今日は一日、音読療法士のマスターコースだ。
音読療法士はボイスセラピストと称してもよいが、これには一日で習得できる2級と、この4月に実施する1級と、現在第一期生を育成しているマスターコースがある。
いずれにしても、音読療法は療法士自身の心身のケアも重視していて、自分に実施することでいくつかの症状の改善や病気予防に効果が期待できる。
私自身は音読療法の理論的な背景を整えたり、実践方法を準備することをやっていて、自分自身はセラピストになるつもりはないのだが、それでもセミナーで受講生といっしょに実践していると心身の調子が変わっていくのを実感する。
げんに風邪をひきにくくなった。ひきかけても、その兆候を察知し、重症化する前に退治することができるようになった。これは年の功ということもあるかもしれないが、それにしても音読療法の方法が役立っていることを実感する。
便秘が解消された、という実践例もいくつか報告を受けている。
そしてもっとも強力なのは、ストレスマネジメントのフェーズにおいてだ。このストレスフルな現代社会において、自分自身のストレスとうまく付き合っていけるというのは、大変気が楽なことである。