「畳の学校」第一回をやりました。
とても楽しかったです。少人数でしたが、進行も決めず、羽根木の家の掘りごたつで暖まりながら、お茶菓子をつまんでお勉強会。というより、談笑。普通の学校のようにだれが先生でだれが先生ということもありません。話題のなかから自然に学びが生まれてくる感じを大切にします。
昨日は庭師のかじさんがいて、羽根木の家の庭の手入れの話から、庭師の世界の興味深い話をたくさん教えてもらいました。
知らないことばかりです。季節の木の話、庭師という仕事の世界の話、修行の話、資格の話、東京の庭の現状の話、公共事業の話など、本当に興味はつきません。
ほかにもオーガニック料理と食材の店で働いているまりこからは、やはりいま問題になっている放射能と食品汚染の話が出て、これもまた私たちがかんがえている以上に生産者とお店の悩みは深く複雑で、難しいことがたくさんあるのだと知らされました。ともすれば忘れがちな、目をそむけがちな問題ですが、なにも終わっていないのだ、私たちはこういう世界のなかでこれからも生きていくことになるのだ、ということをあらためてかんがえました。
この「畳の学校」、つづけていこうということで、次回は1月30日にまたやることになりました。今度はオーガニックランチと庭仕事のワークショップもつづけておこないます。