2013年4月15日月曜日

福井県立病院でのピアノコンサート記

福井県立病院での約1時間ほどのピアノコンサートを先ほど終えて帰ってきたばかり。
昨日、実家に帰省して、MacBookのACアダプターを忘れてあせってしまっていたのだが、今日午前中に福井のヤマダ電機まで駆けつけてさっそく購入(余計な出費だが、いざというときのためにこれは実家に常備しておこう)。
そのあと、父方の叔母の法事のために寺に行く。

12時前に終わって、どこかでMacBookを充電しようと思ったのだが、なかなかいい場所を思いつかない。
早めに病院に行ってしまうことにして、一番すいていた産婦人科の診察室の待合所のベンチで盗電。
その後、病院の担当の方から連絡がはいり、控え室に案内される。
こちらでようやく堂々と充電。
コンサート開始までに半分くらいまで充電できた。

13時半になって、ピアノのところへ行ってみると、けっこうな数の人が聴きにきてくれている。
ありがたい。
知り合いも何人かわざわざ来てくれていて、話をさせてもらった。

13時半になったので、演奏スタート。
今日は日本の春の曲を中心にやらせてもらった。
「花」「春の小川」など、ほかにも「茶摘」とか、オリジナル曲も。
二度めだったせいか、ピアノが指にだいぶなじんで弾きやすく感じたし、なにより聴いてくれている人たちの反応がうれしくて、しっかりとつながりを感じながら演奏できたような気がする。
ちょっと調子に乗って自分の音からやや逸脱してしまった部分もあったけれど、終わってから涙を流しながら近づいてきて、話しかけてくれた人もいた。
自分の子どものころの、カタクリが咲きみだれる里山の風景を思いだした、といっていただいた。

終わってから同級生の辰巳くんとコーヒー。
彼のおかげでこのコンサートが実現している。感謝。

家に帰ってきたら、病院から留守電がはいっていた。
忘れ物をあずかっているので電話ください、とのこと。
なんだろうと思ってかけてみると、なんと、今日買ったばかりのACアダプターをコンセントのところにつなぎっぱなしで忘れてきてしまったのだった。
こういう「ぼけ」はなぜかつづくことが多い。
守衛さんに預けてもらって、明日の朝一番に取りにいくことになった。
このレポートは残りのバッテリーでかろうじて書いている。