2012年7月10日火曜日

ライブをやりましょう

先日、板倉さんが急きょ入院されたとき、代行でやらせてもらったライブのとき、ドラムで参加してくださった今竹さんからうれしいコメントをいただいたので、紹介しちゃう。
こちら

今年の3月まで私のピアノメインのライブとしては、下北沢〈Com.Cafe 音倉〉で月に一度、30分だけランチタイムにやらせてもらっていたのだが、それ以外では私メインのライブというのはやっていなかった。
ライブの機会は多いのだが、たいていは朗読といっしょにやっている。
去年の震災前まで毎月やっていた中野ピグノーズのライブも、朗読セッションだった。

先日の代役ライブは、朗読セッションがかなりのパーセンテージを占めていたのだが、なんとなく代役ではあるけれど私のライブという感じがしていた。
たぶん、板倉さんというピアニストからライブを預かり、おなじピアニストとして引き受けたことだったからかもしれない。

その板倉さんは、数日前、下北沢〈レディ・ジェーン〉で元気な姿と演奏を見せてくれた。
板倉さんとチェロの翠川さんが楽器陣、そして野々宮卯妙と照井数男が朗読というセッションだった。
大変スリリングなセッションで、私は完全にお客の立場から楽しませてもらった。
しかし、終わってから、自分がセッションに加わっていないことに一抹の寂しさがなかったかというと嘘になる。

もっとも、うれしさのほうが大きいのだ。
現代朗読というものを育ててきて、いっしょにやってきた仲間が一流のミュージシャンと堂々と張り合い、一歩もひけをとらない強烈なタッグを繰り広げている。
もはやそこに私が心配顔で出ていく必要はないし、彼らはどこへ行ってもおなじように堂々とセッションを張ってくれるだろう。

となると、私は彼らの心配をする必要はなくなったかわりに、自分の面倒を見なければならない。
さて、どうしよう。
と思っているところへ、上記の今竹さんのコメントだ。

私はまだまだ自身でやりたいことがある。
しかも、東京に出てきてまだ10年あまり。
朗読セッションではなく、たまにどこかで単独でピアノを弾く機会があるとびっくりしてくれる人がいるけれど(こんなやつ知らんぞ)、音楽の世界にはまったくといっていいほどコネはない。
古くからやっていたような仲間も、東京にはいない。

とりあえずは今竹さんとなにかやれないかな。
ほかにも、げろきょには一流のセッションアーティストとしてひとり立ちできる可能性を持っている仲間が、まだまだ何十人も控えている。
仲間はいる。
あとは場所か。
どこかいいライブスペースを知っている人はいませんか。