2012年8月15日水曜日

マスター・スキルアップ、三軒茶屋〈羊々〉での「ひつじの百物語」

昨日は音読療法マスターコース修了者3名と、スキルアップタイムとして音読エチュードの再検証と共感的コミュニケーションの実践をじっくりとやる。
今後もこういう時間を大事にして、マスターたちには自信をつけていってもらいたいと思っている。

夜は三軒茶屋のジンギスカン〈羊々〉まで朗読イベント「ひつじの百物語」に参加するために行く。
ジンギスカンの店ではあるが、昨日は休店日で、残念ながらジンギスカンは食えない。
しかし飲み物はちゃんと飲める。

店は10人もはいればいっぱいのカウンターだけの店で、朗読するものはカウンターのなかにはいって読むという趣向。
それをまわりで飲みながら、つまみをつまみながら楽しむ。
私はミニキーボードと小さなアンプスピーカーを持っていったので、カウンターの端っこで演奏参加。

げろきょメンバーが多くて、げろきょメンバーでない人もいたけれど、だれかの知り合いであったりして、とてもなごやかな雰囲気。
まずはオニオンマダムこと、福豆々子、玻瑠あつこ、唐ひづるの3人朗読からスタート。
いちおうテーマ設定があって、こわい話、夏の話、ということになっている。

やんやいいながら、来た人はほぼ全員読むことになっている。
みぞれちゃんが話題の水着朗読を披露したのには驚いたが、ほかにもみんな工夫をこらした、しかし力のはいっていない自由自在な朗読を聞かせてくれて楽しかった。
カウンター側もそれに自由にからんだり、茶茶入れしたり、読む側と聴く側が一体になってみんなが楽しんでいる。
こんな雰囲気の朗読会はげろきょでなければありえない。

まぁや、唐・優作の新ユニット「ブルードック」、ところてん、野々宮卯妙も参加して、怪談なのに楽しい朗読がつづいた。
小さな朗読会だったが、げろきょ仲間の成長とつながりを見ることができて、私にとってはとても幸せな時間だった。