火曜日から北陸の実家に帰省し、ついさきほど東京にもどったばかりだ。
今回の帰省は、福井県立病院でピアノコンサートをやらせてもらったり、それを母や母の知り合いに聴いてもらったり、古い友人や高校時代の知り合いに会ったり、例によってうまいもの(秋の味覚!)をたくさんいただいたりと、いろいろ楽しくマインドフルな時間が多かった。
今日は朝から移動。
秋晴れのさわやかな天気のなか、単線の鉄道とバスで空港まで移動。
稲の収穫がおわった田園風景、鮎の漁期が終わった川、空高く舞っているトビ、子どもの頃アケビの実を採りにはいった向山。
そんなものを見ながら、ここ数日、いかに自分が豊かで貴重な少年時代をすごしていたのか思い出していたことを、あらためてまた思い出した。
フライトは雲が多く、前半は雲海の上だったが、後半は雲もまばらになって、かすんだ地上が見えはじめた。
いつもと違うルートで、東京湾を横須賀沖から侵入して、あたらしくできた国際ターミナルビルと第一ターミナルビルの間の滑走路に着陸。
北よりの風向だったせいだろう。
東京は北陸よりはやや暖かく、もちろん人が多く、人々はずっとスマホに顔を突っこんで移動していた。
今日はこれからピアノレッスン。
初めての来る若者で、介護予防アーティスト養成講座を受講するためにピアノ伴奏ができるようになりたいとのこと。
30歳未満は受講費が免除なのだ。
ただし、課題曲の歌伴ができることが条件。
私が出した条件じゃないよ、別の講師の音楽療法の人が出した課題。
あと1か月あるのでなんとかなるでしょう。