昨日はイギリスはオックスフォードから来日したブリジット・ベルグレイブによるNVCのワークショップの二日目だった。
二日目はすでにNVCをいくらか経験している人や、トレーナーの招聘グループのコアメンバーを対象にしたワークショップとして開催された。
二日間を通して、私は大きな学びをもらった。
ブリジットが考案した「NVCダンスフロア」というシステムは、すでに多くの人が体験していて確固たる評判を得ているものだが、私は今回初めて体験した。
NVCの共感のプロセスをまず視覚的に明示し、それを使って身体を動かすことで実感と明確さを作っていくという、入門ツールとしてとてもすぐれたものだ。
これを体験しながら、私もこういった入門ツールをオリジナリティをともなって作りたいとずっと思っていたことを、あらためて確認できた。
実践ワークでは、私は幸いにも、私にNVCを紹介してくれたケンちゃん(今回は通訳サポートとして参加)と組むことができて、彼のプロセスに付き合ったり、私の力不測でブリジットの助けを借りたり、ケンちゃんの正直さ・誠実さに触れたりできたことがありがたかった。このことをだれかにシェアできたらいいのだが。
ワークショップが感動的に終了したあとは、都合のつくみんなで一斉に羽根木の家に移動(一部ののっぴきならない人をのぞいてコアメンバーの多くが来てくれた)。
今日は詩吟の会に行って尺八演奏の学びのニーズを満たしていたルードも合流。
NVCの会の打ち上げにいつも料理を作ってくれるマリコの、オーガニックでヘルシーなディナーを堪能しつつ、打ち上げ。
ヘルシーとは対極にあるかもしれない賢さんのスパイスてんこ盛りの麻婆豆腐もいただく。
ここでもまた、ワークショップ以上にいろいろと感動的なできごとがあった。
とてもここに書ききれない。
とにかく今日は、豊かで濃密で、あたたかなつながりと共感に満ちた一日だった。
こういう大切な日々を、一日一日かさねていきたいと思う。