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2018年7月19日木曜日

ノンバイオレント・クッキングの予行演習

今週日曜日・22日の昼は共感男塾の番外編イベントとして「ノンバイオレント・クッキング(NVC)」と称したビーガン料理会を開催する。
音読トレーナーのみっちーこと山縣理人くんと共同開催するものだ。
みっちーはパーマカルチャーの勉強をしていて、菜食への移行も熱心にやっている男だ。

ところで、イベントは男塾の番外編ではあるけれど、女性の参加も歓迎。

その予行演習をみっちーとやってみた。
なにしろ初めての試みなので、当日あたふたしたり、よりおいしく作るアイディアを出し合っとこうということで。

作るものはココナッツカレー。
あるサイトのレシピを参考にさせていただいた(来てくれた人には教えます)。

まず材料のチェック。
メインとなる野菜は玉ねぎ、きのこ、豆。
スパイスはクミンシード、ターメリック、コリアンダー、カイエンペッパー。
ほかににんにく、ココナッツオイル、ココナッツミルク(大量)。

スパイスは最後に投入して味を整える感じ。
炒めないのがコツ。

できあがったのを味見してみたら、大変おいしくてまろやか、コクもあるんだけど、もうひとつパンチがほしい感じ。
私の好みでナンプラー代わりの薄口醤油をちょっと加えるといい感じ。
完全ビーガンのカレーは簡単レシピだった。

これを日曜日に共感男塾番外編としてビーガンクッキングの会としてやるのだが、その前に明日・20日(金)夜は共感男塾本編の2回めを千歳烏山の会場で開催する。
こちら、まだ参加者が少ないので、みなさんの気楽なお越しをお待ちしております。
こちらは参加者を男性(または自分自身を男性と自認する方)に限定させていただいている。

7月20日:共感男塾@世田谷
男性(もしくは男性と自認している人)限定の共感的コミュニケーションの勉強会を、7月20日(金)19時半から千歳烏山駅徒歩2分の会場で開催します。案内人は水城ゆうと、くまさんこと大間哲のふたり。男性ならではの共感の悩みに挑みます。

7月22日:共感男塾・番外編——ノンバイオレント・クッキング講座@国立
第一回(つづくのか?)はココナツカレーをみんなでわいわいいいながら作ります。
作ったあとは、いっしょにいただきながら、共感的コミュニケーションの勉強会にずるずるとなだれこみます。正午スタート。

心配な日本みつばちの巣箱

町田のあした農場に行って、日本みつばちの巣箱の内検をしてきた。
みつばち部の巣箱ではなく、あした農場・渡辺さんの巣箱のようすがおかしいという。
働き蜂がだいぶ減っていて、巣板がむき出しになっていた、巣板の底に変成王台がいくつもできていたり、スムシが見え隠れしていたり。

最悪、女王蜂が死んでしまったり、なにかの理由でいなくなってしまった「無王群」の可能性もある。
そうなるとその群は死滅するのを待つばかり、ということになる。

実際に内検したみたところ、どうやら心配していたような「無王群」ではないような気がする。
つまり、女王蜂はまだいる感じ。
それより、スムシが発生しているようで、それをいやがった蜂たちが巣の片側に寄り集まっているように見える。

ここは思いきって、残っている群をあたらしい巣箱に移し、古い巣箱は掃除して消毒してしまうか。
さいわい、使える新しい巣箱が一式ある。
必ずしもうまくいくとはわからないが。

あらためて来週アタマにでも作業しようと思っていたが、思いなおしてなるべく早く作業することにした。
明日の早朝にまた行くことにした。

明日の作業はちょっと大掛かりになるのと(巣を倒したりバラしたりするので)、巣のまわりの草などを刈りたいので、できれば何人かいると助かる。
草刈りをしっかりしておきたいのは、巣のまわりが薮っぽくなると湿気がたまって、どうもスムシが発生しやすい気がするからだ。
手伝ってくれる人がいたら、歓迎(直接ご連絡ください)。

かなり早いが、気温が高いこともあって、7時すぎの作業スタート予定。
私は国立・谷保6時半発、多摩センター7時通過予定で、車で行く。

7月31日:みつばち部まつり
巣脾を絞ってハチミツを取る作業、その絞りカスからミツロウをとる作業、ハチミツやミツロウの頒布、もちよりごはん会&みつばち部総会、夜には久々のBee's Cafe(おはなし会)を、7月31日(火)の午後から夜にかけて国立春野亭でおこないます。

2018年7月18日水曜日

2週つづけての鈴鹿行き

酷暑のなか、三連休の前半に、前週につづいての鈴鹿行きだった。

まずは土曜日の午後1時半から、鈴鹿のぐみの木保育園で親子共感音読教室。
うっかり三連休の初日だということを忘れていて、充分に間に合う時間だと余裕をもって国立を出たはずが、国立府中インターから中央道に乗ったとたんに渋滞していて、しまった! と後悔。
幸い、渋滞は八王子の向こうまでで、あとはだいたい流れていた(交通量は多かったけれど)。

なんとか5分遅れで到着したら、世話人の矢田恵理子さんとその知り合いの方たち、子どもたちが集まってくれていて、さっそくスタート。
宮沢賢治の詩を使った音読遊びで身体と声のつながりを楽しんだあと、同行の野々宮卯妙が朗読して、カードを使った感情探しゲーム。
人はさまざまな感情をそれぞれに持つものだし、自分が想像もできない意外な感情やニーズを持っている人もいる、ということを実感するためのゲーム。
それにしても、野々宮の朗読のときは、いつもみんな真剣に聞き入ってくれる。

後半は大人たちに集まってもらって、共感的コミュニケーションの勉強会。
といっても堅苦しいものではなく、みなさんの日常のなかで起こっていることや、親子関係の気がかりなどをお互いに聞き合ったり、共感トランプを使って練習したり。

楽しい時間が終わったあとは、恵理子さんたち何人かと喫茶店に移動して、休憩とおしゃべり。
先週に引き続き、みなさんにはお世話になりました、そしてお付き合いいただきありがとう。

夜はアズワンの研修センターに行き、公子さんが用意してくれた夕食と飲み会。
なんとそこに、ウェル洋光台の戸谷さんがいらしていて、一度お会いしたいと思っていた方だったのでびっくり。
戸谷さんは翌午前中のガイアエデュケーションの特別講座の講師としていらしたとのこと。

戸谷さんも私に会ったら聞いてみたいことがいくつかあったとかで、共感的コミュニケーション(NVC)について質問攻めにあってびっくりするやらうれしいやらだった。

翌日曜日はウェル洋光台の戸谷さんがガイアエデュケーションのコース参加者を対象に、シェアハウスの運営について講義するというので、私も聴講させていただく。
これがかなりおもしろく、刺激に満ちた内容で、わくわくした。

後日、国立にもどってから、戸谷さんがわざわざこのときの資料と書籍を送ってくれたので、これからじっくり読んでみようと思っている。
またまだ訪問したことがないウェル洋光台にも、近いうちに行ってみたい。

戸谷さんの講座が質疑応答にはいったタイミングで、抜け出して、鈴鹿カルチャーステーションに行く。
アズワン研究所のメンバーの方々からインタビューを受ける。
インタビューというより、よく知った方ばかりなので、対談というか、むしろ懇談会のような気楽な感じで、楽しい語らいだった。
これはどこかに発表されるのかな?

お昼はGEN-Japan(エコビレッジネット日本)の片山弘子さん、ガイアエデュケーションの企画スタッフをされている学芸大学の小森先生、野々宮卯妙といっしょに、茶室でいただく。
ついでに打ち合わせも少しだけ。

そのあと13時半からエントランスホールのほうで一般公開講座がスタートする。
コミュニケーションをテーマに、共感や非暴力についての話をさせていただいた。
ここにはグランドピアノがあるので、途中ちょっと演奏したり、質疑応答の前に野々宮卯妙と朗読と即興演奏によるパフォーマンスを、私のテキスト「待つ」の縮小版を使っておこなったりもした。

前日お世話になった矢田恵理子さんや参加してくれた方たちも来てくれたり、ウェル洋光台の戸谷さんも聴きに来ていただいた。

みなさんとの質疑応答のあとは、コース参加者のみなさんと別室で対話会。
質問を受けたり、気づきを聞かせてもらったり。
ほぼ全員の声が聞けて、うれしく、楽しいひとときだった。

夕食に中井さん宅にお邪魔する。
去年もそうだった。
坂井さんと、ブラジルから帰国したばかりの小野さんも参加して、気のおけないリラックスした雰囲気のなかでおいしい料理をいただいた。

帰りの運転はきっと眠くなるだろうと予想していたのだが、ふと Apple Music でスティービー・ワンダーの古い音源を年代順に聴きはじめて、それがおもしろく、夢中になっているうちに国立に着いてしまった。

ものすごくリアルでクリアな夢を見続けていたような二日間だった。

2018年7月16日月曜日

山梨県北杜市での共感音読カフェ

共感的コミュニケーション(NVC)がきっかけで知り合った桂さんが、山梨県北杜市に所有している山荘をなにかの集まりに使ってほしいといって、私を案内人とする勉強会の提案をしてくれた。
先日、まずは少人数だが、その山荘での集まりに行ってきた。

参加者は4人、ご夫婦が2組。
私はなんとなく、共感的コミュニケーションの勉強会をやるのだろうなと予想してうかがったのだが、行ってみると朗読や音読に興味があるという方が3名、主催の桂さんはみなさんのニーズに合わせるというので、現代朗読のワークをやってみることになった。

とはいえ、共感的コミュニケーションの考え方やマインドフルネスについての解説をまじえながら進めていった。
なぜなら、現代朗読はこれらとは深い関係にあり、はずして進めることはできないからだ。

なにが書かれているかではなく、ましてや(あてずっぽうや個人的ジャッジである)作者の「想い」を伝えるのでもなく、たしかにそこにいまある「自分自身という生命現象」を観察し把握し、起ころうとしている現象を妨げたり遮ることなく、ただありのまま正直に読みつづけていくこと。
読み方の根拠は自分の外側からやってきたものではなく、自分の内側や身体にあるということ。
それがどのように現れてくるのか、ただ観察し、味わうこと。

朗読という行為でそれを練習するわけだが、朗読にかぎらず生きていくということはそういうことであろうと思うのだ。

そのための練習方法(エチュード)が現代朗読にはいくつか用意されている。
今回もみなさんといっしょにそれを試み、楽しみ、また疑問や気づきを表現したり、私も解説を試みたりした。

いい大人があらためて自分自身を観察し、気づき、あらたな発見をしていく。
奇妙な風景ではあるが、これがおおまじめに楽しいのだ。

最後には山荘にあったピアノを使って、私もそれぞれの方の朗読とごく短くではあるが共演を楽しませてもらった。
このような機会を作ってくれた桂さんには、深く感謝したい。
またなにかここでやれるといいなと思っている。

〈楽ちん堂CAFE〉のおいしいカレーやお茶をいただきながら、気軽な雰囲気のなかで共感的コミュニケーションを学んだり、お互いの話を深く聴きあう練習をする会です。
共感的コミュニケーションの基礎的な考え方から実践的な応用まで、初心者の方も一から学べます。

2018年7月13日金曜日

半夏生に焼き鯖

福井には半夏生に焼き鯖を食べるという習慣があるんだけど、その鯖をお茶漬けにするとうまい。
たぶん昔からある習慣で、山奥まで鯖を運ぶには、足の早い鯖は生ではやばいってんで、獲れたやつを浜ですぐに焼きあげてしまった。
それを山間部まで持っていったんだと思う。
焼いてしまうとしばらくもつからね。
この習慣って、奥越地方だけ?

最近は地物の鯖ではなく、ノルウェー産のものがほとんどだった。
このほうが脂が乗っておいしいのだが、なんか変な感じ。
しかし、今年はノルウェー産の鯖が高いだか、あまり入ってこないだかで、地物の小ぶりの鯖をもらった。

それを使って今日の昼ごはん。
三つ葉とネギと生姜をトッピングして、出汁で焼き鯖をお茶漬けに。
ほかに冷奴と、わかめときゅうりと玉ねぎの酢の物。
大阪の瑞貴ちゃんが遊びに来ているので、いっしょに食べた。

7月18日:朗読表現公開レッスン講座(音楽演奏付き)
長年、朗読演出と作品構成、ステージ共演にたずさわってきた水城雄がもっとも得意とする講座を、公開レッスン方式で開催します。個別に朗読演出をおこない、ピアノいっしょに練習したあと、最後にひとりずつピアノ共演で発表します。

来週「海の日」からはイベント週

表題どおり、イベントがつづく。

7月16日(月/海の日)18時からは共感音読カフェ@国立春野亭(オンライン参加可)を開催。
このところ、私の活動拠点である国立春野亭では月に2回に限定している。
とはいえ、オンラインでも気軽に参加できるのでご利用いただきたい。
ちなみに、この日の午前中は、ひさしぶりにオーディオブックリーダー養成のための個人レッスンを開催する予定。

7月16日:共感音読カフェ@国立春野亭(オンライン参加可)

7月17日(火)の正午からは共感カフェ@世田谷野毛〈楽ちん堂CAFE〉を、小浜華子さんが世話人となって主催してくれる。
ここのレモンカレーがおいしいのだ。
前回はレギュラーサイズをお願いしたのだが、常連さんは迷うことなく大盛りを頼んでいた。
今回は私も迷うことなく大盛りを頼む。

7月17日:共感カフェ@世田谷野毛〈楽ちん堂CAFE〉

7月18日(水)午後1時からは、初開催! 朗読表現公開レッスン講座を行なう。
私が長年たずさわり、もっとも得意とする、朗読演出と即興音楽共演を通して、朗読者のまだ見ぬポテンシャルを引きだしたり、知られざる魅力を発見したり、というレッスンを、参加者同士がお互いに公開しあう方式で行おうという講座。
私としてはイチオシ。

7月18日:朗読表現公開レッスン講座(音楽演奏付き)

7月20日(金)夜は、2回めの開催となる共感男塾を、世田谷・新代田の施設で大間哲さんといっしょに開催する。
前回楽しかったのだ。
楽しいだけでなく、刺激と発見に満ちた勉強会だった。
今回もきっとそうなるだろうと思っている。

7月20日:共感男塾@世田谷

7月21日(土)午前中は現代朗読ゼミ、午後は共感音読カフェ、ともに国立春野亭にて(共感カフェはオンライン参加も可)。
そして7月22日(日)正午からは、初の試みとなる共感男塾・番外編の「ノンバイオレント・クッキング講座」を国立春野亭にて、新人音読トレーナーのみっちーこと山縣理人くんといっしょに行なう。
ノンバイオレントというのは、ようするにビーガンクッキングのことだ。
今回はココナツカレーに挑戦する予定。

7月22日:共感男塾・番外編——ノンバイオレント・クッキング講座@国立

以上、いろいろなイベントが目白押しで、私もがんばるが、みなさんもふるってご参加いただきたい。
お会いできるのを楽しみにしている。

2018年7月12日木曜日

二か月ぶりの天白〈アロマファン〉はディープに

ほぼ毎月開催していた名古屋天白〈アロマファン〉でのイベントだが、先月は主催の水野生惠さんと私のスケジュールが合わなくて、開催が流れた。
なので、2か月ぶりのアロマファンとなった。
今回は午前中が現代朗読のワークショップ、午後が共感カフェというふたコマ。

別々に参加してもらってもかまわないが、通して参加してもらえるとちょっとした相乗効果を体験できるはず。
すでに何度かこの形で開催してきたが、今回は参加人数がやや少なかったので、自然とディープな内容にシフトした。

午前中の朗読の部は、生惠さんも含めて演劇や朗読をやっている人、映画作りをやっている人、初めての人などが参加して、ちょっとした「哲学カフェ」のような問いからスタート。
「表現とはなにか」
「朗読とはなにか」
について、本質的な考察を試みてみる。
その上で、現代朗読がめざしていること、上手/下手とか、こうやるべき/こうしてはならない、の世界ではなく、いかにオリジナルで多様な世界をめざせるのか、絶えず移り変わりつづける自分という現象といかに深く付き合えるのか、といったことを試みるための稽古を、みんなでやってみる。

とはいえ、やることはシンプルだ。
ただ読む。
意味をなるべくかんがえずに読む。
文章を読むことに注意を向けるのではなく、文章を読んでいる自分に注意を向ける、すなわち自分自身を読む。

現象としての自分自身の変化に目を向け、マインドフルに集中しつづけている人と、そうでない人とでは、表現の質はまるで違う。
このことは表現行為にかぎらない。
日常生活においてもおなじことがいえる。
コミュニケーションにおいてもおなじことだ。

なので、午後の共感の部へとつづく、が有効であったりする。

午後は「そもそもだれかに共感的なことばを向けることが日常のなかで通用しないし、相手を警戒させるよね」という前提から勉強がスタートした。
ではどうすればいいのか。
共感を向けていることを相手に気づかれないこと。
自分から決してはみ出すことなく共感すること。
共感的身体から発せられたことばであるのかどうか、ということ。

かなり実践的で応用的なものをふくむディープな内容になったのではないかと思う。

来月も朗読と共感の2コマ開催する予定。
8月5日(日)を予定しているので、興味のあるかたはどうぞお越しを。

8月5日:朗読と共感のコラボWS@名古屋天白アロマファン
朗読と共感的コミュニケーションを両方体験し、実践を深めることができるワークショップを、午前と午後にそれぞれ、名古屋市天白区の古民家スペース〈アロマファン〉で開催します。

2018年7月11日水曜日

北陸、北杜、国立、鈴鹿

明日は朝から北陸の実家を車で出発し、山梨県に向かう。
北杜市の桂さんちの山荘で共感カフェを開催することになっている。
こちらでは初開催。

高山から松本を抜けるルートを考えていたのに、豪雨災害でまだ一部、通行止めがつづいているようだ。
北陸道、名神、中央道経由でぐるっと迂回するしかないらしい。

それはともかく、北杜市の会場は東京から近いので、ドライブがおすすめ。
駐車場もあるので気軽においでください。

いったん東京国立にもどるが、すぐにまた土曜日は鈴鹿市に向かう。
14日(土)はぐみの木ほいくえんというところで、子どもたちといっしょの音読と共感のワークをやったり、大人のための共感勉強会をやったり。
これは鈴鹿の共感仲間・矢田恵理子さんのお世話による(お世話になりっぱなしだ、ありがとう!)。
参加ご希望の方は私か恵理子さんまで直接お知らせを。

翌15日(日)は、去年もやらせてもらったガイアエデュケーションの公開講座の、今年引きつづき講師をやらせていただく。
情報はこちらからどうぞ。
参加申し込みもこちらから。

2018年7月10日火曜日

講義終わりが名残惜しかった共感文章講座

オンライン参加のみで7月2日と5日の2日間にわたっておこなった共感文章講座、なかなか楽しくやらせていただいた。
オンラインならではの、上海やシドニー、その他大阪や岐阜や静岡からご参加いただいたのも楽しかった。

2日間のワーク内容は大きくふたつにわかれている。
結局はおなじことをちがう側面から練習するだけのことなのだが、扱う現象としては違うものに見える。

前半はコミュニケーションとしてのテキストの扱い方。
メールやSNSなどで大量に読んだりやりとりしたりするテキストは、現代ネット社会のコミュニケーションの一部となっている。
一部どころか、大半を占めている人もいるだろう。
そんな場面で共感的コミュニケーション(NVC)の考え方や手法をどのように用いることができるのか。
あるいはその手法は通用するのか。
通用するとしたらどんなふうにやればいいのか。
通用しない面があるとしたらどんなところなのか。

そういったことを検証したり、具体的な事例を取りあげたり、質問に応じたりしながら、初日は終わった。
そしてちょっとした短文を書く宿題を持ちかえってもらって、二日めにつづく。

後半は宿題をお互いに読み合いながら、人の書いた文章を共感的に受け取る練習、そして自分自身につながり(共感し)、そこを出発点として人に伝えるための、オリジナルな文章を書くための練習。
どんな文章にも——それが人が書いたものである以上——、たとえどれほど無味乾燥に見えたとしても、そこには感情とニーズがある。
文章を書くという行為を含めて、人がおこなうことにはすべて感情とニーズがある、というのがマーシャル・ローゼンバーグの心理学なのだ。
この心理学にはNVC(=Nonviolent Communication/非暴力コミュニケーション)という名前がついている。

自分がなにかを書こうとするときにも、そこにはニーズがあり、感情が生まれている。
そのことを把握し、自分を理解しつながりながら書くのと、ただなんとなく書くのとでは、大きな違いがある。

そしてテキスト表現、テキストコミュニケーションとしては、それをただストレートに伝えればいいというものでもない。
人がテキストで自分を伝えたいとき、相手にとって受け取りやすい形にする配慮が必要になる。
この点が一般的な文章講座との最大の違いかもしれない。

みなさん、とても集中して参加してくれて、最後には深いつながりを感じることができたのが私にはありがたかった。
これで終わりです、回線を閉じます、と告げたときのなんとも名残惜しく寂しい気持ちは、これまであまり感じたことのないものだった。
みなさんにはまたなんらかの形でお会いできるといいなあ。

8月2・3日:共感文章講座(オンライン)
メールやLINE、SNSでのテキストコミュニケーションにおいて、共感的コミュニケーション(NVC)の方法をもちいてお互いに尊重をもってつながりあう文章表現を練習するための、全2回の講座です。