昨日の昼は明日の下北沢・音倉での「日めくり朗読ライブ」の稽古。
諸事情で今回のライブの稽古回数はとても少なく、2、3回しかない。
しかも、出演者全員が揃うのは一度もない。
これは通常、悪条件となるのだが、げろきょではそうは考えない。
本番でフレッシュな感覚が生まれ、なにかとんでもないおもしろいことが起きる可能性が増える、と考える。
下北沢で映画を作っている高遠さんが来られる。
下北沢大学で企画を実行していたり、8mmフィルムで自主制作をやっていたりする人。
今度、完全グリーンエネルギーで映画を作りたいという企画を作ったので、私もできる範囲で協力することになった。
羽根木の家でのロケ、音楽やナレーションの協力、といったことだ。
ぜひ出演を、といわれたが、さすがに役者をやれる自信はない。
夜、吉祥寺に行き、〈麺屋・海神〉というラーメン屋で塩ラーメンを食べる。
ここは、ラーメンを食べたあと、残ったスープに「ヘシコ焼きおにぎり」を投入して、おじやにして完食するというスタイルで、「ヘシコ」という食材にひかれた。
なかなかおいしかった。
今日は朝からライブワークショップの今期2回め。
宿題にしてあったひとりひとりの読みを聞かせてもらったあと、最終ライブ発表で使う台本を渡す。
全体で90分くらいになる予定の台本なのだが、ライブワークショップの参加者にはその前半の部分をやってもらうことにする。後半はゼミ生が参加する、という構成だ。
お昼は東松原の〈アイキッチン〉でカレー。
ライブワークショップ参加者が何人か残って、いっしょにランチ。
共感的コミュニケーションのデモンストレーションや、音読療法の話をしながら。
午後は「日めくり朗読ライブ」の稽古。
といっても、参加者8名のうち、5名しか参加できない。
そして明日は本番。
すこし不安を覚えるも、失敗もまたライブの内だし、いまの私たちのありのままを見てもらえばいいのだと思う。
夜ゼミはテキスト表現を中心としたメンバーが来て、テキスト表現についてやる。
今夜もおもしろい作品がいくつか出てきた。
いやー、この羽根木を中心に、なにかすごいことが渦巻いているなあ。
これは私には経験があるけれど、後になって「あれはすごいムーブメントだった」といわれるようなことが、いまここで起こっているような気がする。