2012年6月29日金曜日

音読療法は介護予防を推進する

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「介護予防」というかんがえかたがある。
お年寄りが寝たきりになったり、介護を必要とする生活にならないように、元気なうちから予防し、長く健康にすごそう、というかんがえかただ。
これは医療費や介護費用の大きな削減にもなるはずで、行政がさらに積極的に推進してほしい運動だ。
音読療法はこの運動においてかなり効果的な役割をはたせるとかんがえている。

健康法や予防法は毎日つづけることが大切で、習慣化することがのぞましい。
音読療法は簡単な方法で呼吸筋や姿勢筋を整えたり鍛えたりできるので、毎日気楽につづけることができる。
運動というわけでもないので、準備がいらない。

呼吸や発声、音読といった簡単な方法を使い、身体だけでなくこころのケアもできる。
音読は表現の楽しみもあり、こころの健康に大変有効だ。

グループでおこなうのはさらに効果的だろう。
何人かが集まってストレッチ、呼吸、発声をおこない、お互いに音読しあう。
そのときにはぜひ共感的コミュニケーションを使ってみてほしい。
おたがいに表現しあい、つながりあうことの喜びを見いだすことができるだろう。

このいきいきとした喜びのなかで充実した老境をすごしてほしいし、私もそのようにありたいと思っている。