2019年3月12日火曜日

羽田、北京、フランクフルト、エアチャイナ

エアチャイナの搭乗予定の飛行機の到着が遅れて、とはいっても噂に聞くほどひどい遅延でもなく、すこし遅れて搭乗。
小さな飛行機で、エコノミークラスは身動きできない。
まあ数時間のことだから、と思っていたが、北京までは4時間。
かなりきつい。

北京に着いて、乗り継ぎの時間までたっぷりあるので余裕だと思っていたら、入国審査で手間取る。

まず私のパスポートの名前と搭乗券の名前のローマ字が1文字だけ違っていて、自動審査機で引っかかってしまった。
あらかじめ予想していたことなので、係員に説明して、無事に通してもらえた。

つぎの保安検査が非常に厳しいチェック。
ポケットのコインも家のキーも全部出して見せたり、ベルトのバックルまで調べられる。
鞄のなかのパソコンとタブレットはあらかじめ出しておいたが、充電ケーブルや予備バッテリーも全部出して調べられ、鞄は3度もX線検査を通された。

私の後にいた外国人は、鞄のなかからジッポのライターが出てきて、それを没収されたのは当然として、そのまま別室に荷物ごと連行されていった。
どうなったんだろう、女性の連れもいて心配そうだった。

乗り継ぎ便もすこし遅れたので、まああわてることはなかった。
フランクフルトに向け、出発。
これが長い。
最初より大きな飛行機だったので、めちゃくちゃ窮屈ではなかったが、それでもエコノミークラスは狭く、これはエコノミークラス症候群になるだろうということを体感した。
小声でいっとくと、めしもまずかった。

フライト約11時間。
北京までと合わせて15時間。
やれやれ、はるばる。

現地時間の5時40分、フランクフルト空港着。
いかにもドイツの空港、そっけなくてだだっ広い。
案内表示もそっけなくて、迷子になりそう。

到着便が多くて入国審査に時間がかかったけれど、ドイツの女性係官は大変感じがよく、なごやかに入国できた。
そのあと、空港構内のパン屋でサンドイッチとコーヒーを買って、朝ご飯。
おいしい。
パンもコーヒーも、はさまっているハムも。
食べ物がおいしいと平和になれる。

このあと鉄道でシュトゥットガルトに移動する予定で、その待ち時間にこれを書いている。
9時23分発予定だけど、ドイツの鉄道時間はまったく信用できないという話を聞いているので、どうなるやら楽しみ。