2019年3月21日木曜日

ドイツ旅行の装備品いろいろ振り返り

ひさしぶりの海外旅行だったが、準備にあまり不足がなかったのはよしとしよう。
パスポートの有効期限が切れてしまうほどひさしぶりだったが、前回の海外旅行との決定的な違いは、インターネットのあるなしだろう。
ネットにつながるかどうかというのは、いまや旅の死活問題といっていい。
そこまでいわなくても、旅の快適さを大きく左右するのはまちがいない。

航空券、ホテル、鉄道、コンサートや美術館のチケットなど、すべてネット経由で買えるし、バーチャルチケットが使える。
どこに行ってもスマホの画面でバーチャルチケットのバーコードかQRコードを見せれば、通ることができる。

逆にいえば、スマホが使えないときのことを想定しておかないと、かなり大変なことになるということだ。
バーコード付きのチケットは、ネットにつながらない場合を想定してあらかじめ印刷しておくか、スクリーンショットを取っておくほうがいいし、スマホの電池切れのことも考えておいたほうがいい。

スマホの電池切れ対策として、私は比較的大容量の予備バッテリーをふたつ持って行ったが、これも問題がみっつほどある。
ひとつは空港の保安検査で引っかかること。
ふたつめは重いこと。
みっつめは使ったあとの再充電の問題。

ネットにつなげるために、今回私は、アマゾンでヨーロッパ周遊SIMカードを購入しておいた。
これはなかなか優秀で、どこでも楽につなげることができた。
私が買ったのは、15日間4ギガバイト使えるもの。
SIMロックを解除したiPhoneなら簡単に使える。
セルラーモデルのiPadでも問題なく使えた。

ただ、4ギガでは容量ぎりぎりで、ちょっと不安があるということ。
移動も含めてあと3日ある現時点で、残り1ギガを切っている。
二週間程度でも10ギガくらいは通信量があることが理想的だろう。

衣類は充分だった。
もうすこし少なくてもいいかもしれなかった。
この寒い季節ではあるけれど。
何日か続けて滞在できるホテルの場合、衣類は自分で簡単に洗って使いまわせる。
着替えは思ったより少なくてすんだ。

いざとなったら買うという手もある。
ベルリンだったらユニクロもあるので、日本にいるときと同じ感覚で衣類を買い足せる。

一般的には必要ないかもしれないが、私はものを書いたり動画を編集したりするので、iPhoneのほかにはiPadProとMacBookProを持っていった。
このどれを欠いても不便だ。
今回の旅で確認したのは、情報端末とネット環境だけはケチらずしっかりと準備しておいたほうが、、現代の旅においてはストレスが少ないということだろう。

今回を振り返って、次回また長めの旅に出るときは、つぎのような心得を持っておくことにしよう。

・電源関係はバックアップを持っておく。
・データ通信は余裕をもっておく。
・できればスマホも予備機を用意しておく。