2019年3月15日金曜日

シュトゥットガルトを後にする

3月14日、木曜日。
今日はシュトゥットガルトからフライブルクへ移動する日。

同行のSくんとぶらぶらと朝食に出る。
すこし慣れてくると、食事できる店はあちこちにあることがわかる。
日本のようにわかりやすい看板が出ていないのもあるし、こちらが看板文字に慣れていないというのもある。
「ベッカライ」というドイツ語でパン屋を意味する文字は、すぐに目にはいってくるようになった。

バート・カンシュタット地区では、駅前からネッカー川へと向かう、サブウェイの脇からはいっていく石畳の道が、いろいろな店がならんでいて散歩にいいのだが、今日はそこのあたりで朝食をとることにした。

パン屋がいくつもある。
どれにしようか迷っていたが、ふとはいった店はパンも売っているが、ケーキもたくさん売っていて、よく見ると店の奥はビュッフェスタイルで食事ができるようになっている。
訊けばひとり10ユーロだというので、そこでゆっくりしっかり食事することにした。

野菜が主で、ほかには卵料理やソーセージも少しだけある。
ベジタリアン向けの店かもしれない。
イスラム系の人がひっきりなしに出入りしている。
ラジオ番組がかかっていて、音楽もイスラムやインドあたりのものがかかっている。

客はドイツ人っぽい人もいるが、店はあまり繁盛していない。
味つけはシンプルで、あっさりしている。
ししとうみたいな青いのは青唐辛子で、なかなか真剣に辛かった。
隅っこのテーブルでは店員らしいおばさんが自分の食事をとっていた。
たっぷりのチーズとパンと紅茶をゆっくり食べていた。

食後、ホテルを引きはらい、バート・カンシュタット駅からシュトゥットガルト中央駅へ。
日本のJRにあたるDBの長距離急行に乗りこんで、フライブルクに向かった。