2011年11月17日木曜日

羽根木プレーパークで青空朗読

昨日は午前中から羽根木公園内のプレーパークに行って、朗読をしてきました。
 こちらのプレーリーダーのめぐむさんと世田谷パブリックシアターのワークショップカフェで知り合い、一度プレーパークで朗読をやらせてもらえないか、といっていたのです。快く「どうぞ」といってもらえたので、昨日、げろきょのゼミ生何人かと行ってきました。

 メンバーはうたえ、ピリカ、みぞれ、フジサワの4人と、私。
 プレーパークにはピアノがある、という情報があって、半信半疑だったのですが、行ってみたら本当にありました。リーダーハウスと呼ばれる木造の小屋の軒先に、ほぼ雨ざらしに近い状態でポンと置いてありました。アップライトです。
 全体が泥とほこりだらけですが、蓋をあけて弾いてみたら、ちゃんと音が出ました。もちろん調律などという面倒なことはしてありませんが。
 これを私が弾いて、みんながフリースタイルの朗読。いつもはもっと乳幼児を連れたお母さんがたくさん来ているといってましたが、昨日はなぜか人影が少なく、それでも数人のお母さんやリーダー、学生の研修生を相手に、新美南吉の短編をいくつか朗読しました。
 いわば「場読み」です。
 田中泯さんがやっている「場踊り」の朗読版です。

天気がよく、空は抜けるような秋の青。風がやや強くて、木々のざわめきが音楽のようです。
 それらを感じながら、開けた空間でおこなう「場読み」はとても気持ちよかった、とみんながいってました。
 こうやってどんどん「いまここ」に対して感覚を開いていくことで、表現も確実に変わっていきます。とてもいい経験ができました。

 プレーパークのあと、みんなで梅丘駅前に行って、洋風料理〈タナカ〉でランチ。私が食べたのは、有機野菜とベーコンのパスタ。