2011年6月10日金曜日

内蔵HDDをSSDに換装した MacBook Pro その後

ひとえに快適である。でかくて重いAirだが、スペックはAirよりはるかに上。
ちょっと計ってみた。
スイッチオンからデスクトップが表示され、スタートアップ・アプリケーションがメニューバーに表示し終わるまで、約17秒。
そのとき立ち上がっているアプリケーションの数や状態にもよるが、私の使い方(メール、サファリ、ツイッタークライアント、その他いくつかを平行使用)でシャットダウンさせると、約6秒で電源オフとなる。

意外に変わらないのが、ビデオファイルのレンダリングや、音声ファイルのコーディング。これは当然ながら、ディスクアクセスの問題ではなく、CPUパワーに左右されるところが大きい。CPUを交換したわけではないから、これが変わらないのは当然だ。しかし、ほかの動作があまりにキビキビしているので、ついこれらの速度も上がっていると錯覚/期待してしまい、変わらないことにちょっとつんのめってしまったりする。

一方、ディスクアクセスに左右されるものは驚くほど快適だ。
重いアプリケーションの立ちあがりが比較にならないほど速くなった。とくに、最初にいろいろなプラグインを読み込むタイプのアプリケーションは快適だ。
そして、私の場合、とくに快適なのが、日本語入力だ。とにかく大量に入力するので、これがストレスフルになることでどれだけの恩恵をこうむるかわからないほどだ。

ほかには、まだ試していないが、音声収録においてリアルタイムにディスクにデータを書きこんでいくようなプロセスでは、SSDは安定性を発揮してくれるのではないかと思われる。ラップトップの場合、内蔵HDDの回転数が5400rpmか7200rpmかで、安心感はずいぶん違うからだ。
これがSSDとなれば、安心してガンガン収録できるだろう。動画も同様。
ただし、容量の問題はある。
あれからいろいろインストールするものが増えて、現時点でSSDの空き容量は30GBを切っている。もっとも、光学ドライブに装着したHDDには550GBの空き容量が残っている。