2013年8月1日木曜日

オーディオブックリーダー個人セッション、韓氏意拳

昨日は午前中と午後のそれぞれ、オーディオブックリーダー養成講座の個人セッションをおこなった。
おひとりは遠方、岐阜県からのお越し。

この講座はグループセッションと同様、これから一か月くらいをフォロー期間としてトレーニングを積んでもらうのだが、ごくまれに「自分には合わない」「目的が違った」などとフォロー期間を利用しなかったり、やめてしまう人もいる。
なにかのニーズがあるのだろうと思うが、もったいないことだ。
このフォロー期間に大きく成長する人が多いからだ。

それほど私がお伝えする音声表現についてのスキルアップの方法は、ユニークでどこもやっていないことだが、本質的なものだと思っている。
さいわい、昨日のおふたりは熱心で、とても納得されて帰られたので、これから一か月、みっつりお付き合いさせていただくことになるだろう。
岐阜の方にはオンラインでゼミなどに参加してもらうことになっている。

オーディオブックリーダー養成講座の詳細はこちら

夜は中野まで韓氏意拳の教練講習会に行く。
2時間半、みっちり、運動量としてはたいしたことないのかもしれないが、ずっと集中する時間だったのでかなり疲れる。
しかし、この疲れは悪い感じじゃない。
意拳の稽古をした夜は深くぐっすり眠れるのだ。

昨日は基本の形体と平歩站椿をじっくりやった。
韓氏意拳は自分の内実を丁寧に見ていく非常にユニークだが本質的な拳法なのだが、この方法を人に伝えるのは大変。
なにしろ型がないし、言葉にはあらわせない方法を伝授するからだ。
そこのところを講師の内田先生はいろいろな表現を変えたり(これが実に多彩、そのへんの小説家より豊か)、自分の身体に触れさせたり、こちらの身体に触れたりしながら、微妙な身体運用法を精妙に伝えてくれる。
まだまだわからないことばかりだが、これを身につけると強力だろうと思うし、そのことをかんがえるとわくわくしてしかたがない。

終わってから中野駅までの帰り道、内田先生と講習を受けた人たちといっしょに、話を聞かせもらいながら歩いたのが楽しかった。
しかし、内田先生は家の方角が違うのに、わざわざ我々を改札のところまで送ってくださったのだ。