ドラムの今竹さんが見つけてきた店。
10月3日(水)夜、ここで音楽と朗読のライブをやることになったので、その下見に行ってきた。
羽根木からは京王井の頭線で吉祥寺まで行き、中央線でひと駅で三鷹に着く。
近い。
30分かからない。
今竹さんから店の様子を少しだけ聞いていて、なんだか特徴があるらしい。
今日、たまたま別件で打ち合わせに来ることになっていた月海ちゃんが興味を示して、いっしょに行くというので、野々宮、月海、あとでかっしーも合流して、昼間のセッションに行ってみる。
三鷹駅から徒歩2分の、超便利な立地。
ビルの3階にある、ごく普通のマンションの一室。
そして中も、店というより、普通の家の居間みたい。
かなりユニーク。
とくに防音もしていないらしく、階段をのぼっていったら演奏する音がじゃんじゃん聞こえてきた。
入ったら今竹さんはすでに来られていて、ホスト役のピアニスト・田崎さんを中心にすでに演奏が始まっていた。
ピアノ、ベース、ドラムス、アルトサックス、テナーサックスというクインテット構成。
スタンダードナンバーのジャズを演奏している。
とりあえず席につき、ドリンクをオーダーして、拝聴する。
曲の合間に、田崎さんが私たちのパートをヒアリング。
私はピアノ、野々宮は朗読、と答えるが、朗読などというパートはジャズにはない。
しかし、おもしろがってもらえたようで、あとでやらせてもらうことになった。
下見のはずだったが、まあ半分は予想していたこととはいえ、いきなりやることになるとは。
しかも、私はまずスタンダードナンバーでのコンボ演奏かららしい。
田崎さんが私と交代し、今竹さんがドラムにはいった。
今竹さんからなにかスタンダードナンバーを、ということで、超定番の「枯葉」をやることにして、テナーに人に参加してもらって、カルテットで。
普通に演奏する。
それにしても、ジャズのスタンダードのカルテット演奏なんて、すごいひさしぶりだ。
やってみるとわかるが、リズムもコード進行も決まっている曲の演奏なんて、すごく窮屈な感じがする。
しかもジャズのアドリブ回しの形式もあって、もはやこれは伝統芸能に近い、という思いをあらたにして、おもしろかった。
野々宮が加わって、いつものフリー朗読セッションへ。
曲目、というかテキストは私の「アンダーグラウンド」。
いやいや、楽しい。
なんでもありのフリーセッション。
野々宮はあまり調子がよくなかったとのことだったが、今竹さんともスリリングなコミュニケーションを楽しめた。
終わってみると、ほかの方たちはちょっとぽかーんとした感じ。
田崎さんは大変おもしろがってくれて、絶賛だった。
後ろに用事があったので、まだセッション中だったが、15時にお先に失礼させていただく。
16時前、羽根木帰着。
16時に羽根木の家を自主映画の撮影で使いたいという人が、庭の片付けに来るはずだったのだが、少し遅れるとの連絡があった。
18時から夜ゼミ(テキスト表現ゼミ)。
今日はあらたに参加する人がなぜか集中して、約10名の参加となった。
テキスト表現ゼミでこれだけ集まったのは初めてかもしれない。
新人が多いので、表現の原点を意識しながら進めてみる。
新人の佐藤くんが、なんのきっかけか忘れたが、毎日おからを自分で調理して食べている、という話を聞いて、びっくりした。
彼のスリムの原因はそれだったのか。
ふなっちの能登土産のひっぱり餅をいただく。
あい子さんの差し入れのプラムをいただく。