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2020年3月30日月曜日

新刊『私という現象 末期ガンをサーフするⅡ』(Kindle)

新刊『事象の地平線 末期ガンをサーフする』が、アマゾンの電子書籍・Kindleで配信スタートしました。

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食道ガンのステージⅣ(末期ガン)で余命数か月とされた著者が、幸福な終末の日々を送る現在にいたる道すじや経験と、いま現在の日々を記録した長い自己紹介(プロフィール)としての随筆。ブログ連載を経て、書籍化にあたって大幅に加筆修正したものをあらたにリリースしました。
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ダウンロード価格100円です。
Kindle unlimited(読み放題/無料)にも登録しています。
こちらからどうぞ。

2020年3月18日水曜日

Kindle本100均キャンペーンなう

べつに新型コロナウイルス騒ぎに便乗するわけではありませんが、在宅の機会が増えたり、本でも読んでみよう、この際なにか勉強してみるかな、とかんがえる人が多くなっているようなので、私のKindle本のなかでとくに読み物系のコンテンツをすべて一律100円(税込)に値下げしました。
この機会にお楽しみいただければ幸いです。

Kindle unlimited に登録している方はもともと無料で読めます。
以下のコンテンツが100均です。
これらの本のリンクはこちらにまとめてあります。


『事象の地平線 末期ガンをサーフする』
『雨降りだからピアノでも練習しよう』
『なぜ私はここに来たのか——ドイツ演奏旅行記』
『縁側の復権——共感的コミュニケーション2019』
『共感的コミュニケーション2018』
『共感的コミュニケーション2017』
『仕事をやめたいと思ったときに――共感ハンドブック Vol.1』
『祈る人5 舞踏病の女』
『祈る人4 青い空、白い雲』
『祈る人3 アンリ・マティスの七枚の音』
『祈る人2 今朝の蜜蜂は羽音低く飛ぶ』
『祈る人1 彼女が神様だった頃』
『秘密』
『桟橋』

2019年11月4日月曜日

新刊紙本『事象の地平線 末期ガンをサーフする』が刷りあがりました

新刊『事象の地平線 末期ガンをサーフする』の紙本が刷りあがってきました。
オンデマンドの印刷物なのでやや割高になっています。
アマゾンKindleではすでに電子ブックとして配信中ですので、スマホなどで手軽に読みたい方はそちらをご利用ください。

ちなみに、紙本をご購入いただいた方にはもれなく、電子ブックデータを差し上げています。
ご希望の方は購入時にお知らせください。

価格は1,000円です(税込)。
郵送の場合は送料180円が別途必要です。

購入はこちらから。

Kindle本はこちらからどうぞ。

2019年10月22日火曜日

新刊『事象の地平線 末期ガンをサーフする』(Kindle)

新刊『事象の地平線 末期ガンをサーフする』が、アマゾンの電子書籍・Kindleで配信スタートしました。

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2019年5月末に食道ガンが見つかり、精密検査の結果、遠隔転移のある末期(ステージⅣ)であることがわかった。
その後、さまざまな経緯で標準的治療法である抗ガン剤の治療は受けないことにし、放射線の照射治療を選択することになった。
照射は全30回にのぼるが、本書ではその過程をほぼ同時進行でたどるとともに、治療選択にいたる過程や思い、現在から今後にわたってどのように生きていこうとかんがえているのか、可能なかぎり正直に、誠実に書きつづった記録である。
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ダウンロード価格300円です。
Kindle unlimited(読み放題/無料)にも登録しています。
こちらからどうぞ(画像をクリックしてもジャンプします)。

近日、紙本も頒布予定です。

2019年7月8日月曜日

新刊『音読日めくり365日』(Kindle)

新刊『音読日めくり365日』が、アマゾンの電子書籍・Kindleで配信スタートしました。

2012年から2013年にかけての丸一年間、ブログに毎日連載した「音読日めくり」を原本にして、加筆修正したものです。
それを今年になってからこつこつ、えんえんと製本・編集作業をつづけ、ようやくリリースにいたったものです。

ダウンロード価格800円です。
やや高めの設定ですが、新書版にして800ページ、ePub版だと1000ページを超える内容となっています。
Kindle unlimited(読み放題)にも登録しています。
こちらからどうぞ(画像をクリックしてもジャンプします)。

2019年6月20日木曜日

自分をコンテンツ化する(老後にそなえて?)

以下の私見は半分冗談、半分本気です。
読み流していただければ幸い。

まじめに払っているのに年金が支給されなくなるとか、減額されるとか、2千万円の蓄えがないと老後を安心して生きられない、いや本当は3千万円だとか、いろいろ不安な情報が飛びかっている。
お金を稼ぐ能力があろうがなかろうが、つまり子どもだろうが高齢者だろうが、障害者だろうがなにかのマイノリティだろうが、すべての国民が安心して生存できることを保証しているのが憲法だろうし、文明国(日本がそうであるかどうかはさて置いて)のありかただと思うが、現日本国の政治家や政府はそんなものを遵守するつもりはまったくないらしく、ホリエモンのツイートが代表しているような自己責任論ばかりが幅をきかせている。
自分がマイノリティになったとき、無力になったときのことなど、だれも想像すらしないらしい。

いまの日本の社会資産は、それがうまく再配分されれば、すべての国民が充分に安心して暮らせるだけの余剰があると私は思っているし、そういう試算もある。
たとえばベーシックインカムなどによってすべての国民が、すくなくとも金銭面では安心暮らせるような社会システムは、そんなに不公平なものなのだろうか。
働ける者、稼ぐ能力のある者、持てる者が、働かない者(働けない者)や持てない者の生活を支えるのは、そんなにいやなのだろうか。
むしろ心の豊かさをもたらすのではないかという私の想像は、それほど奇抜なものなのだろうか。

残念ながら、すべての者が自己責任を押しつけられてなんとか生きていかねばならないのが、現実社会だ。
当分これがつづくだろうとせねばなるまい。

自分という資産を活用しよう、というのが私の提案のひとつだ。
資産といっても、お金や貴金属や証券や不動産のことではない。
自分のなかに蓄積してきた「経験」という資産だ。

自分の経験をコンテンツ化しておく。
有料コンテンツでもいいし、無料でもいい、とにかく必要な人がそこにアクセスしコンテンツを入手できる仕組みを作っておけば、一生そのコンテンツは提供されつづける。
私が提供するコンテンツは、私が生きているあいだはもちろん、私が死んだあとも残っている。

そのために自分の経験や生産したものをデジタルコンテンツ化しておく。
音楽や朗読、トーク、講演、などの音声コンテンツ。
著作物などのテキストコンテンツ。
漫画やイラスト、写真、絵画などの映像コンテンツ。
YouTubeに代表されるような動画コンテンツ。

自分はなにをコンテンツ化できるだろうか。

電子書籍の世界でおもしろいコンテンツと現象がある。
スマホの音楽アプリで、指だけでドラムを演奏できるものがある。
音のクオリティはすばらしく、修練すれば本物のドラムを演奏しているような音を残せる。
マルチトラックを駆使してオリジナル音楽を作ることも簡単だ。

その指ドラムの練習方法だけを記した電子書籍がある。
だれがこんなものを買うんだろうと思うかもしれないが、指ドラムを演奏したい、練習したいという人は意外に多く、この電子書籍はおどろくほどの売り上げがあるらしいのだ。
たぶん、自分の趣味を人にも分かちたいという軽い気持ちで作ったものだろうが、それを必要とする人がいて、電子書籍として公開販売したらその人たちに届いた、というわけだ。

自分の経験のどんなことが、だれに必要とされているのかわからない。
自分の創作物がだれに気にいられるかわからない。

コンテンツというと有料を前提とかんがえる人がいるようだが、無料公開でもいい。
それが必要な人に届くとき、そこにつながりが生まれ、ひょっとしてコミュニティに成長するかもしれない。
それは自分にとって生きていく「場」になりうるのだ。

私も商業出版とは距離を置き、出版社に依存しない自力出版で自分のテキストコンテンツなどを配信している。
じつに自由で楽しい世界だ。
多くはないが、売り上げもある。
あてにならない微々たる年金を不安な思いで待ちつづけるより、楽しみながらせっせと自分をデジタルコンテンツ化していくほうがずっといい、と私は思っている。


次の講座、今夜です。
まだ参加枠に空きがあります。

6月開催:自力出版オンライン講座、全3回
自作の出版を既存の出版社への依存から自力での独立出版へと完全移行した水城ゆうが、個人出版のノウハウを在野の書き手、出版人のみなさんとシェアします。6月20(木)/26(水)/7月2(火)の夜開催です。

2019年5月2日木曜日

夏目漱石『行人』ひさしぶりのオーディオブック収録

オーディオブックのアイ文庫は創業当初から夏目漱石作品のオーディオブック化に取りくんでいて、長編作品もすでに多くリリースしている。

すでにオーディオブック化してある夏目漱石の中長編作品はつぎのとおり。

『吾輩は猫である』
『坊っちゃん』
『草枕』
『虞美人草』
『三四郎』
『それから』
『門』
『彼岸過迄』
『こころ』

短編も「夢十夜」や「文鳥」など多くある。
多大なる時間と労力を使って、それぞれの朗読者といっしょに作りあげた大切な作品群だ。

たとえば『吾輩』は20時間以上の作品になっている。
20時間の録音物を作るのに何時間くらいかかるかご存じだろうか。
収録、編集、マスタリング、テーマ音楽製作などを経て完成する。
かかりきりになって何日も、ひょっとして何週間もかかることは想像いただけるだろう。
それだけの労力をかけても、またオーディオブックを作りたいと思う。

なぜか。
それは収録が楽しいからだ。
朗読者との共同作業である収録の時間。
時間を超えて形になって残る作品を録音する作業なので、こまかいミスは許されない。
読みちがえはもちろんのこと、ノイズも排除したい。
できればよい音質で長らく聴いてもらえるようなコンテンツを残したい。

かつてアイ文庫は専用スタジオを持っていたこともある。
地下倉庫を改造した広いスタジオだったり、きちんとした音楽スタジオを借りていたこともあった。
しかし経済的理由でこれらは手放した。
いまは普通の民家の一室で録音している。

幸い住宅地で静穏な環境だが、スタジオとはちがって音質には気を使う。
一般の方には聞き慣れないことばかもしれないが「部屋鳴り」という現象がある。

音響スタジオは吸音材が張りめぐらされ、音が反響するようなことはまずないが、住宅の一室だと壁や窓ガラスや床が、材質によっては音をはねかえす。
朗読者の発した声が直接マイクに届くのと、部屋で反射して届くものが重なり、ときには汚い響きが作られてしまうことがある。
それを避けるために、それなりの工夫がいる。

収録機材やソフトウェアはとても安価になって助かっている。
しかし、これらを操作する人間は、音響についての知識やセンス、感受性が修練されている必要がある。

そしてなにより重要なのは、音質ではなく、朗読者の読み方、すなわち「表現」だ。
「この作品をどのように読むのか。どう表現するのか」
音質の善し悪しなどよりはるかに大切な問題だと、私はとらえている。

アイ文庫以外にも多くの会社がオーディオブックを作っていて、それぞれに収録ディレクターがいる(なかには朗読者に丸投げのところもあるらしいが)。
その仕事の多くは、読みまちがえのチェック、ノイズチェック、イントネーションや発音のまちがいのチェックといったものだ。
私もそれをおこなうが、それ以上に重要なのが、表現に関わるディレクションだ。

文章や作品の解釈、セリフの表現、全体のトーン、身体の使い方など、さまざまなディレクションをおこなっている。
私のような朗読演出をオーディオブック収録でおこなえるディレクターはとても少ない。
朗読演出ができるディレクターを育てる環境が、そもそもない。

最近、かつて新潮カセット文庫を作っていた方と仕事でご一緒する機会ができたのだが、その方も朗読演出の重要性を強調しておられた。
ニッポン放送で朗読番組に関わっていた方とも、以前そのような話をしたことがある。

朗読演出において大切なことはなんだろう。
私が注意しているのは、つぎのようなことだ。

・ひとりひとりの朗読者の個性を見極めること
・朗読者が安心してのびのびと表現できるように対話をこころがけること
・本の内容ではなく朗読者の存在そのものが伝わるような作品をめざすこと
・ミスは気にしない(とりなおせばいいのだ)
・無理なスケジュールは組まない(朗読者の快適なペースが重要)

今日は国立春野亭の1階で野々宮卯妙に夏目漱石の長編小説『行人』の出だしを読んでもらった。
長い収録の初日だ。
新聞に連載された小説で、1話5分ほどの長さのものがつながっている。
全部で166話ある。
のべ6時間くらいになる予定だ。

ほかにも窪田涼子や岩崎さとこなど、信頼のおける朗読者に他作品の収録を依頼している。
これら夏目漱石作品だけでなく、とりたい文学作品がまだまだたくさんある。
すぐれた朗読者に集まってもらいたいし、またそういう人を育てていきたいとも思っている。

興味がある方は、まずは現代朗読ゼミに顔を出してみてほしい。

5月5日:臨時朗読ゼミ(水城ゼミ)
ゼミ生が個人レッスンを受けるタイミングで臨時の現代朗読ゼミを開催します。現代朗読については水城ゆうブログ「水の反映」の「現代朗読」ラベルをご参照ください。5月5(日)/12(日)/19(日)、いずれも10時半から約2時間。

2019年4月26日金曜日

10連休だあ?

明日からゴールデンウイークで、日本は10連休に突入するらしい。
年中休みの私にとっては、とくに変わったことはないが、子どもがいる人やお勤めしている人にとっては大きなことなんだろうと思う。
ゆっくり休んでいただきたい。

その一方で、連休なんか関係なく働くという人もいるだろうし、連休そのものを苦々しく感じている人もいるかもしれない。
そのいずれにも共感したいし、なによりまず、自分自身に共感して有意義にすごしたいと思っている(連休に限らないが)。

今日も作業していたのだが、私がいま取りくんでいるまとまった仕事としては、『音読日めくり365日』の電子書籍化だ。
数年前に毎日連載という形でブログに「音読日めくり」を書きつづけ、ついに365日分(うるう年だったので正確には366日分)を書きあげた。
その一部を電子書籍化したのだが、あまりに分量が多くて、3か月分だけ編集して力つきてしまった。
しかも、1か月1冊という形だった。

今回は365日分を一挙一冊にまとめあげてしまおうという計画だ。
紙の本だとおそろしく分厚い、辞書のような本になってしまうだろう。
今日、一月の分を編集したのだが、70ページになった。
12か月分だと840ページになる計算だ。

電子書籍なら840ページだろうが、5000ページだろうが、逆に5ページだろうが、コンテンツとして成立する。
そこがおもしろいところだ。

それにしても、12か月分の編集作業はどのくらいの時間がかかるのか。
連休中に終わるといいのだが。

そんな作業をしていた今日は気温がどんどんさがってきていて、どうやら寒波が来ているらしい。
ずっとコンピューターに向かっていると身体が冷えて、暖房をつけてしまうほどだ。

明日27日はもっとも気温が低くなるらしいが、夜はこのところ恒例の国立〈キノ・キュッヘ〉のオープンマイクにゼミ生といっしょに出演することになっている。
年明けから現代朗読の稽古をしているユウキさんが、私のテキスト「Depth」を読むことになっている。
私はおもちゃのようなショルダーキーボードで共演する予定だ。
いつもの野々宮卯妙も、まだ演目は決まっていないが、参加してくれるはずだ。

ご都合つく方、ぜひ遊びにいらしてください。
こちらのオープンマイクは独特の暖かい雰囲気があって、なんだか居心地がいい、というばかりでなく、インスパイアされることも多いのだ。

2019年4月16日火曜日

5万人に読まれている共感的コミュニケーションの本

先日、ふと思いたって、私が「自力出版」している電子書籍の統計データを見てみた。
このところの新刊はほとんどアマゾンKindleから配信していて、コンスタントに読んでくれている人がいるようなので、正確な数字を知りたくなったのだ。

とくに『共感的コミュニケーション』は2017版、2018版、2019版と、毎年つづけてリリースしてきたので、どのくらいの人が読んでくれているのか、知りたくなった。

もちろんKindle本は売れた数に応じて毎月アマゾンから振込がある。
それとは別に、サブスクリプション制といってもいい「unlimitted」という読み放題の制度もある。
これは月定額を支払った人、またはプライム会員向けに、対象になっている本なら無料で好きなだけ読める、というシステムだ。
私の本もこのシステムで読めるようにしてある。

Unlimittedの売り上げの計算方法は複雑で、ブラックボックスに近いのだが、ようするに定額会員やプライム会員から集まった総額をページビューに応じて各書籍ごとに分配率を算定し、著者にペイバックするというシステムだ。

こちらの数字が増えつづけていて、ダウンロード販売よりずっと多くの人が読んでくれている。
私の『共感本』の場合、3冊あわせて3万5千近い読者がいることがわかった。
Unlimitted制度がはじまる前の分と合わせれば、たぶん5万近くの人に読んでもらっているだろうと思う。

これはうれしいことだ。
活字本で3万部を売るのはかなり大変だ。
しかも著者印税は1割に満たない。
本を書くという労力に比して著者への報いはとてもすくない。

もうKindleでいいじゃないか、という気に充分になる数字だ。
どうしても紙の本がいいという人は、オンデマンドで印刷製本して送ってくれるサービスもアマゾンが提供しているので、それを使うこともできる。

なんだか明るい気持ちになってきた。
私・水城ゆうがこれまでリリースした電子書籍のリストはこちらにまとめてあるので、一度ご覧ください。

2019年4月1日月曜日

新刊電子書籍『なぜ私はここに来たのか』配信スタートしました

すでにお知らせしましたが、アマゾンKindleから新刊電子書籍『なぜ私はここに来たのか——ドイツ演奏旅行記』をリリースしました。
以下、まえがきとしての「はしがき」を紹介します。

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 有効期限十年のパスポートがとっくに切れてしまっているくらいだったから、今回の旅行以前に海外に旅行したのははるか前――すくなくとも十年以上前のことだ。
 タイだったか、中国だったか。そのどちらかだったことはたしかだ。
 ヨーロッパとなると二十代前半のことだから、四十年近く前、ということになる。そのときはパリ、ジュネーブ、ロンドンをめぐる観光ツアーだった。
 私のまわりには、とくに非暴力コミュニケーション(NVC)にたずさわる人が多く、彼らはしょっちゅうアメリカ合衆国を中心に海外と日本を行き来している。しかし、私は経済的ないいわけを装って旅行のチャンスを作る意志を持たなかった。なにかがブロックになっていたんだろう。
 今回、ふとしたきっかけでドイツに行ってみようかということになり、調べてみるととても安価で行けることもわかった。とはいえ、航空運賃だけでなく、宿泊費や、その間私のようなフリーランスは収入が途絶えるわけだから、ハードルがまったく低いわけではなかった。
 思いきって行ってみようかなと思っているときに、フライブルク在住の音読トレーナー・なおみさんから「日本文化の日」イベントでのピアノ演奏の話をいただいた。一気にハードルがさがり、渡独が決まった。

 文中でも書いたが、実際に行ってみると、私のなかにあったさまざまなブロックやわだかまりや、概念的な思いこみがパタパタとはずれ、帰国したときにはとても身軽になっているのを感じた。
 本当は行ってみたいと思っているところに行けない、行かない状況がつづくと、自分のなかにある種の概念がふくらんでしこりのようになってしまう。実際に行動してみると、そんなものは概念であって存在しないことがわかる。
 今回の私の旅での最大の収穫は、
「なぜ私はここに来たのか」
 という原理的、根源的な問いに立ちかえれたことだろう。そしてその答えはとても明確になった。
 答えがえられたあとは、
「ここに来る必要すら本当はなかった」
 ということに気づけたのだが、結局来なければ気づけなかったという矛盾がそこにはある(笑)。
 ドイツに旅行することも、日本の自宅でただじっとしていることも、北京空港で走りまわっていることも、結局はただ一度きりの人生という大きな旅の一部分でしかなく、その瞬間瞬間を味わうことしかできないのだ。というより、味わうことの喜びが私にはあたえられているのだ、ということがいまはわかった。
 いまこの瞬間も、キーを打ちながら旅している身として、これを記す。
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本体のダウンロードはこちらから。

2019年3月31日日曜日

KDPの申請処理が超速でびっくりした

KDPすなわち Kindle Direct Publishing に電子書籍の登録を申請すると、データと内容のチェックをされ、問題がなければ数日中にアマゾンのKindle書店で配信スタートされるわけだが、今回は『なぜ私はここに来たのか』を申請したあとあまりに速く処理が終わって、数時間後にはもう配信スタートしていたのでびっくりした。

データに問題があったり、内容が規約に違反していたりすると、おそらくハネられることもあるのだろうが、私はいまのところそういう経験はない。
これまで順調に販売・配信できているのだが、それにしても今回は速い。
いったいどんな体制でチェックしてるんだろう。

こうなるとおもしろくて、どんどん書いてどんどん配信してみたくなる。

新刊『なぜ私はここに来たのか——ドイツ演奏旅行記』(Kindle)

新刊旅行エッセイ『なぜ私はここに来たのか——ドイツ演奏旅行記』が、アマゾンの電子書籍・Kindleから発刊されました。

2019年3月に私・水城ゆうが2週間のドイツ旅行に出かけたときのことを、リアルタイムに書きつづったものを、あらためて加筆修正してまとめたものです。
今回の旅での最大の収穫は、「なぜ私はここに来たのか」という原理的、根源的な問いに立ちかえれたことだと思っていますが、その答えを得られたことが、私にとっては本書執筆の大きな収穫でした。

ダウンロード価格300円です。
Kindle unlimited(読み放題)にも登録しています。
こちらからどうぞ(画像をクリックしてもジャンプします)。

2019年2月10日日曜日

【新刊】雨降りだからピアノでも練習しよう

アマゾンKindleから水城ゆうの新刊書『雨降りだからピアノでも練習しよう』が配信スタートしました。

ブログ「水の反映」に「私の音楽歴——いかにして即興ピアニストになったか」と題して35回にわたって連載したものを、加筆修正し、あらたに書きおろしたいくつかの短編作品も追加して『雨降りだからピアノでも練習しよう』と改題したものです。
内容も「音楽歴」や「即興ピアニストになったいきさつ」からだいぶ逸脱して広がっています。
ごく個人的な回想ではありますが、それぞれの時代や音楽シーン、音声コンテンツやライブ業界のある側面をリアルに描写している部分もあります。
お楽しみいただければ幸いです。

新刊『雨降りだからピアノでも練習しよう』はこちらから。

※追記
iOS端末などのKindleアプリでダウンロードできない、「互換性がありません」と表示される問題が報告されています。ちょっと調べてみたら、こんな記述がありました。

「iOS端末でなぜかダウンロードできない場合は、ちょっと待ってみましょう。明日になったらダウンロードできるようになっているはず!」

しばらく日時をおいて試してみてください。

2019年1月13日日曜日

【新刊】共感的コミュニケーションの本の2019年版が出ました

水城ゆうの新刊書、出ました。

『縁側の復権——共感的コミュニケーション2019』

現時点でアマゾンの電子書籍Kindleとして購読できます。
Kindleをはじめとする各種電子書籍リーダーでお読みいただけるほか、スマホやタブレット端末でもKindleアプリを使って読めます。
ポケットやカバンにいれて、いつでもお好きなときにお読みください。

内容は、好評の『共感的コミュニケーション2017』『共感的コミュニケーション2018』につづく、NVC(=Nonviolent Communication/非暴力コミュニケーション)について書かれた数少ない日本語オリジナルの共感的コミュニケーションのシリーズ、第3弾です。
水城ゆうが数多くの勉強会や個人セッションで得た知見をもとに考察を深めたうえで、エッセイとして読みやすい形に書きおろした読み物となっています。

ご購入はこちら

現在、紙本の製作も進めています。
紙の本をご希望の方はいましばらくお待ちください。

共感本ようやく入稿、今夜は身体文章塾

完成が遅れていた共感的コミュニケーションの本がようやく完成して、とりいそぎ Kindle Direct Publishing に入稿した。
最終的にタイトルを『縁側の復権——共感的コミュニケーション2019』とした。
明日か明後日には公開されるはずだ。

そして今夜はオープン開催になった身体文章塾の初回。
だれでも参加できます。
といっても、あまりに大人数になると収拾がつかないので、いちおう申し込んでください。
今夜のお題は「密会」です。

詳細と参加申し込みはこちら

2018年8月22日水曜日

書籍『共感的コミュニケーション』は「2017」と「2018」のどちらから読むか

私の著書『共感的コミュニケーション2018』をひとりの人が2冊買ってくれた。
時々こういうことがあるのだが、自分用のはすでに持っていて、人にプレゼントするために買ってくれるのだ。
自分用のはKindleでいつもスマホに入れてあって、知り合いには紙の本を差し上げるという人もいる。
ありがたいかぎりだ。

このシリーズは『2017』と『2018』の二冊が出ている。
今年の末には『2019』も出る予定だ。
どちらから読んでもらってもいいし、どのページから開いてもらってもかまわないのだが、共感的コミュニケーション(NVC)にまだあまりなじみがないという人は『2017』のほうから順番に読んでもらったほうがわかりやすいかもしれない。

ということを、いちおうおすすめしておく。

『共感的コミュニケーション2017』アマゾンKindle/500円
紙本

『共感的コミュニケーション2018』アマゾンKindle/500円
紙本

これらの本を読んで疑問がわいた人や、私に直接なにか訊いてみたいという人は、8月24日からはじまる(23日はすでに受付終了)共感強化期間のオンライン勉強会に出てみてほしい。

8月23日〜9月6日:共感強化練習会
共感強化期間として集中的な勉強会をオンラインで開催します。共感的コミュニケーション(NVC)、マインドフルネス、手帳術、文章術など、決まったカリキュラムはありませんが参加者のニーズに応えながらギュッと濃縮した内容で、毎回60分おこないます。

2018年7月23日月曜日

共感的コミュニケーションの本の在庫補充

日本語ネイティブで書かれたほとんど唯一の本だと自認している私の著書『共感的コミュニケーション』を在庫補充した。

手元にいつも置いておくように心がけているが、いつの間にかみなさんにお求めいただいて、うっかりしていて、気がついたら在庫がほとんどない、という状態になってしまう。
たくさんの方に読んでいただいているんだなあと、うれしいかぎりではある。

一度きちんと数えてみたいと思っているが、電子書籍と合わせればこれまでに数千人には読んでいただいているんじゃないだろうか。

この本は通常の書籍流通には乗っていないので、私のサイト( mizuki-u.com )から直接ご注文いただきたい。
また紙の本ではなく電子書籍でもいいという人は、アマゾンKindleからダウンロード購入できる、そちらをご利用いただきたい。

「2017」と「2018」の2冊あるが、内容はそれぞれ別のものだ。
共感的コミュニケーションを学びはじめたばかりの方には「2017」のほうから順次お読みいただくことをおすすめする。

『共感的コミュニケーション2017』アマゾンKindle/500円
紙本

『共感的コミュニケーション2018』アマゾンKindle/500円
紙本

2018年3月25日日曜日

NVCの日本語書籍が(とにかく)ない

私の本『共感的コミュニケーション2018』を読んだという人からこんなメッセージをいただいた。

「Kindle で共感的コミュニケーション2018読ませていただいてます。NVCを学んでる最中ですが、読みやすい本を探しててたどり着きました。だいぶ入ってきやすいです。人生の波を乗り切り、命を味わうって言葉いいですね」

うれしい。
私の本はKindle版と紙の書籍の両方が出ているが、日本の書籍流通ルートに乗っていないので、書店の書棚にならぶことはないし、図書館にも置かれていない。
Kindle版はアマゾンにアクセスして検索すれば、すぐに入手できる。
また紙の書籍も私のウェブサイトから直接購入できるようになっている(送料無料)。
しかし、一般的にはまったく知られていない。

上記のように、NVCを学びはじめた熱心な人が、あちこち検索でたどって、私の本にたどりつくケースはあるが、まれだ。
NVCを学ぶための日本語の本としては、いまのところ日本経済新聞社から出ている『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』が定番となっているが、それ以外のものはほとんど出ていない。

『「なんでわかってくれないの!」と思ったときに読む本』という翻訳ものがあって、これもNVCをベースに書かれたコミュニケーションの本だが、もともとは英語で書かれている。

つまり、最初から日本語で書かれたNVCの本がほとんどない。
いや、まったくないといっていいだろう。
私の本をのぞいて。
あと、本にまとめた以外にも、膨大なドキュメントが私のブログ「水の反映」に掲載されている。
NVCを学ぶためのテキストをとにかくたくさん読みたい、という人は、私の本とブログをおすすめしたい。



これは私の書いたものをもっと知ってもらいたいということもあるが、それ以上に多くのNVCを学ぶ人たちが学ぶためのテキスト探しに苦労しているのを見て、いつももどかしい気持ちになってしまうからだ。

2018年2月28日水曜日

『HiYoMeKi』第6号の「はじめに」より

身体文章塾の機関誌『HiYoMeKi』の第6号がひさしぶりに配信されたがそのまえがきとして書いたものを紹介させていただく。
『HiYoMeKi』は「ひよめき」と読み、どなたも無料で自由にお読みいただくことができる。
こちらのBCCKSのサイトからも読めるが、スマホやタブレット用の専用アプリでも読むことができる。

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(まえがきより)
 ずいぶん間《ま》があいてしまったが、身体文章塾の機関誌をひさしぶりにお届けする。

 身体文章塾はその前身を次世代作家養成塾と称していた。その前は現代朗読ゼミの一環としてテキスト表現ゼミと称していたこともあるかもしれない。
 もうかれこれ十年くらいつづいているテキスト表現の研究・発表の場である。
 その間《かん》に参加者が入れ替わり、またつづけて参加しつづけている者の表現クオリティやスタイルも変化し、そして私・水城ゆう自身も大きく変化した。自分自身は成長したのか退化したのかよくわからないが、変化したことだけはたしかだ。つづけて参加している、たとえば奥田浩二などは、あきらかに著しい成長をとげていて、それは私たちのお祝いでもある(彼がお祝いしたいかどうかは別としても)。
 テキスト表現にかぎらず、表現行為において私たちは自分自身という「現象」をあつかっている。これは最近の私の気づきだ。
 人はだれもが、肉体という物質的存在でありながら、じつは身体という現象として存在している。現象なのでそれはたえず変化し、移りかわりつづけている。昨日の自分と今日の自分はちがう。一瞬前の自分ですら、もう過去の現象として流れさっていて、いまここにいる私はまさにいまこの瞬間の現象でしかない。
 そのような謙虚さに立ったとき、現象としての身体は私になにを書かせてくれるだろう。そこからはどのようなことばが発生してくるだろう。

 この六号に収録した作品群は、すこしばかり時間をさかのぼっている。次世代作家養成塾と称していた時期の作品がほとんどだ。
 まずはこれらをみなさんにお届けしたあと、可能なら七号、八号と、現在にちかづいていき、リアルタイムに身体文章塾で起こっていることをお届けできるようにしていきたいとかんがえている。
 お付き合いいただければ幸いだ。
 また、身体文章塾はどなたも、テキストで自分自身を伝えたい、テキストを書くことで自分を知りたい、という人ならどなたも歓迎だ。門戸はつねにひらかれている。

2018年2月26日月曜日

『HiYoMeKi Vol.6』発刊しました!

身体文章塾の機関誌『HiYoMeKi』の第6号がひさしぶりに配信されました。
「ひよめき」と読んでください。
無料です。どなたも自由にお読みいただけます。

こちらのBCCKSのサイトからも読めますが、スマホやタブレット用の専用アプリでも読めます。
「backs reader」でアプリ検索してください。

また、サイトからはePubファイル(電子書籍データ)をダウンロードして好きなように読んだり、人に送ることもできます。
こちらからどうぞ。

以下、目次より紹介します。

 星砂 佐藤ほく
 金魚 荒川あい子
 巣立ち 植森ケイ
 虚数 三木義一
 ミスターCDラジカセ 山口世津子
 水のたわむれ 野々宮卯妙
 指先の恐怖 知念満二
 栄ちゃん 奥田浩二
 待つ 水城ゆう