2012年10月19日、金曜日。
5日間にわたる愛知ツアー最終日、新栄のビジネスホテル・東横インで午前5時すぎ、起床。
ホテルの朝食をとり、シャワーを浴びてから、翌20日の墨田区立小梅小学校でおこなう音読授業の内容を考える。
チェックアウトして、名古屋駅で息子と会う。
コーヒーを飲みながら近況など話す。
もうすぐ誕生日なので、高島屋の上の書店に行き、本をプレゼントする。
息子と別れて、ビックカメラへ。
夜の「木を植えた人」300回記念公演で演奏参加することになっていたのだが、送ったはずの機材が届かないという手違いがあり、急遽、坂野さんにミニキーボードを貸してもらうことになった。
USB接続できるというので、MacBookAirにつないでLogicの音源を鳴らすことにした。
しかし「木を植えた人」の音響機材がどのようなものなのかわからないので、Macのラインアウト端子(廃れ尾見にプラグ)から出したアナログ信号をどのような音響端子にでも送れるように、ケーブルと変換プラグの組み合わせをあれこれとかんがえて最低限のものを買いそろえることにした。
オーディオ売場を見ているうちに、非常にコンパクトなBOSEのモバイルスピーカーの新製品を見つけた。
これがあればスタンドアロンで演奏できる。
届くはずだったスピーカーもBOSE製だが、それよりさらにコンパクトだ。
思いきって購入。
昼食をかねて、高島屋・ハンズのところにあったカフェでハンバーガーを食べる。
ちょっと仕事してから、早めに「木を植えた人」の会場のある南大高まで移動。
駅のところにある巨大イオンに入っていったら、すぐそこで深澤さんとふみさんがまさに今日の打ち合わせ中。
そのあと、ウェルバ・アクトゥスのメンバーのナオスケさん、コギソさんも合流して、みんなで打ち上げパーティーの買い出し。
コギソさんの車で会場のカフェ〈マテル〉に行く。
すでにバラさんと杪谷さんは到着していた。
お客さんがいなくなるのを待って、会場のセッティング。
ボイスセラピストの野崎さんがお花を持って来てくれた。
しかし私は機材が届かないのでなにもできない。
坂野さんは仕事があるのでギリギリになるだろうとのこと。
開演は7時半。
ちょっと不便な場所にあるためか、お客さんは早めに続々とやってくる。
機材が7時になっても届かなければ、演奏参加は取りやめよう、といっていたところ、6時59分に坂野さんがやってきた。
すぐにセッティング。
しかしもちろん、音チェックもリハーサルもなし。
本当のぶっつけ本番。
7時半、開演。
いつもようにCDから音が流れると、私と坂野さんがそれに合わせて演奏開始。
ミニキーボードなので演奏するというより、まあ音を出すといったところか。
それでも雰囲気よくバラさんの朗読が始まり、そして終了。
最後のところも演奏参加。
そのあと、バラさんと杪谷さんがこの朗読会を300回つづけてきたことの思いを語り、それぞれの関係者にお礼をのべたりする。
かんがえてみれば、「木を植えた人」の一番最初の企画は、私の提案からスタートしたのだった。
第一回は岐阜の高橋さん、そして第二回、第三回は私が主催、数えてみると、全部で7回主催していた。
おまけの朗読として、私がこの会のために書きおろした「朗読者」というテキストを、バラさんが読む。
⇒ http://mizro.blogspot.com/2012/10/blog-post.html
私と伴野さんも演奏参加。
この模様はYouTubeにupしよう。
朗読会はお開きとなり、そのまま打ち上げパーティーになったのだが、私は翌日の早朝から小梅小学校で音読授業があったので、お先に失礼して、新幹線に飛びのり、深夜に東京に戻った。