来月のおわりか12月のはじめに、また名古屋に行きたいと思っている。
名古屋はひょっとして東京よりフリーインプロビゼーションが盛んなのではないか、という話があるくらいで、このところ即興演奏法をまとめるのに力をいれている私にとっては、演奏チャンスがあるならどこにでも行きたい。
東京だとなかなかチャンスがなく、野々宮や照井らは板倉さんの即興ライブで遊んでもらっているが、板倉さんはピアニストなのでまさか私が割り込むわけにはいかず、板倉さんのライブに行けば行くほど私は欲求不満になる、という具合なのだ。
それなら自分でやりゃいいじゃん、と思うかもしれないが、即興系のライブを気軽にやらせてもらえるライブハウスはそう多くないのだ、東京には。
探せばあるかもしれないけどね。
というわけで、名古屋。
世話してくれる人がいて(長年の友イリちゃん)、私のそんなニーズを受けていまいろいろと動いてくれているらしい。
まことにありがたいことである。
ついでに、名古屋にも現代朗読と音読療法の拠点を作りたいな。
即興系のイベントでは、来週金曜日・11月9日の午後2時、フットセラピストの珠央さんとの共同企画「玉響のとき Vol.2」がある。
私はミュージック・メディテーションと題して即興での瞑想音楽を演奏するが、これを90分くらいの長尺でやってみようと思っている。
そのあいだに珠央さんが参加者に足つぼマッサージをほどこすという、とてもおもしろい企画だ。
すごく気持ちいいと思う。
みなさん、ぜひどうぞ。
そのあと「梅丘THE生エンタ」「槐多朗読」とつづくが、かんがえてみればいずれも生ピアノはない。
電子楽器での演奏となる。
それも嫌いではない。
しかし、今日はアコースティックのグランドピアノを弾ける。
今日はこれからボイスセラピストたちと富士見台の〈メディカルホームまどか〉まで行って、彼女らが音読ワークにからんで季節の唱歌のピアノ演奏をさせてもらうことになっている。
お年寄りのみなさんにいきいきと楽しんでいただける時間を提供できるとうれしいのだ。