2012年6月11日月曜日

iRig mix を使ったミニマムお出かけライブセット


キーボード奏者である私はいつもどこかでライブをやるといえば、ピアノはそこにあるのか、あるとしたらどんなピアノなのか、どのような状態なのかが気になってきた。
ピアノがない場合はどうするのか、持ちこむのか、借りるのか。できれば自分の学期を持ちこみたい。ギタリストやバイオリニストのように。

しかしデジタルピアノとはいえ、持ち運ぶとなると大変だ。
どうしても車が必要になる。車は借りてもいいが、ライブ会場に駐車場があるとは限らないし、もしあっても駐車料金がかかる。
ギタリストのように気軽に持ち運べるキーボードがあればいいのだ。

と探していて、なんとか妥協できる程度のものとして最近使っているのが、KORGのX-50という60鍵のミニシンセサイザーだ。
鍵盤は少なく、またハンマーアクションもなくてペコペコだが(つまりスイッチがたくさん並んでいるのとおなじ)、音色がそこそこよくて、軽い。
背中にかつげるケースもある。

最近はこれをかついで、MacBookAirとボータブルスピーカーとmixerを持って出かける。
といっても、けっこう重い。

これをさらに軽量にし、しかも電源のないところでも鳴らすシステムを、ようやく構築できた。


iRig mix というiOS用のミキサーを使う。
これについては別項で詳述する。
これに音源としてMacBookAirとiPhoneをつなぐ。

アウトはBOSEのSoundDockというアンプ付きスピーカー。
バッテリー内蔵で電源不要。
かなり大きな音までカバーできる。

演奏用キーボードとコントローラーとして、LINE6というキーボードを使う。
これは電源をMacのUSBから供給できる。
これをMacにつないでMacのソフトシンセを鳴らすか、iPhoneにつないでiPhoneのソフトシンセを鳴らす。

iRig mix もUSBやiPhone、iPad、iPod touchから給電できる。
これで、Macとスピーカーを充分に充電しておけば、数時間のライブなら無電源の場所でも可能になる。

ということで、今日はさっそくこのシステムを「槐多朗読」で試してみることにする。
「槐多朗読」の詳細はこちら