2016年12月3日土曜日

映画:ブラックスワン

(以下、私見ですが、批判的な文言がてんこ盛りです。ご注意ください)

2010年公開のアメリカ映画。
監督はダーレン・アロノフスキー、主演はナタリー・ポートマン。

公開当時、ものすごく話題になったのを覚えています。
当時は私は観ませんでしたが。
なので、スリラーだかサスペンスだかホラーだかの類の、クラシックバレーの世界を題材にした映画だという程度の認識しかありませんでしたが、とにかく多くの人が観ていることは知っていました。

アロノフスキーはかなり有名な監督で、いくつもの作品でさまざまな賞をかっさらっています。
しかし、私はほとんどが未見で、ひとつだけ2014年の「ノア 約束の舟」を観ています。
とんでもない駄作で、バカ映画です(と私は思っているということですよ)。

ナタリー・ポートマンはいわずと知れた「スター・ウォーズ」のエピソード1から3までのシリーズのアミダラ姫役で有名で、陰のある役作りはまあまあだと思っていました。
この「ブラックスワン」でも陰影のある――いや、ありすぎる――不安定な若い女の役を、うまく演じています。

しかし!
しかしですよ、映画自体がバカすぎる!

スリラーとしても、サスペンスとしても陳腐、ホラーにしては物足りなさすぎる、ストーリー展開も安易で、まったく納得いかない。
観終わってもなんともいえない後味の悪さと中途半端感が残されてしまいます。
私がいつも好んで観ては「バカすぎる!」と吐き捨てているハリウッド超大作バカ映画のほうが、まだ作品としてよくできている。

唯一見られるのは、ナタリー・ポートマンの演技とバレーシーンでしょうか。
もちろん、吹き替えダンサーは使っていると思うんだけど、実際にどの程度ナタリーが踊っているのか、気になるところです。
とにかく、上半身はしっかりと踊っているシーンがたくさんあります(CGでなければね)。
上半身が踊っているとき、同時に下半身がうつることはほとんどありませんでしたが(笑)。

バレーが好きな人にはたまらないシーンがたくさんあるかもしれません。
私にはバレーの練習でオーケストラの代わりにピアノを弾きつづけるバレーピアニストの悲哀がやけに伝わってきましたが。

当時、この映画がなぜあれほど評判になったのか、それが私には謎です。

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2016年12月2日金曜日

本:『仕事をやめたいと思ったときに――共感ハンドブック Vol.1』(Kindle)発刊しました

『仕事をやめたいと思ったときに――共感ハンドブック Vol.1』が、電子ブック・Kindleから発刊されました。

この「共感ハンドブック」はシリーズで発刊していく予定です。
このあとの予定としては『親に運転をやめてもらいたい——共感ハンドブック Vol.2』『子どもにやる気がない——共感ハンドブック Vol.3』とつづきます(予定が変更になることもあります)。

ダウンロード価格500円と、ボリュームとしては少なめかもしれませんが、この本自体が水城とのボイスコーチング=オンライン個人セッション(30分5,000円)のクーポンとなっています。
この本を購入された方はもれなく、水城ゆうのボイスコーチングを500円引きで受けることができます。
ご活用ください。

なお、この本はKindle unlimited(読み放題)にも登録しています。
アマゾンのプライム会員は無料で読めます。

こちらからどうぞ。

紙本が必要な方は水城まで直接お申し付けください。

北陸の実家の居間での音読カフェ

10月に初めて実行して、今月もおこなってみました、北陸の実家での音読カフェ。
私は毎月、数日間、北陸の実家に帰省するのが恒例になっているんですが、84歳になった母親がこのところ物忘れの度合いが顕著になってきていて、ちょっと心配でした。
これを「認知症」とラベリングして、彼女がやっているいろいろなことを取りあげたり禁止したり、医者に連れていって妙なリハビリワークをやらせたり、薬を飲ませたり、というようなことをするのは簡単です。
でも、それはやりたくないのです。
そもそも母がそんなことを望んではいません。

私がオーガナイズしている音読療法が効果的であるのはわかっているんですが、それも母に強要するわけにはいきません。
しかし、興味を持ってもらう方法はあるかもしれないと思い、実家の居間を使って音読カフェを開いてみることにしたのです。

参加してもらわなくても、人が出入りしたり、お茶を出してもらったり、知らない人と話をしたり、といったことだけでも刺激になるし、生活に変化が生まれるかもしれません。
ひょっとしたら音読療法にも興味を持ってくれて、いつか参加してみたいというかもしれませんし。

先日はその二回めをおこないました。
前回も参加してくれた人が来てくれたので、前回よりもくわしく、呼吸法や音読がもたらす心身にとってのよい効果のしくみや、呼吸のしくみ、それがもたらす自律神経と心身調整効果の関係など、解説してみました。
みなさん、ノートを取りながら、熱心に参加してくれました。

後半はお茶を飲みながら、共感的コミュニケーションで日頃の悩みや気になっていることを聞かせてもらったり、対処法をいっしょにかんがえたりしました。
それが楽しくて、初回もそうだったんですが、時間をすぎてもなかなか話の区切りがつかないのでした。

音読カフェの開催はだれでもできますし、ファシリテーション(ワークの進行)は音読トレーナー養成講座を受講していただければそのやり方を身につけることができます。
自分の親を含む人々への健康貢献の仕事として、みなさんにおすすめしたいです。

また、音読トレーナー養成講座を受講するための必要条件となっているボイスセラピー講座では、自分自身の心身を音読療法の方法を用いて整える方法を伝授しています。
こちらはほぼ毎月一回開催してますので、気軽におこしください。
今月12月は3日(土)の日中、来月1月は20日(金)夜に開催します。

ボイスセラピー講座@国立(12.3)
呼吸や声を使って自分自身や身近の人を癒し活力を養うボイスセラピーの概要を、半日で学び身につけるための講座です。この講座の受講修了が音読トレーナーの資格取得講座の受講要件となります。

2016年12月1日木曜日

12月の共感強化週間

いよいよ師走ですね。
あわただしかったり、気ぜわしかったり、個人的な用事、家族の用事、仕事の用事、忘年会などの付き合い、そういったことに加えて社会情勢や自然災害も不安な要素がたくさんあって、とくに落ち着かない季節かもしれません。
そんなときこそ、身体の声を聞き、心身を整え、人とのつながりを大切にして、活力をもって乗りきりたいものです。

12月の共感カフェ(共感茶話会)はそれをテーマに、とくに自分とつながる練習を進めていきたいと思っています。
そして12月4日(日)からはじまる週は、なんと金曜日まで毎日、なんらかの形で共感的コミュニケーションの勉強会が開催されます。
どれかタイミングが合うものがあれば(あるいは全部でも!)どうぞご参加ください。

共感カフェ in おがわまち(12.4)
埼玉県小川町での初開催です。〈たまりんど〉という江戸時代に建てられた風情ある長屋を改装したコミュニティースペースが会場。小川町在住の狩野亜矢子さんが主催、ファシリテーターは水城ゆう。12月4日(日)13時より。

カフェ・オハナ(三軒茶屋)で共感的コミュニケーション(12.5)
恒例の三軒茶屋〈カフェ・オハナ〉での共感的コミュニケーション・ワークショップ。朗読と音楽のミニライブ付き。参加費1,000円+ワンオーダー。12月5日(火)19時半より。

水城ゆうのオンライン共感茶会(12.6)
自宅や好きな場所にいながらにして気軽に参加できる、ネットミーティングシステム(zoom)を利用した共感的コミュニケーションの60分勉強会、12月6日(火)16時からと20時からの2回、それぞれ約1時間です。

親密な関係における共感的コミュニケーションの勉強会(12.7)
共感的コミュニケーションでもとくにやっかいだといわれている親密な関係であるところのパートナーと、お互いに尊重しあい、関係性の質を向上させるための勉強会。12月7日(水)19時より。

寿美ちゃんち共感おはなしカフェ@東松原(12.8)
東松原在住で自宅をイベントに開いている星寿美さんが、共感おはなしカフェを主催してくれます。おたがいに深く聴きあうことのできる場で自分自身の価値とニーズにつながるためのサポートをおこなうおはなし会です。12月8日(木)14時より。

もけごはん付き共感カフェ@国立〈門〉(12.9)
国立の富士見通りにあるブックカフェ〈門〉にて、もけさんによるおいしいもけごはんと〈門〉のご主人・和田さんによる絶品のお茶をいただきながら、共感的コミュニケーションについて学ぶ会をおこないます。12月9日(金)12時より。

2016年11月30日水曜日

次世代作家養成ゼミ最終回の感動

長らくつづけてきた「次世代作家養成ゼミ」の最終回が終わりました。
現代朗読協会の「テキスト表現ゼミ」としてスタートしたこのゼミがいつからはじまったのか、記憶がさだかではないんですが、その最初期からのメンバーの奥田くんがいまだに参加してくれていて、今回も参加してくれました。

今年になってあらたに参加してくれるようになった知念さんは、驚愕の「作家性」で、私がかつてニフティサーブで開設していた「小説工房」であらたな才能を発見したときと同様、いやそれを上回る可能性を感じさせる人で、おなじ書き手として嫉妬を覚えるほどの同世代作家ですが、今回も参加してくれました。
小説工房のときと同様、すばらしい書き手だという発見が世間に伝わるまでにはかなりの時間がかかるのがもどかしいですが(小説工房のときに見つけた書き手がいまではベストセラー作家になっていたりしますが)。

つい最近、参加するようになって、とても熱心に私のアドバイスを受け取って、書きなおすたびにめきめきと上達しているいづみさんも参加してくれました。
そして、今回が二回めの参加とはびっくりするほどなじんだ感じで、ふぅさんも参加してくれました。

奥田くんはずっとエンタテインメント小説としては重いストーリーに取りくんでいて、それはおそらく長編に近いものになると思われますが、しぶとく書きついでいます。
小説技法を身につけているということでは、いまどき書店にならんでいるベストセラー作家のはるか上を行くものがあると思いますが、いまはさらにむずかしい挑戦をつづけていて、お話のつづきが読みたくてこちらもうずうずするのです。
がんばって書きとおしてほしい。

知念さんは今回、私から、セリフを極力抑えたものを、という注文をつけられていて、それに挑戦した物語となっていました。
夜の病院を舞台にした物語ですが、それは静謐な、それでいて力強い、人々のつながりといとなみを淡々と感じさせるようなすばらしいものを読ませていただきました。

ふとかんがえてみると、私が職業作家として長編小説を徳間ノベルスからリリースしてデビューしたのが1986年でした。
今年2016年はそれからちょうど30年めにあたるのでした。
長いあいだ書きつづけてきました。
これからも書いていくんでしょうね。

でも、これからどのようなものを書いていくのかは、自分でもまったく予想ができません。
そのことは楽しみでもあり、不安でもあります。
この感じを共有できる場として、次世代作家養成ゼミが終了したあとにできる作家集団〈HiYoMeKi〉があるかもしれないと思うと、かなり楽しみです。

ものを書いて表現するという作業は、もちろん個人的なものであり、孤独をともないますが、同時にその孤独の感触を共有できる仲間がいるというのは豊かな感じがあります。
「個」であることと「つながり」があること。
これがテキスト表現の仲間によって約束されることは、私にとって希望です。

2016年11月29日火曜日

【YouTube】朗読と音楽のセッション「編む人」@吹田〈モモの家〉

2016年11月19日。
大阪・吹田の〈モモの家〉にて、朗読とピアノと琵琶演奏によるライブパフォーマンスの会をおこないました。
後半の朗読と、琵琶&ピアノの即興演奏によるライブセッションの模様を、全編ノーカットでお送りします。

 朗読テキスト「編む人」作・水城ゆう

 朗読 野々宮卯妙
 琵琶 片山旭星
 ピアノ 水城ゆう

映像はこちら

名古屋ワークショップ参加者の声

先日、11月23日に名古屋でおこなった現代朗読の表現と音読療法(共感的コミュニケーション)のワークショップに参加した方から、感想をいただきました。
ご紹介させていただきます。
なお、12月3日(土)には音読療法の全体像を学び、身につけることができる講座を開催します。
興味のある方はご参加ください。

◎私にとって、自分の心と体に聞くという事は本当にむずかしい事です。自他共に認める、人の目、回りを気にして、生きて来た人間です。親しい友人には「○○ちゃんは無理に窮屈な靴下をはいている様に見える」と言われた事もあります。
今日は本当に自分を開放する事ができました。自分を見つめる、大変な事ですが、遅ればせながら気づかせて頂いたので、これから少しづつ考えて実行していきたいと思います。今日は来てよかったです。ありがとうございました。

◎ネコじゃらしであそんでいる猫。猫は外に反応しまくっているおバカさん(=だから可愛い)と思っていた。But、もしかして……フロー・ゾーン状態?
貴重な切り口を知れて嬉しい。「べきである・ねばならない」ではない時間。その反面「ダメ出し・誉め」が欲しくなったり、自由を満喫している人をうらやんで、そこまで自由はやり過ぎじゃん! と非難する心が生まれたり……
んー、カト期な気分。とにかく……来て良かった! 教えてくださり感謝! 続けて広めてくださること祈る!

◎自分に問いかける、自分がどこをどう読みたいのか自分から始める。人の声に耳を傾ける。自分を合わせる。はずれていきたい自分、同じくならないようにする自分をなんとかしようとする自分。まずは自分に問いかけること。読むうちに合わせるうちに、優しい気持ちになる。共に感じること、表現すること。今日受けとったことです。

◎意識を動作に向けると体と声が自由になる? のかも? コントロールしようとする自分を手放す感覚が(少しだけですが)体感できた瞬間があり、その時の感じと、出た声が、ああ、こういう声で話したかったと思えたのが、今回のWSでの最大の収穫でした。

◎インプロのWSに参加したことがあり、それが楽しかったのですが、今回はそれを上回る面白さでした。ありがとうございました。

◎お経の朗読から声が出るようになりました。おもしろい。おもしろかった! 自由! 自分を見つめ、感じ、人の声を聞き、自然と出る声と動く事のたのしさ♡ ありがとうございました。

◎いつも自由でいたいと思いながらも、大人としての役割の演じ続けるうちに、どこかで自分らしくないと考えてしまう今日この頃、とても「自由」な自分にかえることが出来ました。ありがとうございました。

年末に自分とつながる五日間連続講座(単発参加可)(12.26-30)
水城ゆうが現代朗読、音読療法、共感的コミュニケーション、マインドフルネス、音楽瞑想、そして武術・韓氏意拳をとおして長年つちかってきたノウハウを統合させた、集大成ともいうべきワークを、この年末に連続で開催します。

2016年11月27日日曜日

上司が尊敬できない人だとつらい?

仕事をつづける上で、上司が尊敬できない人だとつらい、という人がいます。
逆に、
「そんなの関係ない。上司が尊敬できようができまいが、仕事をする上ではなんの支障も感じない」
という人もいます。
あなたが後者だったら、この記事はスキップしていいでしょう。

前者の場合、一見「尊敬のニーズ」があるように見えます。
つまり、だれかを尊敬したい、尊敬に値する人がまわりにいてほしい、というニーズです。
しかし、これはニーズではありません。

ニーズはよく「手段」と取り違えられます。
ニーズは「ある手段」によって満たすことができますが、その手段そのものをニーズだと思ってしまうことがよくあります。
たとえば、「お金」という手段があります。
とてもパワフルな手段なので、いろいろなニーズを満たすことに使えますが、お金そのものはニーズではありません。
お金はあくまで、なにかのニーズを満たすための手段なのです。

「尊敬のニーズ」というのも、ニーズだと思っていますが、なにかのニーズを満たすための手段です。
だれかを尊敬することによって、あるいは尊敬できる人が自分のまわりにいることによって、どんなニーズを満たそうとしているのか、どんなニーズが満たされるのかを見てみる必要があります。

上司が尊敬できる人だと、なにか刺激を受けるのでしょうか。
インスパイアされますか?
尊敬できる上司の存在に触発されて、あなたも存分に能力を発揮したり、発見があったり、もあるいは成長したりできますか?
もしそうだとしたら、上司にかぎらず、尊敬できる人がまわりにいることであなたのニーズは満たされるかもしれませんね。
つまり、あなたのニーズは刺激、触発、発見、成長などで、そのことを「尊敬できる人」がまわりにいることで満たそうとしているわけです。

いずれにしても、そういう場合、上司にしろそうでないにしろ、あなたが心から尊敬できる人が職場にいないとしたら、ちょっと残念な感じになるかもしれませんね。

カフェ・オハナ(三軒茶屋)で共感的コミュニケーション(12.5)
恒例の三軒茶屋〈カフェ・オハナ〉での共感的コミュニケーション・ワークショップ。朗読と音楽のミニライブ付き。参加費1,000円+ワンオーダー。

2016年11月26日土曜日

年末に自分とつながる五日間連続講座(単発参加可)

ドナルド・トランプの合衆国大統領就任が決まり、TPPの行方も不透明になってきた2016年末、この不安定で行き詰った時代を乗りきるためには、自分とつながり、見失わず、安定しながら、あなた本来の活力を発揮できることが必要になっています。
そのためにできること、水城ゆうが現代朗読、音読療法、共感的コミュニケーション、マインドフルネス、音楽瞑想、そして武術・韓氏意拳をとおして長年つちかってきたノウハウを統合させた、集大成ともいうべきワークを、この年末に連続で開催します。

連続講座なので通して参加することをおすすめしますが、都合があわない方は単発や抜けがあってもそれなりの学びと気づきがあることと思います。

以下、ご案内です。
疑問点、気になる点などあれば、遠慮なくおたずねください。

◆1日め 12月26日(月)19時から約3時間
「音楽瞑想ワークで自分とつながる」

◆2日め 12月27日(火)19時から約3時間
「朗読と身体表現で自分とつながる」

◆3日め 12月28日(水)19時から約3時間
「音読療法で自分とつながる」

◆4日め 12月29日(木)19時から約3時間
「共感的コミュニケーションで自分とつながる」

◆5日め12月30日(金)19時から約3時間
「自分とつながるテキストライティング」

◎場所 JR国立駅徒歩5分の会場
    参加申し込みをされた方に詳細をお知らせします。

◎参加費
  通し5回参加20,000円/4回参加16,000円/3回参加13,000円
  2回参加9,000円/1回参加5,000円
  (クレジットカード(PayPal)、銀行・郵便振込、当日現金が選べます)

※お申し込みはこちら
 メッセージ欄に「自分とつながる○日め」とお書きください。

※ファシリテーターはピアニストで小説家の水城ゆうです。
※ 猫がいます。猫アレルギーの方はご注意ください。

【YouTube】現代朗読と共感のワーク@名古屋

2016年11月23日。名古屋・御器所の〈クロッキーF美術館〉にて、現代朗読と共感的コミュニケーションのワークショップを開催しました。ただ声を出す、なにかを無心に読むという行為から、自分の身体のありように気づき、いきいきした表現へと進行していくプロセスを楽しんでいただきました。

当日の進行役は水城ゆうでした。
ご参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。ありがとう。

映像はこちら

名古屋でのワークショップはひさしぶりだった

大阪、京都とまわってきて、東京にもどる前の最後の日、11月23日・勤労感謝の日は名古屋で現代朗読と表現のワークショップをおこないました。
場所は御器所にある〈クロッキーF美術館〉というビルで、普段はこちらでオーナーの福地先生がクロッキー(デッサン?)の会を開いたり、ほかにもいろいろなイベントを開催しているスペースです。
私は福地先生にも初めてお会いするし、こちらを使わせていただくのも初めてでしたが、とても気持ちよく使わせていただきました。

当日は京都での滞在先からきらさんに京都駅まで車で送ってもらって(きらさんにはなにからなにまでお世話になりました)、新幹線で名古屋入り。
そのまま地下鉄で御器所まで行き、会場入り。
今回のワークショップをお世話してくれた野崎のりこさんや深澤さんも来てくれて、会場準備。

今回はあまり大々的に宣伝しなかったということもあって、少人数での開催となりました。
震災前の名古屋での現代朗読の活動〈ウェルバ・アクトゥス〉のメンバーのひとりだったふみさんとそのお友だちやのりこさんのお友だちのほか、野々宮が名古屋で毎月おこなっている共感的コミュニケーションの勉強会のメンバーがふたり来てくれたのもうれしかったですね。
そのうちのひとりの真理子さんは、二月に私が野々宮の代打で講師に行ったときに来てくれた方で、その後オンライン共感カフェにも参加してくれたりしている方でした。

現代朗読と共感的コミュニケーションというと、一見あまり関係がないように見えますが、じつは大変深く関わりあっています。
とくに今回のワークショップを通じて確認できたのは、お互いに相互補完的な役割があるようだということです。

今回のワークショップで一貫しておこなったのは、「自分自身をリアルにとらえる」ということです。
自分がいまどんな状態なのか、身体はどんな感じなのか、なにを周囲から受け取っているのか、どんな欲求や衝動があるのか、どんなことを思いこんだり判断したりしているのか、どんな感情が動いているのか。
こういったことを、朗読のいろいろなワークをとおして観察したり、洗い出したりしていくのです。

朗読というのは、書かれた文字を読みあげる、という行為ですが、その行為をとおして自分の癖、たくらみ、思考、判断など、さまざまなことが洗い出されてきます。
それらに気づき、なんちゃってではない本当にリアルな自分の身体や欲求をつかまえていきたいのです。
実際にやってみると、社会性をまとった身体や、記憶と捏造に満ちた思考がそれをはばみ、かなりの困難にぶつかります。

みなさんといっしょに実際に動いてみたり、声を出してみたりすることで、さまざまな気づきや、まだ知らない自分の可能性の方向が見えてきます。

今回参加してくれたみなさんはそれをおもしろがってくれ、どんどんいきいきしていったり夢中になったりして、最後は大変おもしろいワークになったのではないかと思います。
この模様は、近いうちに記録映像の抜粋を紹介できるかもしれません。


名古屋でのワークショップは、つぎはいつできるかわかりませんが、またみなさんにお会いできるとうれしいなあと思いながら、名残り惜しい気持ちで東京にもどってきたところです。