2011年11月10日木曜日

ランチタイムコンサート、クレープ屋、ワークショップカフェ、羊をめぐる

毎月第二水曜日にやっている音倉のランチタイムコンサートでした。
 名古屋の古い友人せっちゃんが用事で上京するというので、ちょうどいいとばかりにランチタイムに来てもらうことになりました。
 正午すぎに店に行くと、すでにせっちゃんが来ていました。お互いの近況やら、重大事件やらについて話をしていると、出演者の野々宮が大学生の娘を連れて来ました。ゼミ生のまりもちゃんや、あとで小梨さんも来てくれました。ありがとう!

 ほぼ身内ばかり、お客さんはほとんどいないなか、ピアノ演奏スタート。
 最初は完全な即興曲。といっても、フリージャズのような無調のスタイルではなく、調性やゆるやかなリズム進行を保持したスタイル。このために準備した映像があったんですが、持ってくるのを忘れてしまいました。なので演奏のみ。
 二曲めは「この道」という日本の曲。本当は「赤とんぼ」をやろうと思ったんですが、なぜか「この道」と出だしが似ていて、ふと「この道」の出だしが浮かんでしまったのです。そうなるともう「赤とんぼ」の出だしが出てきません。そのまま「この道」を演奏。
 野々宮に出てもらって、夏目漱石の『夢十夜』から「第八夜」を朗読してもらいました。リズムがのってきて、コミュニケーションがかみあった感じが気持ちよく、タンタンタンと共演しました。楽しかった。
 最後はようやく「赤とんぼ」が出てきたので、それをやって終了。
 終わってからは、おいしくてオーガニックな音倉のランチをいただきながら、みんなでお話。

コーヒーも飲んでから、店を出ると、まりもちゃんが近くにおいしいクレープ屋さんがあるので行く、というので、私もくっついて行くことにしました。クレープ屋なんて、生まれて一度も行ったことありません。
 メニューがたくさんあって、どれを選んでいいのかわからないけど、とにかくメニューの上のほうに載ってるやつを注文。カシスとチーズと生クリーム。クレープはしっとりとサクサクが選べるので、サクサクのほうで。
 できあがったクレープはずっしりと重く、甘く、そしてチーズの塩味がほどよく効いておいしいけれど、これはもうしっかり一食分。すでに昼ご飯を食べてきた身にとっては、おやつを通り越してました。
帰りがけに〈せんだい屋〉という山梨の納豆の専門店があったので、納豆を何種類か買ったんですが、その店の外に納豆の自動販売機があったのには驚きました。

 夜、三軒茶屋のパブリックシアターでのSPTワークショップカフェに出かけました。トラストまちづくり世田谷の活動について、話を聞きました。参考になることが多かった。
 別れ際に、羽根木プレーパークのめぐむさんと、プレーパークにピアノがあるんだってね、という話になり、来週の水曜日にピアノと朗読のセッションをいきなり子どもとお母さんたち相手にやることになりました。こういう突発的な話は楽しいですね。
 そのあと、ひさしぶりに〈羊々〉でジンギスカン。知らない人だけど、女性ふたり組とカップルの人たちとテレビや映画の話で盛り上がってしまいました。なんだか新鮮でおもしろかった。

 帰宅してツイッターを見たら、トランジション世田谷・茶沢会の桃さんとあさわさんが、12月の羽根木の家でのイベントの話をもう進めてくれていて、早くも決定。こういうスピード感も悪くない感じで、今日はいろいろとおもしろかったな。