2011年4月4日月曜日

小中学校の先生がたへ、いま大切な児童のメンタルケア

学校ではそろそろ新学期が始まる。もう始まっているところもあるかもしれない。
春休みのあいだ、子どもたちは家にいることが多かったと思う。
少し前に「お子さんの様子が変だと感じたときにチェックすること」で書いたように、子どもは親の心理状態に大きく影響を受ける。

新学期が始まって友だちとまた遊べることを喜ぶだろうが、一方で不安な気持ちをひそかに抱えている子も多いのではないかと思う。学校では明るくふるまっていても、家ではふさぎこむ時間が多かったりする。
そういう子に気づいてあげるのはなかなか難しいことだ。

現代朗読協会では震災直後から音読カウンセリングなど大人向けのメンタルケアをおこなっているが、この方法はもともと子ども向けに考えられたものだ。
私の新刊『音読・群読エチュード』には子どもたちのメンタルケアに役立つ多くのエチュードが掲載されている。
現代朗読協会はこの本を携えて積極的に学校に出向こうと思っている。
直接子どもたち相手にエチュードを実践してもいいし、エチュードの具体的な実践方法をより詳細に先生がたにお伝えするのでもいい。保護者の方たちにも伝えたい。
ゆくゆくは被災地にも入りたいと思っている。

学校の先生がた、保護者の方、そして現代朗読協会の活動を手伝ってみたいという方、どうぞ遠慮なく私か現代朗読協会にご連絡ください。

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