2011年12月29日木曜日

新年から始まる「畳の学校」のこと

年明けから「畳の学校」というものをやろうと思います。
築80年近い古民家である羽根木の家の座敷でやるので、文字通り「畳」の上の学校です。インドでバンカー・ロイ氏がやっている「裸足の大学」をちょっと意識してます。
もともとこの羽根木の家では朗読やテキスト表現の勉強をしたり、音読療法の研究をしたり、アレクサンダー・テクニークやヨガ、非暴力コミュニケーションのワークショップを開催したりしています。そこからさらに視野を広げて、だれもが参加できるみんなで作る「私塾」のようなものにしようと思っています。
とくに小さなお子さんを抱えて、原発や災害の危機管理、エネルギーや食品の問題、子どもたちの教育、これからの政治、パートナー・縁戚関係・地域社会とのコミュニケーションの問題に心を痛めているお母さんたちと、気楽に安心して子連れでも来れる場を作りたいという思いがあります。
もちろん、お母さんでなくてもいいですよ。だれでも歓迎です。
だれかが教師となって教える、ということではなく、みんなで学び、みんなで教えあう場所になればいいなと思うのです。そしてそこからなにかが生まれるかもしれません。素敵な作品かもしれませんし、社会に向けての行動かもしれません。
ここからなにかすばらしいことが始まるといいな。