2012年10月28日日曜日

サヤ佳語り活動10周年記念公演はとても気持ちのいい会になった

昨日、2012年10月27日。
朝から羽根木の家に行き、語りのサヤ佳ちゃんの活動10周年記念公演のための準備。
部屋を片付けたり、掃除したり。

午前10時前、サヤ佳ちゃんとお母さんが車で到着。
荷物の搬入、楽器類やそれを置くテーブル、映像投影のプロジェクターの準備、ピアノのセッティングなど。
昼は弁当で簡単にすませ、少しだけリハーサル。
「巨男の話」で野々宮が少しからむことになった。

開演は15時ということで、30分くらい前からお客さんがやってくる。
ゼミ生がたくさん来てくれてうれしい。
ほかに予定もあったので、少しだけでもと顔を出してくれた唐ちゃんからは、お祝いのケーキや花までいただいて、サヤ佳ちゃんはとても喜んでいた。もちろん私も。
ほかにも忙しいなか駆けつけてくれたゼミ生たち、ストーリーテリングの活動をされていてサヤ佳ちゃんをずっと応援してくれている古屋和子さん、長年応援してくれているバンガードさん、オルガニートの製作者で提供者の原田さん、Facebook経由で来てくれた何人かなど、羽根木の座敷がにぎわった。

演目はオルガニートに演奏をまじえながら自己紹介の語りから始まって、私のピアノといっしょにアイヌ民話、野々宮卯妙といっしょに新美南吉の「巨男の話」、もうひとつ新美南吉で「こぞうさんのおきょう」、そしてサヤ佳ちゃんの語りの原点ともいえる「いのち」を私のピアノと。
何人もが涙ぼろぼろになって鼻をすすっていた。

終わってからお祝いの宴会モードに突入。
野々宮が昨日からたくさん手作り料理を用意してくれていたのと、早めに来たゼミ生が何人か手伝ってくれたり差し入れてくれたものを合わせて、かなり豪華な宴会に。
途中で古屋さんが楽しい語りをいくつか聴かせてくれたり、「チーフ・シアトルの言葉」を語ってくれたり、思いがけないプレゼントをいただいた。
きゃたおかさんの「動物を育てるのが苦手なお父さん」の話とか、いろいろ楽しい話も飛びかい、大変楽しく、心あたたまる記念の会となった。
みなさんに感謝。

なんとなく一区切りついてほっとした気持ちがしている。
私の役割も一区切りついたような気がするし、貢献のニーズをみなさんの助けをもらいながら満たせた感じがしている。
これからもサヤ佳ちゃんは語りつづけるだろう。
みなさんの応援をこれからもよろしくお願いします。