2011年11月29日火曜日

予測不能のライブワークショップ第8期スタート

「朗読はライブだ!」というワークショップを開催しています。全6回のワークショップを通じてライブ発表のための準備をして、最終回にちゃんとお客さんを呼んでライブをやってしまおう、というものです。今週末の土曜日から、その第9期がスタートします。
 ということは、これまで8期やってきたということになります。つまり、ライブワークショップのライブをこれまで8回おこなった、ということです。
 振り返ればどれも思い出深いライブばかりです。
 参加者はライブ未経験の人が多いのです。それどころか、朗読そのものも初体験という人もたくさんいます。そういった人たちが現代朗読を学び、たった6回のワークショップでライブ発表をする。毎回、驚くようなことが起きます。
なにが起こるかは私にも予測できません。でも、いつもなにか感動的なことが起こります。
 現代朗読では、なにか立派なものを作り上げたり、たくらんだり、準備したり、といったことはしません。ワークショップで学んでもらうのは、私たちが無意識に身につけてしまっている癖とか習慣とか、あるいは固定化された思考パターンを「やめていく」ことです。私たちが私たち自身に立ちもどり、ひと前でなにかを表現するとき、予測できないおもしろいことが発表する者と観客の間に起こるのです。