さてさて。いよいよ暮れようとしてます。
今年のことを振り返るのはやめて、来年のことを書いておきます。あくまで予定ですが。
◎表現ゼミ
1月6日が初日です。
自分でも思いがけない立ち位置へとやってきた「げろきょ」こと現代朗読協会の活動は、ゼミの場が中心となっていますが、来年からはいくつかのゼミが「表現ゼミ」として統一されることになりました。
表現ゼミは朗読のみならず、読み聞かせや音楽、テキスト表現など、自分のやりたいこと、やっていることを持ちよって、互いに共感的なコミュニケーションのなかで学びあう場とします。すべての表現に通底しているある考え方を私はずっと示してきましたが、それをゼミの場で統一的に扱ってみようというのです。
このゼミにはGoogle+のHangout機能を利用して、ビデオチャットで遠方や自宅からも参加できます。
ゼミに参加するには、げろきょの正会員になっていただく必要があります。
◎ライブワークショップと基礎講座
一般参加者を募集して「朗読はライブだ!」ワークショップは全6回の最終回に実際に朗読ライブをおこなうワークショップ。基礎講座も全6回で現代朗読の基礎を学んでいただく講座です。
ライブワークショップは現在第9期を開催中で、その3回めが1月7日に開催。基礎講座の次期シリーズの初日は2月11日で、隔週の土曜日開催です。
◎体験講座
現代朗読を実際に体験してもらうための2時間の講座で、だれでも気軽に参加できます。参加費も2,000円とお手頃。
毎月やってますが、2012年は1月14日が最初の開催です。
◎いろいろなライブ共演やライブのサポート
ピアノ演奏、音楽提供、演出、朗読テキストの提供など、声をかけていただければ喜んで協力してきました。2012年もどんどんやりますので、気楽にお声がけください。
さしあたって決まっているのは、ボイスパフォーマーの徳久ウイリアムくんが主催する取手アートプロジェクトの「団地の声を聞く」という一般参加型のワークショップ&ライブが1月23日に。朗読家の秋山雅子さんのピアノ演奏のサポートを1月23日に。また来年もフリージャズピアニストの板倉克行さんのライブには飛び入りさせていただいたり、呼ばれて参加したりする予定です。1月18日には中野〈スイートレイン〉で、2月28日には新宿〈ピットイン〉に出ます。
◎畳の学校
1月16日に最初の回をやります。以後、まずは月に2回くらいのペースで開催していきたいと思います。
これはげろきょの会員やゼミ生でなくてもだれでも気軽に参加できる学びの場で、一種の私塾だと思ってください。小さなお子さんがいたりして行動に制限があるようなお母さんも、学びたいという人なら歓迎です。もちろんお子さん連れでも参加できます。
ベースに共感的コミュニケーションを使ったお互いに学びあう場で、学びの種類に限定はしません。学校では学べないようなことを積極的に取りいれたいですね。
◎ぴあののことば
下北沢・音倉で月に一回のペースでやっているランチタイムコンサートに「ぴあののことば」というタイトルが付きました。来年からは毎月第三水曜日の昼にやります。即興ピアニストとしての私の定期演奏の場です。
◎音読療法
来年はよりいっそうこれに力を入れていくことになるでしょう。
すでに一回開催したボイスセラピスト2級講座の2回めを2月5日に、そしていよいよボイスセラピスト1級講座を4月に4回シリーズで開催する予定です。
春にはふたたび被災地に行って、今年講評だった音読ケアのボランティアワークをまたやりたいと思っています。音読ケアは学校や職場、老人ホームなどでもとても有効なものなので、お声がかかればできるだけお邪魔するつもりです。
秋には音読療法士のマスターコースも開講すべく準備中です。
◎槐多朗読
今年やった第一回が好評で、第二回もやることになりました。2月20日ですが、この日は村山槐多の命日でもあります。明大前のブックカフェ〈槐多〉で開催。
ここは楽器がないので、キーボードと音源を持ちこんでの演奏です。朗読は野々宮卯妙。
◎執筆
以上のほかに、いろいろな執筆は折をみて続けていきます。ものを書いていないと死んでしまう人間なので、来年もたくさん書くでしょう。
ブログを始め、現代朗読の本、音読療法の本、読み聞かせの本などを書きたいと思っています。できれば音楽の本も書きたいですね。構想はあるんですが、執筆の時間をどうやって確保するかが、来年も課題のひとつとなるでしょう。
みなさん、特に女性の方々、来年2012年もどうぞよろしく。
私・水城はおカネよりいのちにダイレクトにつながっている女性の方々の感受性を信じ、来年もせいいっぱいサポートさせていただきます。