2011年5月19日木曜日

現代朗読で生活が変わるといううれしい話

明後日のライブ「初夏うふ2011」で来場者にプレゼントするCDの楽曲を、早朝からがんばってマスタリングする。
今回もなかなか来場者が増えず、苦労している。「初夏うふ」の次は「夏うふ」をやりたかったんだけど、しばらくお休みかな。
明後日は下北沢〈Com.Cafe 音倉〉にて、13:30スタートです。朗読ゲストで唐ひづると野々宮卯妙も出演してくれます。
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午前中は朝ゼミ。午後は昼ゼミ。
出席者がいつもよりちょっと多く、にぎやかだった。にぎやかだが、穏やかな空気。最近参加したひとりが、
「いつもの私とはまったく違うゆったりした時間の流れのなかですごせていやされます」
ということをいっていた。
また、去年から参加している人が、昼食のとき、いろいろ話をしてくれた。あえて名前を伏せるが、この人は以前、子どもや親とのコミュニケーションで困難を感じていたのだが、最近は穏やかになったという。自分が変わったのが原因だそうだ。以前はものごとをとても狭く見ていて、視野が狭くものごとを大きくとらえられなかったのだが、げろきょに参加するようになって気持ちが明るく穏やかになり、いろいろなことをゆったりととらえられるようになったそうだ。
現代朗読の活動が生活のなかで役に立っているのを聞くと、とてもうれしい。
目先の利益には役に立たないが、長い目で見ると人生全体を豊かにしてくれるんじゃないか、ということをみんなが共通に感じてくれているということで、うれしかった。またがんばろうという気持ちをあらたにした。

昼ゼミでは、唐さんが明後日のライブで読んでくれる「青い空、白い雲」のリハーサルを一回だけやる。なにやらおもしろいアイディアを作ってくれていて、本番が楽しみだ。

最後にまりもちゃんに、次にオーディオブック収録する予定の半七捕物帳「帯取りの池」を読んでもらったのだが、その読み手としての成長ぶりに驚いた。まりもちゃんは朝ゼミをほとんど皆勤賞なのだが、これだけの実力をつけてきたのだとびっくりすると同時に、誇らしくなった。