今日の昼、このブログで、
「よく、政界・財界からマスコミ報道に「圧力」がかかることなどがいわれているが、そんなことは(めったに)ない。たいていはマスコミみずからが勝手に「これはまずいんじゃないか」と首をすくめているにすぎない」
と書いたら、知り合いからメールで突っ込みがはいったので、紹介したい。
無断抜粋転載(笑)。
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そんなことはありません。少なくともスポンサーがライフラインのテレビは、あります。
電力会社が、なぜ膨大な広告宣伝費を使っているかわかりまよね?電力など、本来は宣伝しなくても売れるものです。競合はほとんど無いに等しいのですから。電力会社のテレビCMが多くなったのは、ゲンパツが始まってからです。つまり、危機管理の一環としてです。その証拠に、ほとんどが『夕方のニュース枠』のスポンサーになっています。
いろんなとこでしょっちゅう事故はありますが、報道は絶対にされない。そういうことの口止め料であることは周知の事実です。新聞はともかく、テレビはオンエアがタイムリーだけに顕著です。
(やばすぎて中略)
日本の新聞がアホなのは、単に本腰を入れて勉強して取材が出来る記者が少なくなったということに尽きると思います。つまり、記者の資質の問題です。スクープが少なくなった、と年配記者は嘆いています。報道哲学を失った、ということでしょうか。いずれにしてもだらしないことには変わらないが。
私は、新聞とテレビを一緒にしてほしくないです。(わかった上で、ちょっと、新聞を擁護してみました=テレビとは違う!)新聞は、まだ、買って読むという行為の中で、読者とつながっているが、テレビは不特定多数を相手にして、視聴率という物差しでしかその波及効果をはかれないという媒体特性に寄ることも起因していると思う。
でも、考えてみたら、これは、マスコミが、という以前に、はじめから正直なデータを公開してこなかった、危機管理体制が十分になされていなかった東電のフォルトによりところが大きいと思う。
マスコミのせいだけにしてはいけないと思う!マスコミに金を払っているのは私たちなんだから、チェック機能を市民がちゃんと持たないとね!
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うむむ。持つべきは友だね。
ただし、私もマスコミのせいだけにしているわけではない。私たち自身もしっかりしなきゃいかん、といっているのだ。
また、「マスコミ」と十把一絡げにしてものをいっているが、真摯で立派な人が業界のなかにたくさんいることは私も百も承知なのである。私もそのはしくれに関わっていた人間なのだから。
これを機に、新聞もテレビも、行政も企業も、そして私たち自身も、大きな変化のきっかけをつかむことができればどんなにいいだろうかと思う。犠牲になった方のためにも。
2001年の911後は暗黒の21世紀が来るかと思ったが、2011年の311後は悲劇を契機に賢明な変化の21世紀が来ることを望む。