2012年2月9日木曜日

9人参加でにぎやかなビデオゼミだった

今日は午前中は朝ゼミ、午後の昼ゼミはお休みで、夜はビデオチャット参加者も入れての夜ゼミだった。

いずれも羽根木の家の掘りごたつに足を突っこんでまったりと。


朝ゼミではいつもの気づき報告の後、ひさしぶりにひとりずつ朗読を聞かせてもらった。朝ゼミは固定メンバーが中心なので、ひとつの作品(いまなら漱石の「声」)をみんなで共有し、群読作品に仕上げることが多いので、ひとりずつの読みをじっくり聞かせてもらう機会はあまり多くないのだ。

そして、片岡さんの読みを聞いて、かなりびっくりした。

片岡さんは最初、オーディオブックリーダー養成講座に参加された方で、現代朗読が目的ではなかったのだが、その後ゼミ生になっていっしょに勉強する仲間になった。

オーディオブックリーダー養成講座では、商品としてのオーディオブックを読むスキルはとてもなく、そこに至る道のりもおそらく長いものになるだろうと思われた。なので、オーディオブックを読むことはひとまずあきらめて、現代朗読で自分を表現することを楽しむように方向転換してくれたのだろうと思っていた。それはそれでうれしいことだった。

が、今日、ひさしぶりにひとり読みを聞かせてもらって、その朗読のクォリティがびっくりするほど高くなっているのがわかった。商品としてのオーディオブックを読むスキルとしてもまったく差し障りのないクォリティだ。

あらためて思ったのは、口先だけのスキルを磨くことより、身体の使い方や感受性を磨くことに専念する現代朗読の方法が、結果的には口先のスキルをも著しく、しかもすばやくアップさせるのだな、ということだ。

片岡さんにはこれからどんどんオーディオブックを読んでもらいたいと思う。


朝ゼミではほかにも、まりもちゃん、フジサワさん、日榮さんにもそれぞれ読んでもらったのだが、いずれも個性的で唯一無二の朗読者として大きな魅力がある。

げろきょがこれほどすごい朗読者の集まりになるとは、私自身思ってもみなかったことで、びっくりしている。


朝ゼミ後はみんなで東松原の〈アイキッチン〉に行き、昼食カレー。

ここでも妙に話が盛り上がり、最後は「音読日めくり」の話になって、「朗読少女」ならぬ「音読婦人」とかいうアイディアで大盛り上がり。

それはともかく、「日めくり」はみんながおもしろいといってくれるので、私もますます楽しみになってきた。


夜ゼミはいつもビデオチャット参加が朱鷺さんとたるとさんの二人だが、今夜は奥田くんとみぞれちゃんも加わって、にぎやかな感じ。もっとも、みぞれちゃんは音声の設定がうまくいかず、こちらの声は聴こえるのに、みぞれちゃんの声がこちらは聴こえないという一方通行だった。

リアル参加者も、かっしーと麻奈さんのほかに、祥子ちゃんがひさしぶり/今年初めての参加で来てくれて、木曜夜ゼミとしては大変にぎやかで楽しかった。

ビデオチャットは