノいっしょに練習したあと、最後にひとりずつピアノ共演で発表します。

2018年7月7日土曜日

水色文庫新作「落雷」登録しました

水色文庫の新作「落雷」を登録しました。

このテキストは2018年7月7日に開催した身体文章塾のお題「落雷」にそって書いた作品です。
身体文章塾の詳細についてはこちらをご覧ください。

2018年7月6日金曜日

RadioU:林志明作『天使在人間』の翻訳者・鄧晶音さんに聞く

現代朗読ゼミ生の勝木雪子さんが、日本に一時帰国中の鄧晶音さんを連れて国立・春野亭に遊びに来てくれました。

鄧晶音さんは大学生のときに参加したワークキャンプがきっかけでハンセン病回復者たちをサポートする活動に参加するようになって、現在も深く関わっています。
自身もハンセン病回復者である林志明氏が書いた短編小説集『天使在人間』の翻訳・出版作業も、その活動の一環でした。
その作品を勝木雪子さんが朗読し、YouTubeで配信しています。

晶音さんは現在、翻訳の仕事をしながら、中国の海南島でハンセン病回復者のサポートもおこなっています。
彼女がこのような活動にかかわるようになったきっかけや、中国のハンセン病回復者の現状、支援活動の経緯、中国での生活や海南島の話など、興味深い話をたくさん聞かせてもらいました。

映像はこちら

こちらの番組は音声のみのラジオ番組としても聴けます。
PCやスマホ、タブレットから、直接こちらで聴けるほか、「Himalaya」という専用アプリでも便利に聴けます。

専用アプリで聴く場合は、アプリ内で「radio u」と検索してみてください。
無料です。

林志明作『天使在人間』の翻訳者・鄧晶音さんが遊びに来た

1年くらい前から現代朗読ゼミのゼミ生として参加してくれている勝木雪子さんが、日本に一時帰国中の鄧晶音さんを連れて遊びに来てくれた。

鄧晶音さんは大学生のときに参加したワークキャンプがきっかけでハンセン病回復者たちをサポートする活動に参加するようになって、現在も深く関わっている。
自身もハンセン病回復者である林志明氏が書いた短編小説集『天使在人間』の翻訳・出版作業も、その活動の一環だった。

晶音さんと知り合った雪子さんが、ちょうどゼミでなにを読もうかとかんがえていたところ、この本があることを私も知り、朗読(と配信)をすすめたのだった。

晶音さんは現在、翻訳の仕事をしながら、中国の海南島でハンセン病回復者のサポートもおこなっている。
著者の林志明氏とも知り合いだという。

彼女がこのような活動にかかわるようになったきっかけや、中国のハンセン病回復者の現状、支援活動の経緯、中国での生活や海南島の話など、興味深い話をたくさん聞かせてもらって、たいへん楽しい時間だった。
雪子さんがこの本の朗読の4本めとなる作品「怒りの宣言」を収録するところにも立ちあってもらうことができた。

この朗読は林志明氏にも中国で聴いてもらったという。
林氏は日本語がわからないので、もっぱら音楽についていろいろ尋ねられたということを聞き、うれしい気持ちになった。
今回のこの収録も林氏に聴いてもらえるといいのだが。

最後に晶音さんのインタビューを撮らせてもらった。
近く、YouTubeで配信する予定だ。
晶音さん、雪子さん、ありがとう。

7月7日:現代朗読ゼミ
朗読や群読などの身体表現を用いていまこの瞬間の自分自身をのびやかに表現するための研究の場・現代朗読ゼミ、7月の開催は7(土)/21(土)/27(金)、いずれも10時半(27日のみ19時半)から約2時間。

2018年7月5日木曜日

韓氏意拳:国立講習会2コマ、火曜講習会、撃研

このところ、韓氏意拳の稽古が充実してきていて、ありがたい。
昭島K-Studioの駒井雅和中級教練が、この6月から、毎週火曜日の夜に定期講習会を開催してくれることになって、参加している。
毎回かならず参加できるわけではないが、参加できるときは行くようにしている。
幸い、会場が昭島総合スポーツセンターなので、国立からは近い。

ほかにも私の本拠地である国立春野亭で、毎月、初級講習会と養生功講習会をそれぞれ1コマずつ、駒井教練をお招きして開催している。
こちらは私が世話人をやらせてもらっている。

また、駒井教練は月に1度のペースで撃研こと「技撃研究会」を開催されている。
こちらも大変興味深い会で、先日参加してきた。
ともすればわかりにくいことも多い韓氏意拳の練習体系だが、駒井教練はできるだけわかりやすく初学の者にも練習できるようにさまざまに工夫して伝えてくれている。
撃研もそうで、コンタクト(組手など)のない韓氏意拳の練習体系のなかで、実際にある程度コンタクトをともなった練習ができないかと工夫されている。
武術である以上、実際の接触感覚がないとともすれば齟齬が生じがちな面があるところを、あくまで教学体系を重んじた形の範囲内で接触練習をさせてもらうことができる。
とても貴重な機会といっていい。

先週はこれらの会が立てつづけにあって、さすがに全身に疲れがたまってしまった。
韓氏意拳は身体のどこか一部分を鍛えたり、集中的に使ったり、ということはなく、常に全体性を求められる武術なので、まず部分的な筋肉痛は経験しないのだが、その代わりに通常の体操や筋トレでは経験したことのないような疲労感がある。
気持ちがよく、これは「養生」という体系にも生かされているのだが、このところの集中的稽古はこれまでの稽古不足を実感することになってしまった。

7月23日:国立・韓氏意拳初級講習会
駒井雅和中級教練による国立での韓氏意拳初級講習会の2018年7月は、23日(月)午後にJR国立駅徒歩5分の会場にて開催します。

7月23日:韓氏意拳養生功講習会@国立
JR国立駅徒歩5分の会場にて駒井雅和中級教練による韓氏意拳養生功講習会を7月23日(月)16時から約2時間の開催です。

2018年7月4日水曜日

日本みつばちの採蜜、その2

町田のあした農場に置かせてもらっているみつばち部の日本みつばちの巣箱の採蜜に行ってきた。
これが2回めとなる。

先週、1段いただいたとき、だいぶ巣がのびていて、もう1段いけそうだったのと、継箱をしておかないとスペースに余裕がなくなりそうだったので、その作業をしに行ってきた。
2回めともなるとちょっと慣れてきて、参加した部員のみなさんもてきぱきと自主的に動いたり、箱を入れ替える作業を実際におこなったりした。

みつばち部が去年から採用している養蜂の方式は重箱式というもので、一般的な箱よりサイズがやや小さい。
女性でも扱いやすいサイズだ。

蜜がぎっしりと詰まった箱はかなり重くなる。
とくに箱を全部持ちあげて、再下段に箱を継ぐ作業などは、力がいるのだが、このサイズだと女性でも、あるいは男性でも非力なほうな私でも可能だ。

みつばち部はいま、2群いるのだが、その両方ともに1段ずつ継箱をしておいた。
群は勢いがあって、まだまだ伸びてくると思われる。
今月中にもう一段ずつ、継ぐ必要が出てくるかもしれない。

抜き取った最上段の蜜が詰まった箱は、国立に持ちかえって、蜂蜜の分離作業をおこなった。
前回より多いだろうと予想していたが、実際にはほとんどおなじか、少し多いくらいだった。
それでも3キロ近く採れた。
みつばちたち、ありがとう。

日本みつばちを飼う、それをサポートする、あるいは日本みつばちの蜜を購入していただく、というのは、間接的に日本の自然環境を守ることに力を貸すことになる。
興味のある方はみつばち部に参加してみてください。
参加しなくても、やや割高に感じるかもしれないけれど、日本みつばちの蜂蜜を購入して楽しんでください。

2018年7月1日日曜日

激プッシュ! 参加型ライブワークショップ(今週金曜日)

今週金曜日、あと5日となった。

7月6日(金)19時から、渋谷区総合文化センター大和田・大練習室にて「動きと音の瞑想ワークショップ」を開催する。
くわしくはこちら

オーストラリア在住の矢澤美穂さん(ダンス)を迎え、コンタクトインプロビゼーションや現代朗読、即興音楽などの要素を組み合わせて、みなさんにも参加していただく方式の、大変希少な形のライブワークショップだ。

矢澤美穂さんは元々、国立市在住だったが、現在はオーストラリアに移住している。
世田谷区から国立に移った私とは入れ違いになったが、共感的コミュニケーションすなわちNVC(=Nonviolent Communication/非暴力コミュニケーション)の仲間として長くつながっている人だ。
現代朗読の野々宮卯妙もその仲間で、この3人で去年10月には国立でライブパフォーマンスをおこなった。

その抜粋映像はこちら

今年も美穂さんの帰国に合わせてなにかやろうということになり、今回のイベントが企画された。
頻繁にあることではないので、みなさんにはぜひ、この機会をお逃しなきようお願いしたい。

YouTube:朗読とピアノ「みちこ」岩崎さとこと水城雄

だいぶ前のことになりますが、中原中也の詩集『山羊の歌 みちこ』を岩崎さとこといっしょに作りました。
そのなかから「みちこ」という作品を紹介します。

 朗読 :岩崎さとこ
 ピアノ:水城 雄

有名な「汚れちまった悲しみに……」もはいっている『山羊の歌 みちこ』の全編は電子書店パピレスからダウンロードできます。
こちらからどうぞ。

映像はこちら

釧路、弟子屈、札幌ツアー(5)

最終日、6月23日。

楽しく充実したツアーも、これが最後の日となってしまった。
宿の前の森をまずは散策。
宿を出たところで、馬車が通りすぎていくのに出くわす。
観光客用の馬車ツアーのようだった。

コナラやトドマツの森のなかにはゴゼンタチバナという白いかわいい花がたくさん咲いていた。
晴れたせいか、エゾハルゼミももう鳴きはじめている。

いったん戻り、宿の目の前にある環境庁のエコセンターをみんなで訪問してみた。
無料。
このあたりの自然環境や、弟子屈のカルデラ地形が生まれた地学的歴史、その結果の気候に特徴など勉強する。
森のなかのガイドも無料でお願いできるということで、職員の女性にお願いして案内してもらう。

森の植生や動物の話など聞きながら案内してもらったあと、自分たちだけでぐるりと大回りのコースを歩いてみた。
このあたりはエゾヒグマが出ることもあるということで、ガイドの女性はクマよけの鈴を腰につけていたが、考えてみれば私たちは丸腰で残されたのだった。
まあ、にぎやかに話しながら歩いてはいたが。

宿をあとにし、お土産もの屋にちょっと寄ったあとは、藤原夫妻の自宅へ。
そこで北海道民のソウルフードであるジンギスカン鍋をご馳走になる。
おいしかったなあ、一気食いしてしまった。

今回の旅では、本当になにからなにまで藤原夫妻の心づくしに感謝してもしたりない。
いつかお返しができるといいのだが。

弟子屈に入ったときとは別ルートの、釧路湿原の西側のルートで、弟子屈を後にする。
鶴居村でソフトクリームをいただく。
鶴居村はなんだかリッチな感じで、観光事業や住民誘致がうまくいっているらしい。
残念ながら、ツルはついぞ見かけることはなかったが(季節柄やむをえない)。

そしてふたたび釧路湿原へ。
音根内という、木道が整っていてゆっくりたっぷりと湿原の自然を堪能できるポイントがあった。
さまざまな植物や自然環境、鳥を見ることができて、楽しかった。

そしてとうとう私たちは釧路空港に戻ってきた。
車を返却し、空港で食事したあと、藤原夫妻とお別れする(これがけっこうつらかったな)。
夕刻の空を飛び、あっという間に羽田へ。
羽田からは直通のリムジンバスで国立へ。

気がついたら、自宅に戻っていた。
なんだか夢のような5日間だった。
しかし、身体の記憶として、ここにしっかりあることはたしかだ。
たしかなつながりの感触であるだろうこれは、たぶん死ぬまで忘れることはない。