(写真はプライバシー保護のために小さくしてあります)
今日は朝から墨田区の業平小学校まで行き、音読エチュードの授業をやってき。
最寄り駅はスカイツリー駅。
学校からは見上げんばかりに近接距離でスカイツリーがそそり立っているのが見える。
スカイツリーの高さは634メートルなので、根元からぽっちり折れて倒れたら、小学校はたぶん展望台のあたりが落ちてくる。
そんなことはないと思うけど。
現代朗読協会の何人かがサポートで来てくれた。
唐ちゃん、卯妙さん、みやこさん、おはるさん、フジサワさん。
授業の対象は2年生の2クラス。
ひとクラスずつ2時間をつづけてやった。
最初は2年2組。
あとで1組をやったのだが、クラスの雰囲気がだいぶ違っているのがおもしろかった。
元気で、すぐに収拾がつかなくなってしまうクラス。
統制が取れていて、まとまっているクラス。
どちらがいいとか悪いという話ではない。
私は収拾がつかない子たちのほうが好きだけどね。
これは好みの話。
最初のクラスでは、私が進行役で授業をやらせてもらった。
宮澤賢治の「雨にも負けず」や「風の又三郎」の冒頭の詩を使いながら、群読したり、リズムを取って身体を動かしながら読んだり。
そして静かに耳をすませて、聴こえてくる音を教えてもらう「音探偵」をやったり。
2番めのクラスでは、野々宮卯妙に進行役を任せて、私は側面サポート。
女性が進行役になったことと、卯妙さんの進行内容が子どもたちの「いまここ」を大切にしたものだったので、私のときとは打って変わっておだやかで、深みのある内容になった。
これについては、私も勉強になった。
私が進行するより、どんどん任せてげろきょメンバーにやってもらったほうがよさそうだ。
もちろん私もサボるわけではなく、側面サポートや、内容についての理論的なまとめ、エチュードのシェイプアップなど、活動の核となる部分を整備していくことで貢献していこう。
そんなことを思った。
終わってからスカイツリーの下まで行って、ランチ。
スカイツリーは見れば見るほど、私には違和感がある。
あまり楽しい気分にはなれないのだ。
でも、今日は子どもたちとたくさん触れ合うことができて、気分がいいのだ。
またこういうチャンスが早く来てくれるといいな。