極端な選挙結果の夜があけた。
制度と日本人の民族性の影響だと思うが、あっちに行ったりこっちに行ったり、全員でどどっと右往左往するこの
結果は、あまりいいものをもたらすとは思えない。
自公で衆議院の3分の2の議席を占めることになったというのは、事実上、国会は彼らの「やりたい放題」になるということだ。
今朝からニュースで幹事長談話などを聞いている。
一見謙虚な態度だが、ようするに「カネ」の話しかしていない。
国民の命・安全はカネより優先されないという態度は、もとよりわかっていたことで、国民はそれを選択したということだ。
カネより国民の命のほうが地位が低いというのは、ほかにも似たような国が近くにある。
日本は中国にとてもよく似た国になったが、これはなにもいまに限ったことではない。
1000年前からそうだったのだから。
嘆いていてもしかたがない。
なにかを変えたい、自分たちの暮らしや制度を変えたい、と思っている人は、政治を変えようと思わずに、別の方法で変革をめざせばいい。
たとえば電力会社を自分たちで作るとか、学校を作るとか、影響のあるアートコミュニティを作るとか、情報発信力を強化するとか、いくらでもやれることはあるだろう。
実際、私はそうしようと思う。
大きな仕組み(レコード会社や出版社)に頼らなくても個人の製作物が広く世に問えるようになったのは、ネット時代の最大の幸せだ。
ここをもっと利用して、少しずつ個人の自立できる道をつけていきたい。
FICPの依頼でアイ文庫が製作したオーディオブック「じゃぶじゃぶ紙芝居」の10作がアマゾンで販売開始された。
これについてはあらためて詳しく告知させていただきたい。