2010年7月13日火曜日

iPhone App「Star Walk」

愛用のアプリを紹介する。
先日、友人の大ちゃんの家に行ったとき、まわりに人家の少ない山中だったので、最初にした質問が、
「ここって天の川、見える?」
だった。
見えるそうだ。が、同行した別の友人は、生まれて一度も天の川を見たことがないといった。
私はかろうじて数回見たことはあるが、それにしてもいまは東京住まいなので、夜空を見上げても数えるほどしか星は見えない。
しかし、星を見ることは好きだ。星を見ているとき、脳はなにか別の働き方をしているような気がする。
星が見えないときは、このアプリを代用する。

起動すると、まず、その日の基本データが表示される。
画面もなかなかかっこいい。科学少年だった私たちの世代にはたまらない。
太陽系のおもな惑星と当日の状態。太陽なら日の出、日の入り、日の長さ、視度、月なら月齢など。昨日は新月というか、月齢ほぼゼロだったことがわかる。

右下の「×」ボタンを押して当日情報を閉じると、基本画面が表示される。
星空だ。
スペーシーな感じの音楽が流れているが、これは設定で消すこともできる。
設定で星座を表示させることも、させないこともできる。星座の名前を英語または日本語に切り替えることも可能。
表示されている線分は地平線と黄道だ。
iPhone を夜空にかざせば、その方角の星が表示される。これは便利。
また、夜、暗いところで使うのに見やすい「夜間モード」というのもある。

画面はピンチイン、ピンチアウトで、拡大・縮小できる。
星座や星そのものをタップすると、それについての詳細情報が表示される。
惑星ならその説明や運行情報など、詳しいことが読める。

おまけモードでハップル宇宙望遠鏡による美しい星の写真がたくさん見ることができるほか、検索モードもあり、こまやかな配慮が行き届いているアプリだ。
頻繁にバージョンアップもされているのも好ましい。
現時点で350円。