2013年9月17日火曜日

京都行き断念どたばた記

昨日はいろいろと大変であった。
法然院でのライブのため京都行きの予定だったのだが、台風18号直撃で新幹線が止まってしまった。
危機管理的にはまったく甘かったという思いがある。
台風直撃コースがわかった時点で、前日のうちに京都入りするなど、万全を期す方法があったのに、それをおこたってしまった。

朝、2時間くらい予定を繰り上げて東京駅に行ったのだが、すでに新幹線は運休になりはじめていた。
間もなく、新富士と静岡のあいだの富士川の水位が危険域にたっしたので、新幹線は三島までの往復で運行する旨がアナウンスされた。
この時点で、富士川の水位がさがるのを待つしかなくなったわけだが、台風はまさに愛知、静岡、長野あたりを通過していて、すぐに水位がさがるとは思えなかった。

午後1時くらいまで待って、私は京都行きを断念。
もし新幹線が動きはじめて法然院までたどりついたとしても、機材をセッティングしてライブに参加する時間はもうないと判断したためだ(実際そうなった)。
あちこちに連絡して、相談する。
片山旭星さんはひとりでも演奏する、と心強いことをいってくださった。
おかげで、朗読の野々宮は「とにかくあきらめずに行く」と決意。
さいわいゼミ生のみぞれちゃんも同行してくれているので、私は(くやしいけれど)安心して断念することにした。

とにかく三島まで行く、というふたりを見送って、ひとりでとぼとぼと帰宅。
家からはあちこちに連絡を取ったり、ふたりに情報を送るなどして、後方支援。
すると、15時ごろ、新幹線は富士川を越えられることになったようで、ふたりの乗った便は名古屋行きとなったらしい。
そのまま野々宮とみぞれちゃんは名古屋でのぞみに乗り換え、京都へ直行。
京都駅からタクシーを飛ばして、法然院のライブの後半に駆けこむことができたとのこと。

前半は片山さんが演奏してくれて、後半は野々宮が加わって朗読と琵琶のライブがおこなわれたようだ。
その様子を私はまだくわしく聞いていないが、行ってくれた方からは満足のコメントが寄せられていて、いまはほっとしている。