いわゆる「特盛」の MacBook Air 11インチを使ってみた。
なにが特盛なのか。おもな特徴は以下。
OS OS-X 10.7 Lion
CPU Intel Core i7
RAM 4GB
フラッシュストレージ 256GB
Thunderbolt I/O
バックライトキーボード
Lionはすでに導入ずみだったので特に驚かない。
CPUは速いのか、というと、速い。けど、体感はわずかな違い。これまでのAirだって充分に速かった。もっとも、映像のレンダリング処理とか、音楽編集、あるいはアドビのCSなどの重たい作業では、確実に威力を発揮する。
RAMの4GBも効いていそうだ。重たいソフトをいくつも並行して立ちあげて作業しても、まったくストレスは生じない。
フラッシュストレージ、つまりSSDドライブ256GBというのはすばらしい。128GBを使っていたのだが、映像編集、音楽編集、そしてCS5.5などを入れると残り50GBを切っていた。映像の取りこみなどをするとすぐに逼迫してしまう。なので、少しずつ取りこんでは外付けHDDに退避するということを繰り返さなければならなかった。
256GBは余裕だ。いろいろデータを突っ込んでも150GBは余りがある。なので、VMware Fusion や Parallel で Windows 7 をインストールしておこうかという気にもなる。
私はAirは比較的軽い作業や持ち運びに使い、MacBook Pro 15インチをメインマシンとして重い作業に使っているのだが、新Airだと重たい作業にも耐えそうだ。つまり、外出先でも自宅環境とあまり変わることなく、ストレスレスに映像編集や音楽編集ができるということになる。
こんなうすっぺらくて、しかも安価なマシンで。
すごいことになったなあ。
スティーブ・ジョブスの引退が発表されたばかりだが、ほんとに残念だ。健康が回復することを祈る。ありがとう、ジョブス。