2012年11月24日土曜日

2級ボイスセラピスト講座、共感的コミュニケーション、オリジナルカード

今日は朝から2級ボイスセラピスト講座。夕方までみっちりと。

音読療法はさまざまな根拠にもとづき、実証性・客観性・論理性を大切にしながら体系化されているが、組織化されてまだ1年そこそこなので、内容は日々更新されている。
今日はとくに音読の部分についてのあたらしい所見をみなさんと共有した。

音読という行為は「いまここ」というマインドフルネスの入口の意識を持つことに有効であり、また「表現する」ことでの癒しを得ることができるのだが、それに加えて心身の調整に大きな効果を生む呼吸法でもある、という所見。
これはある程度技術を必要とするので、ボイスセラピストの資格取得者も再受講して、スキルを更新してもらいたいと思う。

共感的コミュニケーションについてもしっかりとやる。
NVC(Nonviolent Communication)のエンパシーサークルというもので使うフィーリングとニーズのカードを使って練習したのだが、これは英語圏由来でやや使いにくいところがある。
音読療法協会では独自に、日本人が日本語で使うための日本人のメンタリティを重視した同様のツールを作れないかと、オリジナルのカード的なものを企画・制作中だ。
これもみなさんのアイディアや意見を取り入れて、日々更新していくことになるだろう。

17時に講座修了後は、ママカフェの打ち合わせ。
これは来週29日に開催される「お母さんのための音読カフェ」というイベントで、どなたも参加できる。
詳細はこちら

打ち合わせ後はピリカさんが残って、老人ホームでの音読ワークの歌のピアノ伴奏の稽古。
私は少しだけアドバイスする。

そういえば、夕方に少し大きめの地震があって、驚いた。
大事にいたらなくてよかった。
が、椅子の上にいたムイ猫はおどろいて、テーブルの下にもぐりこんでいた。