正月三が日といえばおせち料理だが、そのほかにいろいろいただいた。この何年か、それが恒例になっている。
一日はすき焼き。
二日はカニすき。
三日はもうこってりしたものはなにも口にはいらないので、なにかあっさりしたもの。
おせちは手作りの昆布巻きや、たことなまこの酢の物、だし巻き玉子、かまぼこ、きんぴらごぼう、黒豆、酢レンコン、酢かぶ、棒だら、根菜の煮物などなど、日持ちのするものを中心に。
あとは丸餅と鰹節以外なにもはいっていない味噌ベースの雑煮。
これは福井県独特だと思う。
すき焼きはいただきものの飛騨牛で、霜降りの最高級肉。
食べていてなにか申し訳ない気分になる。
最後にトロトロになったヘッドをペロッといただくのが、最高にうまい。
カニすきは山陰沖の松葉がに。
今年はそれに東北の生ガキもいっしょに送られてきた。
私はカキはいまいち苦手なので、一個だけいただいた。
昨日は日記に書いたように、息子といっしょにダッチオーブンで野菜の蒸し炒めを作った。
今日はかにの残りをゆでておいたものをほぐして、カニ玉にしてみた。
甘酢あんをかけて、おいしくいただいた。
基本的に私の食生活は質素なのだ。
外食するときは別だが、たいていは、とくに朝食はいつも自分で作ってひとりで食べる。
玄米ご飯と味噌汁、それに焼き魚とか野菜炒めとか、そんなもの。
そして1日2食、間食もなし。
ふだんがそうなんだから、1年に一度の正月の贅沢も許してもらおう。