iKmultimedia社の iRig mic が先日届いたので、使ってみました。
これは高性能のコンデンサーマイクを直接iPhoneやiPadにつないで、アプリを通したアウトをミキサーやアンプにつないで加工した音を出せるという、なかなか画期的な製品です。
アプリもいろいろと使えます。録音アプリもありますし、さまざまなイフェクターをビルトインしたアプリや、アンプシミュレーターアプリなど、使い方によってはかなりおもしろいことができます。
とくに専用アプリの「VocaLive」を使えば、ヴォーカルにさまざまなイフェクトをリアルタイムに加えることができます。コーラス、リバーブ、イコライザー、コンプレッサーなど、すべてそろっています(アドオンは有料)。
どんな感じなのかは、こちらの紹介映像を見てもらえばわかります。
私がこれを買ったのは、ボーカルのためでもギターのためでもありません。実はアコースティックピアノの音を加工するためです。
指向性のあるコンデンサーマイクをピアノの弦に向けて音を取り、それをiPhoneに入れます。アプリで加工して、それをミキサー&アンプスピーカーに戻します。ピアノの生音とイフェクターを通した音を同時に出して、ある効果を得ようというねらいなのです。
コーラスやエコーを通したピアノの音が、生音と合わさってどんな効果が出るのか、やってみようと思ってます。
この実験は、来週18日・水曜日の下北沢・ランチタイムコンサート「ぴあののことば」でやってみるつもりです。