昼に神田神保町まで行く。書泉グランデのイベントスペースが朗読イベントに使えそうだということで、見学に行ったのだ。
まず、昼食。
野々宮、みぞれちゃんといっしょに古書センター裏の〈神房〉というステーキハウスに行き、ステーキ定食をいただく。
かなりがっつりと。
神田のサラリーマン(出版社の社員らしきおじさんたちも)がたくさん来ていた。
昼食後、約束の時間まで少し余裕があったので、岩波書店へ。
ぶらついているうち、ほしい本が次々と出てきて困ったが、思いきって何冊か購入。
最近は必要な本をアマゾンで買うことが多かったが、本屋をぶらついて出会った本を買ったときの充実感をひさしぶりに思いだした。
書泉グランデへ。
もうひとり、KATさんと合流し、イベント係のひらいさんを呼びだしてもらう。
ニコニコしている柔らかいあたりの青年で、とても感じがいい。
ひらいさんにイベントスペースに案内してもらう。
そこでは元ジャズドラマーだったという絵描きのタロー・シダさんが絵の展示をされていた。
イベントスペースは広くはないが、なんだか見覚えのある壁が……
よくアイドルのDVD発売イベントなどで使われている場所で、サイゾーのネット記事などで見かけるのだった。
ここでなにか朗読イベントができないか、アイディアを練る。
とりあえず、来年2月8日にここでなにかやることになった。
さて、どんなことをやろう。
見学のあと、シダさんから絵はがきを購入する。
そして、書泉グランデを1フロアずつ順番に見ながら降りていく。
いやいや、なかなか濃い本屋さんである。
鉄道ファンのためのフロア、スピリチュアル系のフロア、アイドル系のフロア、膨大な量のテーブルゲームの品揃えなど、その道の人たちにはたまらない店だろう。
なるほど、こういう感じで生き残りをかけているのね。
〈かんだ ぶらじる〉という地下にあるカフェでコーヒー。
なかなかおいしいコーヒーだった。
そこで書泉グランデのイベント戦略を練ったり、昨今の政治情勢について嘆いたり。
書泉グランデでも本を買いこんだので、ずっしりと重くなった書籍袋をぶらさげて神田神保町をあとにしたのであった。