羽根木の家に Jim & Jori が滞在しているので、早めに行く。
すでに朝食をすませてくつろいでいた。
今日はオリンピックセンターでワークショップをやるということで、9時すぎには出発していった。
夜遅くまでみっちりあるということで、連日のハードワークを精力的にこなしているおふたりの姿には頭がさがる。
私は10時半から朝ゼミ。
昨日の Jim & Jori のNVCワークショップに参加された野々宮の同級生のせつこさんが、ゼミに見学参加。
もうおひとり、京都・法然院ライブで羽根木の家を留守にするあいだムイ猫の世話をしてくれる児玉ご夫妻のもえみさんも、猫の世話の説明のあとで残られてゼミに参加。
ひさしぶりに朝ゼミがちょっとにぎやかな感じになった。
初参加の方のために呼吸法や体認のエチュードをやったあと、それぞれの読みを聴かせてもらう。
オーディオブックリーダー養成講座受講中のともこさんが、人に聴いてもらったらあれこれいわれて、ちょっと見失ってしまったというので、人にあれこれいわれたときの対処法についてアドバイスする。
読み自体はまったく自分自身を見失っていない気持ちのいいもので、アドバイスすることもほんの少ししかない。
ほかに日榮さんのあるミッションについて、著作物と著作権者を尊重する方向からアドバイスをさせてもらった。
昼はみんなでぞろぞろと下北沢に行き、ランチ。
ついでにKATが手間をかけているサークル「おひさま」の活動のための助成金申請書類の確認作業もおこなう。
ヨガ・インストラクターをやっているともこさんに、来週の土曜日の体験講座のあとにお試しでヨガ指導をやってくれないか頼んでみたら、こころよく引き受けてくれた。
15時から昼ゼミ。
珪子さんとみぞれちゃんのふたりだけだったので、体認のエチュードや「ちょい瞑想」をやったり、それぞれの読みをゆっくり聴かせてもらったり、少人数のときにしかやれないことをじっくりやれた。
19時から夜ゼミ。
来週の「梅ヶ丘THE生エンタ」出演者の面々がそろって、それぞれの演目を聴かせてもらったり、選定しなおしたりする。
演劇にしても朗読にしても、出演者はすこしでも自分の出番や読み時間を多くしたい、という心理的傾向がある。
が、そのことが裏目に出てしまうことがある。
集中力がとぎれたり、観客に「長い」と一瞬でも感じさせたら不利になったり、といったことだ。
長く出たい/読みたい、という気持ちの底にあるニーズは、たぶん「より自分をしっかりと表現したい/伝えたい」という表現欲求だろう。
その表現欲求を満たすのに、つい「時間的な長さ/物理量」を確保しようとしてしまうのだが、ほかにもより効果的な方法があることを忘れないようにしたい。
現代朗読のゼミの見学は、いつでもどなたでも歓迎です。
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