共感的コミュニケーションのベースになっているNVC(Nonviolent Communication/非暴力コミュニケーション)は、その創始者であるマーシャル・ローゼンバーグが書いたものを安納献くんが監訳して、『NVC』というタイトルで日経新聞社から出版されている。
こちらを読んでいただくのが一番いいのだが、翻訳本ということで取っつきにくいと感じる人もいるようで(私はそうは思わなかったが)、最初から日本語で書かれた私の本のほうがわかりやすいという人もいる。
いずれにしても、まずはNVCや共感的コミュニケーションについて知ってもらい、興味を持っていただければいいのだ。
私の本がいくらかでも貢献していると思えるとうれしい。
先日、『共感的コミュニケーション〔応用編〕』もリリースして、さっそく多くの方に読んでもらっているようだ。
「読みやすいので一気に読めた」という人もいて、ありがたいかぎりだ。
この〔応用編〕にも書いたことだが、本を読んで興味を持ったら、実際に勉強会やワークショップに来てもらって実際に練習したり、プロセスを体験してもらいたい。
知識だけではどうしても身につかないところがあるので、自分の体験にそったワークをおこなってもらうのが一番いいのだ。
安納献くんや歌手の鈴木重子さんがNVCのワークショップを開催しているし、ほかにも国際公認トレーナーを海外から招聘して日本でも学べるようにと奔走している日本のコアメンバーも、何人か勉強会やワークショップを開催している。
私もそのひとりで、ただしNVCという名前は冠さずに、共感的コミュニケーションという名称での勉強会やカフェを開催している。
興味を持った人はどの勉強会でも、ワークショップでも、とにかく行ってみてほしい。
私の勉強会/カフェにももちろん歓迎だ。
特徴としては、やはり『共感的コミュケーション』の著者であるということから、本を読んでわからなかったことや感想があれば直接伝えられるということがあるし、なるべくわかりやすく、楽しくやりたいと心がけているので、初めての人でもリピーターでもとにかく参加しやすい、という面があると思う。
あさっての夜は下北沢の旅カフェ〈Stay Happy〉で共感カフェを開催する。
毎回、カフェの一部コーナーを使わせてもらって、オープンな雰囲気でやらせてもらっている。
占いでもするような気軽さで参加できるのではないかと思う。
『共感的コミュニケーション』の本も持参するので(忘れなければ)、ご希望の方は著者から直接お求めください。
※あさって7月16日(水)夜の下北沢〈Stay Happy〉での「共感カフェ」の詳細と参加申し込みはこちら。