2012年10月10日水曜日

即興演奏法のレッスン

ほんの3、4歳のころからピアノを習いはじめ、英才教育を受け、音大に進み、クラシックの難曲をバリバリと弾きこなせるような人が、よく知っている唱歌や歌謡曲の伴奏を「適当につけて」といわれると「無理無理、楽譜がないと弾けません」という例をたくさん知っている。
まるで中学校、高校、大学と10年間もみっちり学んだのに英語がまったくしゃべれない、という現象に似ている(ちがうか)。

唱歌や歌謡曲はコード(和音)とメロディ(旋律)で成り立っていて、しかもそのコードはとても単純なものだ。
そしてメロディはすでによく知っている。
そんな曲が弾けない、歌の伴奏がつけられない、というのはどういうことなんだろう、と私などは思ってしまう。
たぶん「楽譜がないと弾けない」という思いこみでがんじがらめになっていて、弾いてみようという動作にすら踏みだせないでいるのだろう。


先週の土曜日から「音楽塾」というものをスタートさせて、これが参加者からは「超おもしろい!」という評判をいただいている。

音楽塾では学校で習う音楽でもなく、音大で習う音楽でもなく、ジャズスクールで習う即興でもなく、私なりにこれまでの音楽研究と活動を通じて独自に獲得してきた知見をもとに、音楽の本質そのものにズバリと切りこんでいく。
「音楽ってなんだ」
という、ちょっと引いてしまいそうな設問に迫る。
と同時に、特別な訓練を受けていない人も音楽を楽しんだり、オリジナルな即興演奏をできるようにする道筋を示すつもりだ。

具体的にいえば、ひとつには、耳覚えのある曲をだれもがすぐに弾いたり、伴奏をつけたりできるようにすること。
それこそ音楽であり、「音を楽しむ」ことだろう。
ふたつめは即興演奏を楽しめるようになること。

だれもがすぐに個性的な即興演奏を楽しめるようになるのだ。
ほんとなのだ。
げんに私のもとで、いくつかのヒント(即興演奏法)のもと、楽しく即興演奏ができるようになった者が何人もいる。

以上のことに「嘘だろう?」と疑念を持たれた方、あるいは興味を持った方は、まずは私の音楽塾に来てみてほしい。
どなたも歓迎する。

11月の音楽塾の案内はこちら

即興演奏のレッスンに興味がある方はこちらをどうぞ。
とくにクラシック音楽をしっかり習ったけれど楽譜を見なければなにも弾けないと悩んでいる方には、私のレッスンは福音になるはず。

こちらの講座でも「即興演奏法」のコマがあります。