ばらしの最初は、本体をひっくり返して、裏蓋を外すこと。
これはすでに何度か内蔵HDDの交換やRAMメモリの増設などをやっているので、慣れている。全部で10本あるネジをはずせば、裏蓋はパカッと開く。
何度見てもMacの内部は感動的だ。
さて、次に、光学ドライブを取り外す。
実はこれがけっこうやっかいだった。
どこがどう固定されているのか見極めるのが難しく、まず外すためのネジを見つけなければならない。丸さんがいてくれてよかった。私ひとりだったらできなかったかもしれない。ネットを丹念に探せばこのあたりの情報も出ているのかもしれないが。
とにかく、固定ネジ3本を見つけてなんとかはずし、コネクタも外して、光学ドライブの取り外しが無事に成功。
さて、MacBayの出番。
アルミダイキャスト製だと思うが、金属の黒い枠に、SSDを取りつける。コネクタがあらかじめて取りつけてあるので、そこにはめこんでネジ止めするだけなのだが、コネクタの位置が微妙にずれていて差しこめない。
やむなく、丸さんに手伝ってもらって、コネクタを枠から取りはずし(これもネジ)、直接SSDを差しこんでから、あらためて枠に取りつける。
これを今度は、さきほど光学ドライブを取りはずした手順と逆の手順で、取りつける。
これは割合うまくいったが、小さなネジがたくさん出るので、間違えたり、なくしたり、あるいは筐体内に置き忘れたりしないように気をつけなければならない。
MacBayはちょっと厚みがあって、もともとついていたネジでは固定できない場所もある。そのための替えのネジがちゃんと付属している。けっこう至れり尽くせり。
実は最初は、もともとの内蔵HDDの位置にSSDを入れ、光学ドライブにHDDを入れようと思っていたのだが、光学ドライブにSSDを入れ、そこを起動ドライブにすればいいのではないかと思い、またネットでもそのようにやっている人の記事があったので、そうすることにした。
というわけで、換装は簡単に終わり、裏蓋を閉じて、終了。
あとはMacBay付属のケースに内蔵光学ドライブをセットして、外付けにすればいいだけ。
この作業も、プラモデルの組み立てと同じで、丁寧にやればさして支障はない。もっとも、手先があまり器用でない人は苦労するかもしれない。
さて、最後はSSDにシステムをインストールするだけ。
しかし、ここからが長かった。どえりゃー苦労はここからだった。
つづく。