2019年3月15日金曜日

フライブルク到着!

シュトゥットガルトのバート・カンシュタット駅からシュトゥットガルト中央駅、カールスルーエと乗りついで、お昼すぎにフライブルクに到着。
ドイツ鉄道DBは運行時間があてにならないとさんざん聞いていたけれど、10分くらいの遅れですんだ。

フライブルク駅には音読トレーナーのなおみさんが車で迎えに来てくれた。
そもそもなおみさんに会うのが、私にとってはこの旅の主目的といっていい。

なおみさんは仙台出身だが、パートナーやお子さんふたりとドイツ・フライブルクに住んでいる。
何年か前、日本に帰国した折、音読トレーナー養成講座を受講して、トレーナー資格を取得した。
それを活かしてフライブルクで日本人ピアニストの方と組んで、高齢者介護施設で音読ケアワークをつづけてくれているのだ。
その現場にお邪魔する、というのが私の当初の目的だった。

ラッキーなことに渡独する期間にフライブルクで日本文化フェスティバルが開催することになっていて、ピアノ演奏の機会もいただくことができた。
ありがたいかぎりだ。

なおみさんは毎年日本に帰国していて、そのたびに東京まで来てくれているので、今回もとくにひさしぶりという感じもなかったのだが、なにしろ彼女の本拠地であるドイツの地で会えたということが、特別な感慨だった。

車でまず、荷物を置くために、ホテルに連れていってもらった。
駅からほど近いホテルで、ホテルというよりゲストハウスといったほうがいいか。
といっても、部屋はちゃんとしていて、なかは2階建て(?)になっている。
広々していて、清潔で、快適。
階段をあがってロフトのようになっているところにベッドと浴室があるのも、暖かくていい。
浴室は床暖房になっている。
窓からはアパートメントだろうか、コの字型になったきれいな建物が見える。

荷物を置いて、ふたたびなおみさんの車で、今度はなおみさんのお宅にお邪魔する。
街並は落ち着いていて、旧市街は歴史が感じられる魅力的なものだ。
あらためてゆっくりと歩いてみたい。
まだ芽吹いていないが、もうすこしたつと緑いっぱいになるのだろうと予想できる。
緑はまだだが、すでに咲きはじめている花がたくさんある。

なおみさんの家もどっしりした石造りで、パートナーのヨアヒムさんの事務所が地階にある。
コンピューターの仕事をしているということで、立派な事務所でびっくりした。
住まいも広々として、まわりの環境もすばらしい。

私はさっそく、12歳の息子のケンくんに、頼まれたおみやげのハイチュウを渡した。
なおみさんが作ってくれたパスタをみんなでいただいた。
シーフードのトマトソーススパゲティで、これも最高においしかった。
なんていい国なんだ、ドイツは(なおみさんがいるしね)。