今週の土曜日に下北沢のカトリック教会でおこなう扇田拓也くんとの「物語と自我――演劇と朗読についての扇田拓也合同ワークショップ」の打ち合わせをおこなった。
ワークショップの詳細についてはこちらをご覧ください。
扇田くんは、つい先日、てがみ座の「空のハモニカ」という公演(彼は演出)が終わったばかりで、なかなか打ち合わせの時間が取れなかったのだが、今日、ようやく昼食をかねて下北沢で打ち合わせできた。
いろいろアイディアが出てきたのだが、やはり演劇と朗読の違いを参加者におもしろく体験してもらう内容にしようということになった。
演劇と朗読の違いというより、演劇演出と朗読演出の違いといったほうがいいかもしれない。
参加者は演劇的に受ける演出と、朗読的に受ける演出の両方を体験できる。
ついでにいえば、朗読といっても、「現代朗読」とことわらなければならないだろう。
もっと正確にいえば、演劇と朗読というより、演劇の演出家である扇田拓也と、現代朗読の演出家である水城ゆうの、それぞれの手法を実際に体験してもらいながら、全員でステージ作品作りに取りくんでもらう体験ワークショップ、ということになる。
使用テキストが決まった。
太宰治の「海」というみじかい作品で、扇田くんも水城もともにこのおなじテキストを使って、おそらくまったく違うアプローチで作品作りを体験してもらうことになるだろう。
自分でいうのもなんだが、おもしろそうだ。
ひょっとしてこの過程で、演劇とか朗読といったジャンルをこえたまったくあたらしい表現手法が生まれることだってありうる。
この見逃せないワークショップ、興味のある方はすぐに予約をどうぞ。
まだ予約枠にすこし余裕があります。
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