北陸から東京にもどったら、連日猛暑。
しかも、一日一日、暑さの厳しさが増していく感じ。
夏は好きだが、この独特の東京の暑さにはまいる。
年齢も関係しているのかもしれない。
50歳を超えると、20代の頃より5度増しの暑さになると思ったほうがいい、となにかの情報にあった。
つまり、今日のように35度あったときには、40度くらいの対策をしたほうがいいということか。
とくに羽根木の家にはエアコンはなく、いくら古民家で風通しがよく緑が多いといっても、35度は35度。
今日はかなりこたえた。
朝からライブワークショップの今期5回め。
6回めは最終日で、ライブ本番なので、本番前の最終日といえる。
ライブの進行にそって、みっちりと稽古。
暑さのなか、これがかなりきつかった。
みんなもきつかったろうと思うけれど、私もかなりしんどかった。
昼はひさしぶりにピピカレーに行く。
昨日は午後、音読ケアの個人セッションがあった。
福すずこさんが、まだ経験値の浅い音読療法マスターたちのために、実証的に受けてくれるというので、ありがたくやらせてもらう。
夜は新宿の〈エル・フラメンコ〉に行き、フラメンコを堪能した。
現在のメインはヘスス・オルテガというダンサーで、彼もすばらしいが、サイドや音楽陣もすばらしかった。
このチームはとても作りこんで洗練されたプログラムを披露してくれたが、私の好みとしてはもう少し即興性があって自由度が高いほうがいいかも。
今日の午後は「キッズ・イン・ザ・ダーク」のゼミ生稽古。
数人をのぞいてほとんどのゼミ生出演者が、暑いなか、集まってくれた。
今回の公演はこれぞ現代朗読、といったふうに、いわゆるストーリーを伝える普通の朗読ではなく、身体性を生かしきったエチュード的なコンテンツを次からつぎへと繰り出す方式のものなので、かなりこみいっている。
通常なら稽古がたくさん必要なのかもしれないが、あえて稽古は最小限にしてある。
このあたり、私はゼミ生に絶大な信頼を持っている。
なにが起こっても、どんなハプニングがあっても、きっとそのままそれを「ライブ」として吸収して、進めていってくれるだろうと思うのだ。
そうすると、逆に稽古をあまりせずに、ハプニングが起こることを期待する気持ちが生まれてしまう。
ま、それはほどほどにしておいて。
ともあれ、現在のゼミ生がげろきょ始まって以来最高のパフォーマンスクオリティを持っている人たちで、しかしそのポテンシャルはまだ半分も出しきっていないはずで、公演当日と、今後がどのようになっていくのか、非常に楽しみであり、幸福な展望を持っているのだ。
公演「キッズ・イン・ザ・ダーク」の詳細はこちら。
とURLを張ろうと思ったが、お客さんがすでにけっこう予約してくれているみたいで、あまりお客さんが多すぎると今回のパフォーマンスに支障が出るので、もう宣伝しないことにした。
できるだけ少数のオーディエンスと濃密なコミュニケーション空間を作りたい。
夜はDVDになったジブリ映画「コクリコ坂から」を大スクリーンで観て、明日の「日めくり」配信のための珈琲カップのスケッチを描いた。
明日は朝から2級ボイスセラピスト講座。
夜もなんかあったっけな。
明後日は自分のスケッチ展の搬入日だけど、まだなんにも準備ができてない。